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その瞬間を残すのは、生きること。

写真を撮ることは、よく見ることだと思ってる。

風景を撮る時も、何かモノを撮る時も、誰かを撮る時なんて、まさにその人を知らないと良い表情は引き出せない。

よく見ることは、よく知ること。
よく知ることは、しっかりと向き合うこと。

シャッターを切るその瞬間は、素直にファインダーから見えてる景色を撮ることにしてる。でも、そのファインダーから見てる景色は、ただ覗いた景色じゃない。

例えばリンゴ1つ撮るだけでも、このリンゴの良さが一番出ているところを撮りたい。その為には、リンゴと同時に窓から入る太陽の光にも気を配る。1分1秒と地球が止まることはない。つまり、太陽の光の角度が変わっていく。光が当たる、リンゴの色味は変わる。美しいポイントも瞬間瞬間で変わっていく。

その瞬間を見逃さずに、シャッターを切る。
シャッターを切るその瞬間は、美しい景色に心を素直にして「あぁ、きれいだな」ってシャッターを押し込む。

誰かを撮る時ほど、シャッターのタイミングを狙う時はない。その人の、いちばんその人らしい笑顔を切り撮りたい。その人の魅力を何十倍にも、何百倍にもして、その瞬間を残したいって思う。その何百倍も魅力的になったその人のその瞬間の笑顔が、僕にとってはその人のいちばん美しいありのままだと思うから。

カメラマンは、良い意味でちょっと変態な方がいいと思う。カメラマンじゃないから分からないけど。笑


何かを書く時も同じだと思う。ブログで有益な発信をする時も、オピニオン記事で自分の心を言葉にする時も、小説なんかを書く時だって、文字にしたい対象をよく見ることが大切かと思う。

だから、僕がnoteを書く時はネタを探さない。かならず自分の心にダイブする。心の中に沈んでいって、今の自分が何を感じているのか、何を大切にしているのかをしっかり見てみる。そしてそれを言葉にして、noteに書き出す。


よく見ることは、よく知ること。
よく知ることは、しっかりと向き合うこと。って言ったよね。

じゃあそれってどういうことなんだろう?って考えてみる。今の僕が行き着いたひとつの結論は、「今を感じること」だと思うんだ。

何かを見た時に、何かを感じるよね。すごい!きれい!かわいい!かっこいい!なんだっていい。僕らは何かに対して、何かを感じることができる。

でも、感じるためには感じる心が必要だ。すでに何かを感じる心は持っているけど、それを訓練して成長させられる。

きれい!なら、何がきれいなのか?なんできれいだと思ったのか。きれいと感じた心をよく見てみよう。心を深く堀ってみるんだ。

そして、僕はそれが「生きること」だと思ってる。

毎日、たくさんの物事に触れるよね。いろんな人に会ったりする人も少なくないと思う。その中で、自分がどう感じるのか。なんでそう感じたのか。それを見つけることは、目の前の物事や人に、しっかりと向き合うことなんじゃないかなって思う。

それはつまり、生きることなんじゃないかって思う。


僕にとって、目の前の事に向き合うことは、自分の心と向き合うことも含まれる。つまりそれは生きること。向き合うから、写真を撮れるし、文章を書いたりできる。

僕は大好きな笑顔の瞬間を残したいから、カメラにぎりしめて、一生懸命生きていくよ。

こーた


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