映画『死刑にいたる病』考察ネタバレ!ラストの灯里は逃げた子?最後の女と結末の意味
映画『死刑にいたる病』は近年の日本のサスペンスの中でも大好きな作品だった!阿部サダヲのサイコパス演技が笑えるようで生々しくて…。最後までいろいろな面から考察しがいのある作品でもあった。
逃げた子は誰?ラストネタバレ
榛村大和(はいむら やまと/阿部サダヲ)はパン屋を営む優しそうな男だったが、実は自宅で少年少女を拷問する連続殺人鬼だった。数年前に家の拷問部屋から女の子に逃げられ、それが原因で逮捕されてしまう。
なぜ榛村は逃げた少女を捕まえなかったのか?
初めから洗脳して逃す計画だったのか。さまざまな解釈が可能だ。
逃げた子については、ラストシーンで狂気の笑みを見せた灯里だとも考えられるし、別の人物の説もある。
(↓逃げた子や灯里の正体など『死刑にいたる病』の詳しい考察全般は次のページへ↓)
考察:連続殺人鬼・榛村のモデル
映画『死刑にいたる病』はハンニバル・レクターの日本版とも言える。主人公・雅也の行動も、金山一輝も、加納灯里も殺人鬼・榛村の手のひらの上で転がされていたオチだ。
榛村の一連の行動の本当の目的はなんだったのか?そして死刑にいたる病というタイトルの意味は?→ジョン・ゲイシーなど実在のシリアルキラーから榛村の行動原理について紐解いてみた。