写真に必要な”物語脳”
僕が写真を撮る上で大切にしているのが、”物語脳”。
技術や知識ももちろん大事なのだけれど、それらはもう”ある”もので動かなければいけない。じゃないと、戦えないから。
モデルさんとのコミュニケーションがもっとも大事だと思うのだけれど、そのモデルさんを120%引き出すには、どんなストーリーが美しいのか。
どんな魅せ方をしたら、一番綺麗に、”らしく”写せるのか。
ありがたい事にここ数ヶ月たくさんの人を撮らせていただいているのだけれど、本当に人それぞれで面白い。人は誰しも違うと、そんな当たり前の事に改めて気がつく事もできた。
誰にどんな物語があるのか、はたまたどんな物語を当てはめるのか。当てはまるのか。
「こういう表情をして!」とか「こういうポージングをして!」とかはあまり言わない。
よりその人らしく、自然に、リラックスできるように、モデルさんのイメージに合った、そして彼女達がイメージしやすい物語の登場人物になってもらう。
主人公はいつだって、ファインダーの向こう側に立つ人なのだ。
笑顔も、楽しげな顔も、切ない顔も、寂しげな顔も、どれも”らしく”残したい。
その為の物語。
次の撮影では、どんな物語を描こうかな。
こーた
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◽︎ こうたび。
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