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ある「オウンドメディアの良いところ 」1130

先日某SaaS企業のマーケ部長とディスカッションしていて、「オウンドメディアって大きな投資がいらないのが良いですよね」という話が出た。

既にコーポレートサイトや製品サイトを持っている場合、月2本ずつコンテンツを発信していく場所を作ったとして、

・既存サイトの中にブログエリアを追加:50万円程度
・記事コンテンツの企画/作成:5万円程度/本×年間24本

で、初年度は200万円弱の投資で始めることができる。

いきなり専任の担当者をつけてしまうと、プラス1,000万円ぐらいかかってしまうけど、既存メンバーのリソースでブログエリアを作り、気合いで月に2本の記事を書くなら、上記の金額から始められる。

過去に以下のようなツイートをしたけど、前職のスーパーBtoBオウンドメディアの立ち上げ時、P/L上の追加コストは150万円ぐらいだったように思う(牧歌的な時代だったとはいえw)。

つまり、オウンドメディアには、「うまくハマればアップサイドは結構大きい割に、ダウンサイドは限定的」というメリットがある。※最悪でも初年度、200万円ぐらいしか損しない

展示会やタクシー広告をやったり、大規模なサイトリニューアルをしたり、営業マンを1人採用した時の、ダウンサイドは1000万円~なのに比べて、安心して投資できる。

もちろんどれぐらいの成果を期待するか、だし、どれぐらいの成果が期待できるかは計算する必要があるけど、いずれにしても、会社として一世一代の賭けにはならないのは良いですよね。

当社も昨年の4月にコーポレートサイトをリニューアルし、オウンドメディア「SAIRU NOTE」をはじめ、期待成果は大きかったけど、社運を賭けたマーケティング投資ではなく、身の丈にあった範囲内の金額に収められた。

大きな投資がいらない割に、大きな成果が得られる可能性を内包しているのはオウンドメディアの良いところだな、と思った話でした。

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