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しゃしんのへや

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写真やカメラの事を綴ります
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#ポートレート

写真の本当の価値は数年後に出てくるのではないか。

最近思うことがある。 写真の本当の価値は、数年後に出てくるんじゃないかと。 掃除してたらつい見てしまう卒業アルバム。昔の家族写真。学祭の写真、ふとした日常の一コマ。 僕らは思い出をすごく大切にする。 振り返った時に本当の良さがわかる事がある。 思い出はかけがえのない宝だ。 その時はなんでもない一瞬で、ただバカやっててそれが楽しくて、数年後の事なんて頭にはない。 たけどある瞬間にその時の写真を見た時、その瞬間の全てがフラッシュバックしてくる。 懐かしい気持ち、あ

写真に必要な”物語脳”

僕が写真を撮る上で大切にしているのが、”物語脳”。 技術や知識ももちろん大事なのだけれど、それらはもう”ある”もので動かなければいけない。じゃないと、戦えないから。 モデルさんとのコミュニケーションがもっとも大事だと思うのだけれど、そのモデルさんを120%引き出すには、どんなストーリーが美しいのか。 どんな魅せ方をしたら、一番綺麗に、”らしく”写せるのか。 ありがたい事にここ数ヶ月たくさんの人を撮らせていただいているのだけれど、本当に人それぞれで面白い。人は誰しも違う

僕はもうプロのフォトグラファーと言う。

ずっと言えなかった。 「プロのカメラマンなんですか?」 そう聞かれた時に、「はい、そうです!」という自信が無かった。 お金を頂いているわけでもないし、写真を生業にしている人には程遠いスキル。依頼がたくさん来て撮影をしているわけでもない。 ただ好きでやっている。 アマチュアとも言えない、宙ぶらりんなただの写真好き。 「んー、まぁ好きでね。趣味でやってるんです。」 自信のなさから、"趣味"という言葉へ逃げていた。 でももうやめた。 自信があるか、と言われたらまだプ

才能よりも肩書きよりも、好きだと思う気持ち。

今日のnoteは何を書こうかなと、色々な人のnoteを漁っていたら見つけた記事。 僕はカメラが好きで、ポートレートをやっているけれど、あまり写真家は知らない。デザインの勉強をしている時も、何かハマっているものがある時も、他の人のことは大抵知らない。 興味がないわけじゃないし、勉強のために見ることはたくさんある。その中でたまたま目にして好きになる人もいれば、作品もある。 だけど調べようとしない。 単純に写真を撮っている事が好きで、その時間を過ごしているのがたまらなく好き

ひとつの小さな自信は、他の大きな自信へと。写真を通じて、自分が変わっていく実感。

何かひとつ自分に自信のある事が出てくると、他の事にも自信が出てくる。 そんな経験ありませんか。 僕はもともと自分にあまり自信がないタイプです。 今でも自分に自信を持てているかと聞かれたら、胸を張って「はい!」と言えるわけじゃないんです。 でも、小さな成功体験やたくさんの失敗は、自分を成長させてくれる。そしてそのひとつひとつが、自分の自信に変わっていくのだと気がつきました。 そしてそのひとつの小さな自信は、次の自分へのステップになるなぁと感じました。 小さな自信の積み

写真撮影に関して。

こんにちは!フォトグラファーのKOTAです。 この記事では、写真撮影に関してまとめております! 撮影をご依頼・ご相談する際の参考にしてください。 細かいご相談や、撮影内容のお打ち合わせなど、お気軽にお問い合わせくださいませ。 私は撮影する時、会話を大切にし、お互いを知りたいと考えています。 コミュニケーションの中で、良い写真が生まれると思うからです。 撮影だけのドライな関係で撮るよりも、お互いのことをひとつでも知った方が、リラックス出来ますし何より楽しいです! 僕は

やっぱり物語に惹かれるから。

ポートレートを撮っていて、想像力がものすごく大切だと感じる。そしてその想像力を働かせるには、たくさんの物事を、自分のフィルターを通して観るということが必要だと思う。 ただ、綺麗な写真を撮るのであれば多少知識がある人なら誰でも撮れる時代になった。カメラは高性能だし、たくさんのスマホアプリで綺麗なレタッチも出来る。 でもプロを目指すのであれば、それよりも2ステップ3ステップ上を目指さなければならない。 僕が目指す写真のひとつに、「物語を撮る」というポイントがある。 多くの

ポートレートとSEXは似ていると思う。

別に変な意味じゃない。 ポートレートを撮っているとそう思う。撮らせてもらっているモデルさんとSEXがしたいとかそういう事では無いと、そこは明確に否定しておく。 さて本題に。 ポートレートとSEXが似ているというのは、オナニーではダメだと言い換えてもいい。自分だけが気持ち良ければいいオナニーと、相手の事を想って気持ちよくするSEX。 自分本位か相手本位。 ポートレートでは自分の世界観を作りたいなっていう想いがあるけれど、自分のその想いだけでシャッターを切っても何も残ら

誰かの幸せに、写真という形でささやかに携わりたい。

写真で人を幸せに出来ると思うし 僕はそんな写真を撮り続けたいと思う。 撮った人はもちろん その人の家族も恋人も友達も その人の姿を見て幸せな気持ちになれるような そんな写真を撮り続けたい。 写真が彼らの日常の中にある幸せのひとつに。 僕はそんな誰かの幸せに、 写真という形でささやかに携われたらいいなぁ。 こーた ◽︎ Twitter https://twitter.com/kotabilover ◽︎ Instagram https://www.instagram

どうしたって滲み出てしまうものが個性。

今日もまた心が引っ張られる事を見つけたので、自分の備忘録も込めてシェアさせてください。 ぽんずさんのこちらのnote。 ぽんずさんと言えば、さどまちさんとの写真バトルに注目が集まっていました。本来写真には勝ち負けはないと、僕も思います。その中であえて勝敗をつけるというのは、スキルも上がると思うけれど、お二人がnoteで綴っているように「自分との戦いになる」なんだろうなと思います。 運動会のリレーのような単純な勝ち負けではないと思いました。 実際バトルしてみないと、臨場

勝負できる場所を探して。

noteでも写真について書く事が増えてきたように、頭の中はずっと写真の事で悩みがつきない。 写真に本腰を入れて動き始めたのだけれど、正直何をどうして良いのか分からないのだ。でも、撮らなければ始まらない!何も分からない!と撮影の予定をめちゃくちゃいれて、時には1日2件撮影とかもしている。 ありがたい事にInstagramを通じて撮影依頼をいただけるようになってきた。撮影依頼なんて言うとすごいカメラマンみたいだけど、ストーリーで「撮られたい人〜!」って声をかけて、「は〜い!」

自分にとっての本物に、自分のモノサシで価値をつけてみること。

今日もすごく共感できるnoteがあったので、紹介させてください。プロ無職 るってぃ さんのこちら。 Twitter、ブログ、YouTubeやってて、るってぃさん知らない人はあまりいないと思うけど、僕にとっても前々から気になる存在で、とりあえず片っ端からフォローして活動を見てました。1番おもしれぇなと思ったのはルーレットで旅先を決めてホントに次の日行っちゃうやつ。笑 noteを僕なりに要約してみます。 絵をお客さんの「言い値」で売る。 それはなぜか?↓↓ 1. 絵を売る

写真のために。

ポートレートを撮らせていただく機会が増えてきて、撮れば撮るほどに自分の課題も見えてくるようになった。 撮ってみないと、どんなスキルが必要で、今の自分には何が足りていなくて、これからどんな写真を撮っていきたいのかっていうのは、やっぱり分かりませんね。痛感しました。考えながらたくさん撮ります。 ポートレートに関してはまだ始めたばかりで、なかなか頭の中にイメージが無いんです。風景写真に関してはもう7年やっているので、景色を見た時に完成がある程度イメージできるのですが。 ポート

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Portraits at Brisbane