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芸能事務所に転職して1年が経ちました。

こんにちは、新保紘太郎(@charytaro)です。
芸能事務所プラチナムプロダクションに転職して1年経ったので、この1年でやってきたことを記録しようと思います。


僕が自分に課してるミッションは「自社タレントコンテンツを活用できる企画提案をPRの観点をもって上位工程に提案営業する」で、それを意識しながら1年動いてきました。
下の図は入社面接のときに持ってた資料の一部です。
従来の商流だと芸能事務所は、広告代理店主導の企画で制作会社がつくるコンテンツに「タレントをレンタルする」業務を超えられないと思っています。
将来的には、よりタレント本人の個性や思想を活かした提案をしていくために、立ち位置を上位に変えていきたいと思っています。
(制作会社を下流に書いていますが、横並びのパートナーにしたいと最近考え直してます。)

画像1

それでは早速このような思想のもとで動いてきたことを書き連ねていきます。


■タレントコンテンツの自社制作

はい、今日一番の目玉はコレです。
10月1日より、箱根フリーパスの公式instagram投稿素材制作をまるっと引き受けています。(半年間で48投稿分)

箱根

キャスティング、編集クルーの手配、ロケハン、ロケバス手配、デザイン、テキストライティングまで全て行っています。
(ロケハンは僕が運転してます)
制作チームをミニマルにすることで、タレントの意見も反映しやすく、タレントも”一緒に制作してる感”があるため、協力的な良いスパイラルになっていきます。
従来の商流だと、クライアントと顔合わすのは撮影の1日だけで、その後1年間の契約で放映され続けるCMなどが多い現状ですが、制作クルーと横並びで上流に行くことで、クライアントと対話する機会を増やしたいと思っています。


■他社タレントも含めたキャスティング最適化

バーターって聞いたことありますよね?
起用したいタレントと合わせて、事務所が売り出したいタレントを一緒に出すアレです。
売り出したいタレントがその案件と親和性があれば問題ないですが、単純に露出が欲しいだけで親和性のないタレントのバーター起用はお互いにとって微妙な結果になりがちです。
キャスティングされる立場だと純粋な利益最大化のために、出演枠の限りタレントを捻じ込んて行く作業になりますが、キャスティングポジションに立てば、クライアントに納得いただくタレントをアサインしつつ利益もしっかりあげられるようになります。
最近だと大手広告代理店が社内規定で直接取引できないようなフリーランスモデルやYouTuber、個人事務所のタレントに指名がある際に、キャスティングフィーをもらってキャスティングしてたりします。


■タレントへのSNS運用支援

直接売上に繋がる部分ではありませんが、タレントに向けたTwitterやinstagramなどの運用サポートをしています。
具体的には公式認証バッジの申請や、ゲストを招いてのテクニック・最新情報を共有するための講習などを行なっています。

ファンを増やし、コミュニケーションツールとして使うのはもちろん、最近ではキャスティング募集の際もSNS情報が求められるので、今後も手厚くしていきたい重要なサポートポイントです。


ザックリこの3つが最近やってることです。
これからの1年はこの3つをより加速させていきます。
(お仕事の相談お待ちしています!)
他にも取り組みたいアイディア色々あるのですが、それはまた別の機会で。

新保紘太郎(@charytaro)でした。

#プロモーション #PR #パブリックリレーションズ #広報 #広告

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