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走ったり、歩いたり、止まったりしながら、僕はメールを手紙のように書いていく。

こんにちは!コピーライターの阿部広太郎です。

2015年から『企画でメシを食っていく』という連続講座を主宰しています。はじめに、どうして立ち上げたのか?の簡単な経緯を書きますね。

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社会人になって配属されたのは「人事局」でした。研修や講演会の準備をしたり、粛々と。そこから、広告をつくる制作の仕事、コピーライターにどうしてもなりたくて、試験を突破して、なんとか異動しました。

仕事をしていく中で感じたことがあります。

それは「企画」を通じて、目の前の仕事を通じて、自分自身すらも変わっていく感覚。ああ、生きてるなぁ自分、と思える感覚。どきどきしながらプレゼンして、わくわくしながら世の中に贈り出して、反響を受けて動いていく、そこで感じるのは大袈裟ではなく、ライブ感なんですよね。

自分ひとりで邁進していくのもいい。けど、志をともにする仲間が増えていったらどうなるだろう?

企画する人が増えていったら、世の中が良い方向に向かっていくに違いない…!「企画する人を世の中に増やしたい!」という思いに突き動かされて立ち上げたのが連続講座、通称「企画メシ」でした。

はじめたのは2015年。5年前のことです。今みたいにコミュニティやオンラインサロンの盛り上がる前で。手探りで告知するためのメッセージを考えて、どきどきしながらSNSで告知して、選考をして、スタートを切ったことを今でもよく覚えてます。

つづけること5年。今年、リアルな場に集まって、密な学びの場を開くことはさすがにできなくて、未来に待ち合わせをするための連続講座「言葉の企画2020」をオンラインで始動しました。

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オフラインからオンラインへ。講座の開催の仕方、やり方は変わろうとも、何一つ変わっていないことがあります。

それは、「手紙を書くようにメールをする」ということです。

講座であり1つのコミュニティではあるけれど、会社や学校のように、頻繁に顔を合わせたり、連絡を取り合ったりする訳ではありません。定期的にする一回一回の連絡、そこに血を通わせられるかどうか、温度を届けることがどうかで、一人一人のモチベーションも変わっていきます。

だから、手紙を書く時に、背筋が伸びて、しゃんとした気持ちで向き合うように、メールも書くぞ、と。それだけはこの5年、貫いてきました。

今、全7回の「言葉の企画2020」は、残すところ2回。終盤です。

終わりに近づくにつれて大切なのは、始まりを振り返ることだと思います。講座に参加する企画生(受講生、ではなくそう読んでいます)に送った「ファーストメール」を読み返しました。このnoteに共有させてください。

※※※

『言葉の企画2020』
企画生のみなさんへ

阿部広太郎です。
課題の案内よりも、挨拶よりも、
真っ先に伝えたいのはこの気持ちです。

本当に、ありがとうございます!

『企画でメシを食っていく』からはじまった、
『言葉の企画』という連続講座。

この企画を見つけてくれて、信じてくれて、
バトンを受け取ってくれて、
心の底から感謝してます。ありがとう。

北は北海道から、南は沖縄まで。
言葉と企画に可能性を感じる、日本全国の、
ぴったり100名がここに集うこと。

これから先、どんなことが起こるんだろう?
未来にどんなことが待ち受けているんだろう?

どきどきするし、その胸の高鳴りに応える、
思いをひたむきに注いでいくことを、誓います。

それでは…
「行動、企画、発信」の力を身につけて、
未来に待ち合わせするための連続講座
「言葉の企画2020」はじめましょう!

当初、どれくらいのエントリーがあるのか?
こればっかりは本当に読めませんでした。

『最後までやり遂げる気がある方』と、
あえて告知文にも書いたのは、
「散歩のついでに富士山に登った人はいない」
という言葉があるように、やり遂げる気さえあれば、
ゴールテープにたどり着けると思っているからです。

100名全員。一人ひとりのあなたと、
走ったり、歩いたり、止まったりしながら、
最後まで僕は一緒に進んでいきたい。

スキルも要りません。年齢も問いません。
1つだけどうしても必要なことは、
同期の企画生から学ぶぞ、という姿勢です。

恥ずかしがらずに課題を出してみること。
大丈夫です。僕が絶対に受け止めるので。
そして嫉妬で目を背けない、素直でいること。
感動したことがあれば、ぐんぐん吸収しましょう。

僕がこれまで6年ほど運営してきた講座の中で、
100名は最大の人数です。はじめての試みです。

「1(僕)to 100(皆)」の学びの場ではなく、
僕自身も、素直に、貪欲に、誠実な企画生として、
「101(皆&僕)to 101(皆&僕)」の、
学びの場にしていきます。

それぞれがそれぞれに、心を配り合える場。
この関係性を育てていけたら、
居心地は良いのに刺激的な場になる。

この場を育てていく第一歩として、
お互いを知ることが必要不可欠です。
そのための第1回目の課題を発表します。

3つの課題の説明をした後に…

書かなきゃ!と出す時が、
学びがいちばん入る時です。

それぞれの問いを心に持って、
日々を過ごしてみてください。

すると不思議です。
入ってくる情報が変わるはずです。
その中からぜひ『言葉の企画』を、
完成させていってください。

課題の〆切は、3つとも、
6月3日(水)昼12時まで。
10日間ほどあります。

そして、時間内に提出をお願いします。
事務局は皆さんのお世話係ではありません。

前のめりに臨んでくださっている皆さんに、
「出してください〜!」と、
課題を追いかけるということをしたくないのです。

(みなさんに対して、これをわざわざ言うこと自体が、
失礼だとも思ってます、申し訳ないです)

この場に、参画してくれるあなたに、
持ちうるエネルギーを注力していきます。

万万万が一提出が遅れる場合は、事前に連絡する。
当たり前のことを当たり前のように。
どうか、お願いします。

課題の提出をとりまとめてから、
講義の前に、皆さんにPDFを共有します。

100名分を読みながら、
講義までの1週間を過ごしてもらいます。
その上で、当日オンラインに、
集合できたらと思います。

それでは最後に名簿です。
「言葉の企画2020」の
チームメイトです。

ここで、100名全員の名前を紹介しました。ここでは割愛しますね。

スクロールして、
圧倒されませんでした?

僕はされました笑。
そして気合を入れました。

提出する際の
企画書のファイル名は、
出席番号氏名.pdf
たとえば…
1◯◯◯◯.pdf
のように。

数字の後に、コロン「.」も、
アンダーバー「_」も要りません。
送る時にチェックをお願いします。

例)
good→0阿部広太郎.pdf
bad→0_阿部広太郎.pdf

そして提出の際、「メールの件名」は、
===================
【言葉の企画_1回目】◯◯◯◯の企画書
例えば…
【言葉の企画_1回目】阿部広太郎の企画書
===================
上記のようにして、
PDFを添付して送ってください。

長々と書きました。

このメールを読んだ瞬間から、
『言葉の企画2020』がはじまっています。

いやーほんとわくわくしてます。
この半年間、前のめりに、
企画する時間にしましょう。

Twitterでも #言葉の企画 で発信しています。
ぜひ、SNS上でもつながれたらなと思います。

この約10日間。
自分の心という底のしれない感情の渦に、
問い掛けを投げかけ、何かをつかむんだ!と、
掘り下げて、掘り下げて、自問自答して、
向き合ってみてください。

さあ、どうなっていくか?
みんなで育てていきましょう!

1つ1つの企画、そして課題。
出し惜しみなくカマしてくださいね。

まとめ。課題は3つ。
6月3日(水)昼12時まで締切。

第1回目
6/13(土)13:00~
オンラインで、
みなさんと会えること。

そしていつか、
横浜みなとみらいのBUKATSUDOにて、
集えること、楽しみにしています。

以上です、それでは!

阿部広太郎より

※※※

ほんの数分で読めるメールも、数十分かなあ、書いたり消したりしながら、書き進めて、一生懸命に書く。読むとすぐ読めちゃうんですけどね。

それこそ、メールという白紙の上を、走ったり、歩いたり、止まったりしながら書く。

メールって、日常に溶け込んでいるからこそ、ここぞという時、本当に大事だと思うんです。いやもちろん、全部が全部手紙のように書いてたら一日がまわらなくなっちゃいますし、事務的に返すことが必要な時もあります。

それでも、手紙のように書く、というスタンスをとったことで、伝わる思いがあったと思うし、動きはじめたことがあると思うし、ちょっとした奇跡みたいなことが起こります。その実感が、ここに集う企画生になにか少しでも伝わっていたら、とてもうれしく思います。

改めて読み返して、僕が嬉しくなったのはこの部分でした。

スキルも要りません。年齢も問いません。1つだけどうしても必要なことは、同期の企画生から学ぶぞ、という姿勢です。

最初に書いたメールが、現実になっていくように。いま実際に、企画生同士の学び合いが、あらゆるところで見ることができている嬉しさ。この場づくりを行うことで、一人ひとりの変わっていく姿を見ていける幸せがあります。

10/27(火)と10/28(水)の2夜連続で行う特別報告会は、僕という人間も含めて『企画生の今の姿』を伝えたくて企画したオンラインイベントです。そして、2021年、未来の企画生にバトンを託すような気持ちもあったりします。次は!って伝えたい。

イベントのアーカイブチケットはこちらから!

二夜(2つのイベント)ともに過ごしていただけたら本当に嬉しいです。1dayの企画生体験、お待ちしております。この90分から何かがはじまっていくように。

このnoteもそうです。

手紙のように、言葉や企画が好きなあなたに届きますように。


ありがとうございます◎ 新刊『あの日、選ばれなかった君へ 新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ』(ダイヤモンド社)手にとってもらえたら嬉しいです🙏🏻 https://www.amazon.co.jp/dp/4478117683/