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Kaleido焙煎機のプロファイル共有

Kaleido Sniper M1 PROを使用している KOTARO COFFEE ROASTERです。

最近、前に最適だと思ったプロファイルでも納得がいかず、色々調整を繰り返していました。

ここ2日間で、何故かはまだわかってないけど、良い感じに焼ける焼き方があったので共有します。完全に主観なので、もし、Kaleidoの焙煎がわからなくなってきた方、あまり焼き方が掴めていない方は参考程度で読んでみてください。

(勢いのまま書いてるので、めっちゃ分かりづらいと思います。ご了承ください。)

もし、「こういうことなんじゃないか?」というのが分かる方は、ぜひコメントにて教えてください。

これまでのプロファイル

投入量:115-125g
投入温度(予熱):200-210度
投入時:火力40%、排気40%
ボトム後:火力80%、排気40%
※RORの変化に合わせて2%ずつくらいで火力UP
※排気はドライ終わりから50%-60%までUP
1ハゼ後:火力80%、排気75-80%
1分後、おおよそ5度くらい上昇でドロップ

上記のプロファイル例はこちらです。

以前までのプロファイル_参考例

中に火は入っているものの、浅煎りでも若干ビターな印象があったり、フレーバー感じづらかったりみたいなことが正直あった。火力を90%とかまで上げたりすることもあったので、その影響で火が入りすぎてたのかなとか。

この焼き方が最適解なのかと思ってたけど、たくさん豆を焼くにつれて、「いや、違うよな」と思うようになり、調整に入った背景です。

ということで、新プロファイルの共有です。

直近で良かったプロファイル(2024年5月)

投入量:115-125g(平均120g)
投入温度(予熱):180-190度
投入時:火力20%、排気20%
ボトム後:火力80%、排気0%
ドライ後:火力80%、排気20%
1ハゼ後:火力70-65%、排気40-50%
1分後、おおよそ5度くらい上昇でドロップ

上記のプロファイル例はこちらです。

直近よかったプロファイル例

このプロファイルにいたったプロセス的な思考部分を整理したいと思います。

テーマ:ビター印象の解消、クリーンなコーヒー

前に課題感としてあった「ビターな印象」をできるだけ解消したいというテーマ。

ただ、火力不足は避けたい。でも、できるだけ中まで火を通したい。ということで、ボトム後は火力を80%にして、排気は0%。その後の火力は80%以上に上げることはないようにしてみましたという火力操作です。

1ハゼ後に排気80%、火力40%とかの焼き方も挑戦しました。結果、RoRが急激に低下し、崩壊しました(最悪)。

仮説(1):60-80%の排気は強すぎる可能性がある
 仮説(1)':ドライ後に火力を落としているからより顕著に火力不足になるのではないか
仮説(2):今回のように火力が排気の%にほぼ等しいもしくは、下回る場合は、M1では火力不足になる可能性がある(蓄熱とかほぼない?)。
→仮説(2)の検証は以前のプロファイルで検証済み。火力はそのままで排気の%だけ上げていた。
→よって火力が強くて火が入りすぎ、ビターな印象になる?

こんな感じの仮説があったので、スタートの火力と排気の調整をメインで行うことに。

失敗したプロファイルを整理すると、

火力は70%スタートで、ドライ後5%下げる(排気0)、1ハゼ後火力40%まで下げて、排気を一気に60%まで上げる=1ハゼ後のRoR崩壊

です。なので、調整1回目は

火力80%スタートで、ドライ後10%下げる(排気0)、1ハゼ後火力40%まで下げて、排気を60%まで上げる。

さっきのプロファイルより1ハゼ後のRoRの急激な崩壊はしなくなった。最後のほうはなんか怪しい。

▼調整1回目の後
仮説(1):0から60%まで排気を上げて、火力を下げるから崩壊する可能性がある
疑問(1):ドライ後に火力を下げて排気を0のままにするのはなぜ?
→仮説:RoRが下がるのに、ドライ後に火力を下げる意味があまり分からず、だったら排気を調整してコントロールするほうがいいんじゃないか

ということで、2回目の調整時は、

ボトム後、火力80%スタート、排気0は変更なし。
ドライ後、火力80%はそのまま、排気20%にUP。
1ハゼ後、火力75-70%まで下げ、排気40%にUP。

割といい。

今回の豆はエチオピアのウォッシュ。aillioで焼いた豆とkaleidoで焼いた豆で飲み比べたが、kaleidoの豆のほうがクリーンでフレーバーも明確、酸質も綺麗。

今度はaillioの調整が必要かも…

最後にお決まりの宣伝です。

KOTARO COFFEE ROASTERは、AillioとKaleidoの2台の焙煎機を持っていることを良いことに、プロファイルシートと焙煎豆を送る定期便やセット品を販売しています。

毎月種類の異なる豆1種類45gとそのプロファイルシートを送料無料でお届けしています。

プロファイルシートには、その豆の詳細、プロファイルだけではなく、生豆の商社やロースターである僕のコメント、苦悩などなどを1枚の表裏に書いています。

これからオンラインストアをオープンしたい方、コーヒー屋を開業したい方は、同じ生豆を買って焙煎してみるのもよいと思います。

できれば、「こいつのプロファイルより自分のプロファイルでやったほうが美味しいな」というプロファイルを見つけてみてほしいです。

料金と内容こんな感じです。

⚫︎セット商品
*送料無料【TASTING FLIGHT ver2】Aillio & Kaleido 焙煎機違いの飲み比べセット+プロファイルシート付
料金:3,500円
▼内容
・コーヒー豆2種類(各100g)
・焙煎プロファイルシート2枚_Kaleido Sniper M1pro版、Aillio版
※コーヒー豆の種類のご指定はできません。
▼URL
https://kotarocoffeeroaster.stores.jp/items/663eb25b0b01f528a82042c2

⚫︎定期便/1ヶ月ごと_Aillio版
※定期便(エントリープラン【A】)※毎月1種類45g+焙煎プロファイルシート付/送料無料
料金:750円
▼内容
・コーヒー豆1種類45g
・焙煎プロファイルシート1枚
※コーヒー豆の種類のご指定はできません。
▼URL
https://kotarocoffeeroaster.stores.jp/items/65d0a1756d15122588951b26

⚫︎定期便/1ヶ月ごと_Kaleido版
※定期便(エントリープラン【B】)※毎月1種類45g+焙煎プロファイルシート付/送料無料
料金:850円
▼内容
・コーヒー豆1種類45g
・焙煎プロファイルシート1枚
※コーヒー豆の種類のご指定はできません。
▼URL
https://kotarocoffeeroaster.stores.jp/items/663ea7360b01f524c82041ee

こんな感じで、少し不思議で誰もやらない定期便とセット品を販売しています。もちろん、豆も販売していて、浅煎り7種類、深煎り1種類ご用意しています。

それではぜひ、一度オンラインストア覗いてみてくださいー!

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