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パパッと見るブックレビュー「世界のニュースがわかる! 図解地政学入門」

はじめに

 おはようございます。最近の朝の気持ちよさにとても満足している小谷田です。ウグイスが鳴き、鳥がさえずり、気温も暑くなく、とても過ごしやすいです。

 さて今日は「世界のニュースがわかる! 図解地政学入門」という本のブックレビューをしたいと思います。

 もともと地政学という言葉は知っていました。なんとなくこんな感じかな?というイメージはあったのですがしっかりと関係する本は読んだことなかったので読んでみました。めっちゃ分かりやすい本でした。また、今回の本はKindle Unlimitedで読める本ですので特におすすめです。


パパッと見るブックレビューのコンセプト

 レビューをパパッと見て、紹介した本が見た方の今の課題にマッチしているかどうかをパパッと判断できることをコンセプトとしています。

 それではブックレビュースタートです。


ブックレビュー「世界のニュースがわかる! 図解地政学入門」

本の紹介・読んだ目的など

【タイトル】世界のニュースがわかる! 図解地政学入門
【著者】髙橋 洋一
【初版発行日】2016年8月2日
【発行所】あさ出版

[読んだ目的]
 地政学の基本を知る
[何でこの本を知ったか]
 Amazonで検索して見つけました。
ブクログでつけた★の数]
 ★★★★★


この本はこんな人にオススメ

 ・世界の動きの理由を知りたい人
 ・戦争が起こる理由を知りたい人
 ・先を見据え、備えたい人


著者:髙橋 洋一さんって? 

 Amazonから引用します。

髙橋 洋一(たかはし・よういち)
 1955年東京都生まれ。都立小石川高等学校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。

 1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)等を歴任。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍し、「霞ヶ関埋蔵金」の公表や「ふるさと納税」「ねんきん定期便」など数々の政策提案・実現をしてきた。2008年退官。

 現在、嘉悦大学ビジネス創造学部教授、株式会社政策工房代表取締役会長。『バカな外交論』『バカな経済論』『【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める! 』(以上、あさ出版)、第17回山本七平賞を受賞した『さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白』(講談社)など、ベスト・ロングセラー多数。

出典:Amazon


 お名前は拝見したことがあったのですが、実際に触れるのは初めてでした。文章はとても読みやすく分かりやすかったです。

 

読後ひと言感想

 めちゃくちゃ分かりやすいです。地政学=地理から起こる戦争の歴史を知ること、各国の政治軍事経済活動は富を求めて行われる=理由がある、ということが中国、ロシア、ヨーロッパ、アメリカの歴史を通して説明されています。

 エピローグの日本の現在と今後に関してもなるほどなと改めて思いました。

 とても勉強になりました。世界の動きはどうして起こっているのだろうという人におすすめの本です。


私が感じたこの本のポイント 

 1. 地政学とは『地理によって起こった戦争の歴史を知ること』である

 2. 地理的条件が人の生活に影響を及ぼす、行動を促す

 3. 基本的に国は富を望んでいる。現状の資源、金銭では国民を養っていけないという根本思想がある

 4. 結果、国は自国領土領域の拡大を望んでいる

 5. 世界はいつも『自分の国のメリット』を探しにらめっこをしている

 6. 戦争で自国のメリット・目的を勝ち取ろうとする

 7. 民主主義国家は戦争を起こしにくいが、そうでないところはどうなるかわからない注意が必要

 8. 地政学的に世の中を見よう


チャプター紹介

プロローグ よりよい、より広い土地をめぐる「戦争の歴史」ーー 地政学
第1章 とにかく「広い海」がほしい中国の地政学
第2章 昔も今も「南」へ向かいたいロシアの地政学
第3章 争いを経て作られた「共同体」ヨーロッパの地政学
第4章 かつての「世界の警察官」アメリカの地政学
エピローグ 日本の現在と今後を考える

出典:世界のニュースがわかる! 図解地政学入門


私の読後アクション

・地政学を意識してニュースを見る
・地理・バックグラウンドを意識してものを見る
・起こった戦争について勉強する


おわりに

 いかがでしたでしょうか。パパッと自分の課題にあっているか判断できましたでしょうか。

 以上、パパッと見るブックレビュー「世界のニュースがわかる! 図解地政学入門」でした!


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