森山光太郎

著作はこちら https://booklog.jp/users/363f46ad8d…

森山光太郎

著作はこちら https://booklog.jp/users/363f46ad8dab085f 作品を作った経緯など、ポツポツと書いていきます。 たいてい、執筆に行き詰まっている時に書いていきます。

最近の記事

隷王戦記 その後の物語

はじめに 【※※ネタバレアリ※※】 隷王戦記のその後の世界を、年表形式でご紹介します。 ボーナストラックのようなものとなりますので、読了された方の中で興味がある方、ご覧くだされば幸いです! ネタバレなしの謝辞はこちら https://note.com/kotaromoriyama/n/na39be8d536d7 人はとても弱く、愚かで、非論理的で、それでいながら強く生きることを望み、賢くあることに憧れ、論理的であろうとします。 だからこそ、理想の自分と現在の自分との差に

    • 『銀狐は死なず』『女王の番犬』の作家たち

      二人の先輩と酒を飲む。 業界の片隅でひっそりと暮らしている森山が 「鷹樹先生と飲みたい!」 そう駄々をこねた私の要望に、タフネゴシエーターこと青木杏樹先輩が 青森の出張帰りの素敵オジサマを引っ張り出して飲む機会を与えてくださいました。 先輩方、誠にありがとうございました!! 飲み始めて一杯目で性癖の話になり、 以降、変態というフレーズを度々いただき、若輩森山は感無量でした。 (意訳:めちゃめちゃ楽しかったです) 本にサインもいただき、とても楽しい時間を過ごさせ

      • 隷王戦記完結に思うこと

        ※とくにネタバレはありません! 隷王戦記3、ついに完結しました。 1巻が発売となった2021年3月17日から、3巻発売となった2022年4月20日までの1年と1か月。読者の皆様、関係者の皆様、誠にありがとうございました。 皆様の応援があったからこそ、書き続けることができ、そして合計1277ページの最後の行に〈了〉の文字を打つことができました。 作家森山光太郎としては、初めてのシリーズものでの完結作品となり、初期から応援いただいている皆様にも、ようやく少しだけ恩返しがで

        • 青春時代、衝撃を受けた作品たち

          Twitterで名刺がわりの10冊というタグ、めっちゃやりたいなあと思っていたのでnoteにて。 これまでの読書、、、に加えて漫画や映画についてつらつらと書いていこうかなと。ちなみに、明後日が〆切ということは、僕は忘れていません。まじでしっかりと頭の中にあり、布団の中で震えながら太田上田をBGMに、これを書き記しています。 色々紹介したいものがありますが、4パートにわけてご紹介していきます(書けよ森山…) というわけで、最初はこれまで読んだ小説の中で、これは死ぬまで繰り返

        隷王戦記 その後の物語

          『隷王戦記2 カイクバードの裁定』のあとがきのようなもの≠あとがき

          8/18、『隷王戦記2 カイクバードの裁定』を無事に上梓できました。 応援くださっている皆様、関係者の皆様、まずは誠にありがとうございます。 ここではポロポロと書いているときのエピソードなどを連ねていこうかなと。 文庫本内ではないので、とりとめのない話に逸れていく可能性が大ですが、そこは大目に見てください。 発売日の18日、心を統一して1ページ目から読み直し、読み終わったのは19日の早朝。 そりゃあ、書いた本人だから読むのは速いに決まっている。 この世の誰よりも早

          『隷王戦記2 カイクバードの裁定』のあとがきのようなもの≠あとがき

          僕を作家にした三文字

          火神子 天孫に抗いしもの 2019 朝日新聞出版社 デビュー作。 大学を卒業し、新卒で入った会社を1ヶ月で辞めた僕は、作家を目指すために25歳までアルバイト生活を送る事を決める。 1ヶ月で辞めるきっかけとなったのは、朝日新聞出版社からの「最終選考に残りました」という一本の電話。その年は受賞する事はかなわなかったが、踏み出すきっかけにはなった。 そこからのアルバイト生活は今思えば楽しかったものの、二度目は良いかなと思うものである。 家から徒歩30秒の自転車屋、手取り1

          僕を作家にした三文字