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【日経225先物】マーケット分析とトレード戦略|2021年10月20日(水)時点 ※毎週水・日曜更新

この記事を開いていただきありがとうございます!
日経225先物トレーダーのコータローです。

この記事では、日経225先物のファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を解説します。

また、上記の分析結果を落とし込んだ日経225先物の相場動向シナリオと、コータロー自身のトレード戦略の考え方も解説します。
皆さんがトレード戦略を考える上で、情報収集の時短や相場分析のヒント等としてお役立てください。


《サマリ》

総合評価は、短期は【強い or 中立 】中期は【中立】長期は【中立】と評価します。
※総合評価は、ファンダメンタルズとテクニカルの分析結果を総合的に評価したものですが、テクニカル分析の評価のウェートを比較的高くしています。

ファンダメンタルズの評価は、短期は【好材料優勢 or 中立】、中期は【中立】、長期は【悪材料優勢 or 中立】。

主要な各国株価等指数は、引き続き強く進捗しています。
中国市場の成長鈍化懸念、米国債務上限問題、次期FRBトップ人事、日本の解散総選挙など、中長期的なリスク材料は引き続き多く存在するため、一時的にボラティリティや調整相場が発生する可能性は引き続き警戒。

テクニカルの評価は、月足は【中立】、週足は【中立】、日足は【強い or 中立】に修正。
日経も引き続き強く進捗しています。
直近下落波動へのフィボナッチ61.8%ラインを上抜いてきたので、下目線は一層後退しました。
ただし出来高がやや物足りないのが少々気になるところ。
ファンダメンタルズの悪材料が一時的に棚上げされている状況のため、急な梯子外しによる下げ、ボラ発生は一応警戒が必要です。

《テクニカルベースのシナリオ》

①引き続き上昇(40%)
②ある程度の値幅を伴いながら、ボックスまたは三角保ち合いに移行(40%)
③日足フィボナッチ61.8%ラインを再び下抜き下落転換(20%)
※括弧内%は各シナリオの実現可能性の設定値

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 ↓ 以下、詳細な分析 ↓

《ファンダメンタルズ》

・短期は【好材料優勢 or 中立】、中期は【中立】、長期は【悪材料優勢 or 中立】に修正。
・主要な各国株価等指数は、引き続き強く進捗。
・長期投資をしているなら、早めに飛び乗ってついていくしかない状況。
・中国市場の成長鈍化懸念、米国債務上限問題、次期FRBトップ人事、日本の解散総選挙など、中長期的なリスク材料は引き続き多く存在するため、一時的にボラティリティや調整相場が発生する可能性は引き続き警戒。

■ファンダメンタルズ好材料/悪材料まとめ  ※赤字はアップデート項目

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■経済指標スケジュール

10/20 (水)
18:00 欧州 9月 消費者物価指数(HICP、改定値)

10/22 (金)
08:30 日本 9月 全国消費者物価指数(CPI)

10/26 (火)
23:00 米国 9月 新築住宅販売件数

10/27 (水)
23:00 カナダ銀行 政策金利

10/28 (木)
15:30 日本 日銀総裁、定例記者会見
20:45 欧州 ECB政策金利
21:30 米国 7-9月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値)

10/29 (金)
17:00 独国 7-9月期 GDP(速報値)
18:00 欧州 10月 消費者物価指数(HICP、速報値)
18:00 欧州 7-9月期 四半期域内総生産(GDP、速報値)
21:30 米国 9月 個人消費支出(PCEデフレーター)

11/1 (月)
23:00 米国 10月 ISM製造業景況指数

11/3 (水)
21:15 米国 10月 ADP雇用統計 [前月比]
27:00 米国 FOMC、終了後政策金利発表

11/4 (木)
21:00 英国 英中央銀行 金利、資産買取プログラム規模、英中銀金融政策委員会議事要旨 発表

11/5 (金)
21:30 米国 10月 非農業部門雇用者数変化、失業率


情報出所

・ロイターニュース(https://jp.reuters.com/investing/markets)
・ブルームバーグニュース(https://www.bloomberg.co.jp/)

・CFTC建玉明細(https://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=9107)

・Yahoo!ファイナンス(https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/)


《テクニカル》

・月足は【中立】、週足は【中立】、日足は【強い or 中立】に修正。
・引き続き強く進捗
・直近下落波動へのフィボナッチ61.8%ラインを上抜いてきたので、下目線は一層後退した。
・ただし出来高がやや物足りないのが少々気になるところ。
・ファンダメンタルズの悪材料が一時的に棚上げされている状況のため、急な梯子外しによる下げ、ボラ発生は一応警戒が必要。


■月足

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中立(変更なし)
・直近で強く上昇するも、直近最高値の30600〜30700円付近でレジスタンスを受けている形。
・10月足は陰線からのスタートとなっているが、数本以内(年内)に直近最高値を抜くことができなければボックスまたは下落への転換を疑う必要が出てくる。
・一方、月足の直近上昇波動に対するフィボナッチの23.6%ラインでは何度もサポートされている。
・急角度のトレンドライン(白色破線)を割り込まなければ、上昇トレンド継続の可能性の方が高いと考える。



■週足

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中立(変更なし)
・急角度のトレンドライン(白色破線)でサポートを受けた形。
・直近の急上昇と急下降により形はやや汚くなっているが、上位足のトレンドは崩れていないと評価できる。
・一方的に売られる展開が続く可能性は低くなったと考える。
・今後は上昇トレンド継続か、または横ばい・三角保ち合いへの移行を想定していく。



■日足

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強い or 中立
・引き続き強く進捗
・直近下落波動へのフィボナッチ61.8%ラインを上抜いてきたので、下目線は一層後退した。
・ただし出来高がやや物足りないのが少々気になるところ。
・ファンダメンタルズの悪材料が一時的に棚上げされている状況のため、急な梯子外しによる下げ、ボラ発生は一応警戒が必要。



《コータローのトレード戦略》

 月曜の23時半くらいにロングを仕込みました。
 直近で200日MAを上抜いてきた上昇波動のフィボナッチ23.6%調整からの再上昇を狙ったものです。
 フィボナッチ38.2%くらいまでの調整はあり得ると思っていましたが、そこまでは下げずに上昇再開しました。

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 今週後半も引き続き上目線で見ていますが、出来高がやや物足りなくなってきているので、また短期的な下げが入ってくる可能性はあるかと思っています。
 ファンダを伴った下げでなければ仕込み時かと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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※この記事は、主に日経225先物等をトレードしている投資家向けにトレード技術や経済、政治などを解説する目的で作成されています。実際の取引はご自身の判断と責任により行って下さい。




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