見出し画像

アートディレクターこそ、言葉を学ぶべし。コピーライターこそ、デザインを学ぶべし。

「面倒くさいという感情を捨てる」

「デザインなんて、そもそも面倒くさいもの」

「面倒くさいから価値がある」

司会進行しながらも、聞き逃すまい、メモるぞ〜!と思いながら、アートディレクター兼デザイナーの岩下智(さとる)さんのお話を伺っていました。

※※※

2021年3月から、宣伝会議にて、アートディレクターとコピーライターが共に学び、共に創る、「ART&COPY」コース(月イチ全8回)がスタートします。どんな講座で、どんな空気感で、どんな思いがそこにあるのか? すこしでも知ってもらいたい…!!と思い、オリエンテーションを兼ねて無料体験講座を開催しました。

(追記)オンライン&オフラインで開講することに決まりました。

1/16(土)電通 アートディレクターの岩下智さんをお招きしてオンライン開催しました。

画像2

こちらは岩下さんがご自身でつくられたポートフォリオのサイト。最近だと「一行文庫」!いやあもう…発想と定着とほんとうに鮮やかだよなあ。僕は「SAZAE RADIO」も好き。

「ART&COPY」コースは、コピーを書く人、デザインをする人が課題ごとにコンビを組む。自分ひとりで課題が完結する訳ではないから、お互いがどんな心持ちで向き合うか? そこがとても大切。

体験講座を通じて、会社の先輩でもあるアートディレクターの岩下さんが、ふだんどんな思いをもってコピーライターと仕事をしているのか? 聞きたかったんです。

僕の視点で印象に残った言葉を綴らせてください…!!

アートディレクターこそ、言葉を学ぶべし。コピーライターこそ、デザインを学ぶべし。

岩下さんが後輩のアートディレクター・デザイナーに伝えていること。それは、オリエンそのものは言葉でやってくる。本を読むと、言葉から絵を考える訓練になる。苦手なことを学べば人は強くなる。お互いがお互いを学ぶことで(全部出来なくちゃいけない、ということではなくて)領域をはみだすことで、より良いアウトプットになっていく。

言葉係、ビジュアル係にならないようにする。それぞれが企画全体を考える。

課題を超える、その企画の根幹を考えるのは両者ともに共通。全体を一緒に考えていく。

面倒くさいという感情を捨てる。デザインなんて、そもそも面倒くさいもの。面倒くさいから価値がある。「何ができるか」ではなく「どうやればできるか」。

「大ざっぱなデザイナーっていやじゃないですか?」という岩下さんの言葉が印象に残ってます。細部まで磨いていく…!それはコピーライターも同じ。面倒くさいから価値があるって、勇気づけられるなあ。

仕事において、どうやってチャンスを掴むと良いと考えてますか?

という僕の質問に対して…何かを思いついた時に、面倒くさがらずにちゃんと考えをまとめること、そして企画を提案してみること。「SAZAE RADIO」も思いついて、企画を提案して、実現したとのこと…!

アートディレクターとコピーライター、信頼できる仲間に出会えていたら、実現までの推進力がグッと上がる気がします。思いつきを現実にする。していく。

ひとっとびに目的地まで行けるなんて、そんなことはほぼなくて。面倒を超えていく、地道の繰り返し。想像以上のその先へ行くために大切なことは、やる気を引き出し合って、コツコツとカタチにしていく、その根気しかないんだな改めて。岩下さん、本当にありがとうございました!

※※※

開講前、最後のオリエンテーションを行います。

3月から開講の「ART&COPY」コース、2/6(土)19時〜20時、本講座でいっしょに講義を行う、アートディレクターの小杉幸一さんとオンラインにてお届けします…!

スクリーンショット 2021-01-17 23.56.33

盛況にて終了、体験講座レポはこちらから↓

体験講座後、開講に向けて、僕が思うところもツイートしました!

この講座そのものが、はじめての試み。ポートフォリオ選考(2/15月 12:00〆切)を設けているものの、どんな人が集まってくださるのか僕自身も未知数で。ただ意欲のある人が集合するのは間違いないはずで...!

最強コンビが生まれることを目指す、この講座に可能性を感じてくれる人に集まってもらえたら、心から嬉しく思ってます。どきどき。そのぶんたのしみに進みます…!

▼講座にかける思いを綴ったnote

▼第一回目の無料体験講座のレポートを書いたnote

それでは、また!

ありがとうございます◎ 新刊『あの日、選ばれなかった君へ 新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ』(ダイヤモンド社)手にとってもらえたら嬉しいです🙏🏻 https://www.amazon.co.jp/dp/4478117683/