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【日経225先物】マーケット分析とトレード戦略|2021年7月7日(水)時点 ※毎週水・日曜更新

《サマリ》

引き続き材料難で閑散相場が
続いていますが、明日未明に
FOMCの議事要綱の発表を控えているので
リスクオフムードです。

やや悪材料が優勢となっているので、
どちらかというと下目線で見ています。

閑散相場狙いの仕掛けで
急に上下する可能性もあるので注意です。

FOMCの議事要綱で
テーパリング示唆があれば大幅下げ、
示唆なければヨコヨコor下げフラッグ継続
といったところでしょうか。

テクニカル的には、
おおむね日曜日時点でもっとも可能性が高い
としたシナリオ①のとおり進捗。

チャート形状的にも、
引き続き短期では下目線、
中期スパンでは再び三角保ち合いを形成
の流れを予想します。

昨晩のうちのそこそこ下げましたが、
週足のトレンドラインは守っており
底堅い印象もあるので、
追いかけ売りにはリスクがある相場付と
考えた方がよいでしょう。

僕は、テクニカル的に確度の高い、
自分のとくいなパターンに絞って
トレードしていこうと思います。

日足三角保ち合い下辺あたりでの
逆張りロングは面白そうと思っています。
「待つも相場」


《テクニカルベースのシナリオ》

①日足三角保ち合いを形成(60%)
②調整を挟みながら日足200MAまで下落(30%)
③少し上下に振れたのち上昇開始(10%)
※括弧内%は各シナリオの実現可能性の設定値

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 ↓ 以下、詳細な分析 ↓


《ファンダメンタルズ》

・引き続き材料難で閑散相場が続く。
・明日未明にFOMCの議事要綱の発表を控えているのでリスクオフムード。(テーパリング示唆があるかどうか)
・やや悪材料が優勢となっている。どちらかというと下目線。
・強く買われる理由もないため、目下は下優勢のレンジ(フラッグ)相場を予想。
・閑散相場狙いの仕掛けで急に上下する可能性もあるので注意。


■ファンダメンタルズ好材料/悪材料まとめ  ※赤字はアップデート項目

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■経済指標スケジュール

7/7(水)
27:00 FOMC議事要旨

7/9 (金)
15:00 英国 5月 月次国内総生産(GDP)
21:30 カナダ 6月 新規雇用者数

7/13 (火)
21:30 米国 6月 消費者物価指数(CPI)

7/15 (木)
11:00 中国 4-6月期 四半期国内総生産(GDP)

7/16 (金)
18:00 欧州 6月 消費者物価指数
21:30 米国 6月 小売売上高 [前月比]

7/20 (火)
08:30 日本 6月 全国消費者物価指数(CPI)

7/22 (木)
20:45 欧州 ECB政策金利

7/26 (月)
23:00 米国 6月 新築住宅販売件数

7/28 (水)
27:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)

7/29 (木)
21:30 米国 4-6月期 四半期実質GDP(速報値)

7/30 (金)
17:00 ドイツ 4-6月期 GDP(速報値)
18:00 欧州 7月 消費者物価指数(HICP)(速報値)、域内GDP(速報値)
21:30 米国 6月 個人消費支出(PCE)

情報出所

・ロイターニュース(https://jp.reuters.com/investing/markets)
・ブルームバーグニュース(https://www.bloomberg.co.jp/)

・CFTC建玉明細(https://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=9107)

・Yahoo!ファイナンス(https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/)


《テクニカル》

・おおむね、日曜日時点でもっとも可能性が高いとしたシナリオ①のとおり進捗。
・引き続き短期では下目線、中期スパンでは再び三角保ち合いを形成の流れを予想。
・次点シナリオとして、 2/17から続く下降チャネル内での上下動を想定。(雇用統計でポジティブサプライズ無かったので短中期では下目線が優勢になったとみなしシナリオ変更。)
・急激にボラティリティが高まる展開は考えにくいが、薄商いでの仕掛けは引き続き警戒が必要。


■月足

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中立(更新なし)
・上下にヒゲのでている足が続いており方向感のないままヨコヨコ
・引き続き中立的なイメージ。
・時間調整が継続するか、価格調整に移行するかの分かれ道にある状況。
・トレンドラインを割り込んだら本格的な調整になる可能性があるので注意。



■週足

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中立 or 弱い
・引き続き底堅い印象だが、週初めから陰線となりトレンドライン①を割り込んだ。
・このトレンドラインを割り込んだまま週末を迎えて陰線確定するとやや弱い印象のチャートとなるので注目。
・中長期的に、日本のバリュー銘柄見直しの流れに乗って上昇するとの予想は引き続き堅持。



■日足

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中立 or 弱い
・おおむね、日曜日時点でもっとも可能性が高いとしたシナリオ①のとおり進捗。
・引き続き短期では下目線、中期スパンでは再び三角保ち合いを形成の流れを予想。
・次点シナリオとして、 2/17から続く下降チャネル内での上下動を想定。ただし、200日MAを大きく割り込むことは現時点では想定しない。(雇用統計でポジティブサプライズ無かったので短中期では下目線が優勢になったとみなしシナリオ変更。)
・急激にボラティリティが高まる展開は考えにくいが、薄商いでの仕掛けは引き続き警戒が必要。
・7月中は新たに形成されつつある三角保ち合いの動き ⇨ 8月のジャクソンホールでテーパリング開始宣言に伴い一旦下落 ⇨ 日欧市場への資金シフトにより上昇という展開を予想。


《コータローのトレード戦略》

・ファンダメンタルズの環境は方向感出ず。
・先週、「4時間足では右上がり三尊からのヨコヨコで天井圏を示唆」としましたが、結果的にはこの読み方が正解でしたね。(週明け寄付きからショートできてればな~。。歩いている最中でスマホ見れなかったので仕方ないんですけどね。。)
・短期では、引き続きチャート形状から売り目線で見ています。
・閑散相場での仕掛けを警戒しながらも、チャートパターンやトレンドラインブレイクを手掛かりとした機械的なトレードに徹することにします。
・昨日日中に短期下降トレンドラインを上ブレイクできなかったことから、上値が重たいことは確認できました。
・1時間足で三角保ち合い等を形成したらエントリーを検討します。
・それまではひたすら“待ち”です。
・一応上下動はしているのですが、いまいち値幅がでていないので無理に取りに行かなくてもよいかなと。
・一方、4時間足200MAを上にブレイクワンタッチするようなら、ロングを検討しようかと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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※この記事は、主に日経225先物等をトレードしている投資家向けにトレード技術や経済、政治などを解説する目的で作成されています。実際の取引はご自身の判断と責任により行って下さい。


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