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才能よりも肩書きよりも、好きだと思う気持ち。

今日のnoteは何を書こうかなと、色々な人のnoteを漁っていたら見つけた記事。

僕はカメラが好きで、ポートレートをやっているけれど、あまり写真家は知らない。デザインの勉強をしている時も、何かハマっているものがある時も、他の人のことは大抵知らない。

興味がないわけじゃないし、勉強のために見ることはたくさんある。その中でたまたま目にして好きになる人もいれば、作品もある。

だけど調べようとしない。

単純に写真を撮っている事が好きで、その時間を過ごしているのがたまらなく好きだから。

プロを目指すのであれば、この姿勢は変えた方がいいのかなとは思うけれど。

そんな前置きをした上で、上に貼った記事でお話をしているカメラマンの稲垣さん。僕はこの記事を読むまで恥ずかしながら、知らなかった。稲垣さんが師事していた、篠山紀信はさすがの僕も知っている。大先生ってイメージだけど。

そんな上の稲垣さんの記事の中でひとつ、強烈に残った部分がある。

一瞬で稲垣さんの写真を見たくなった。ググった。

稲垣:いい写真とは、母親が子供のふとした瞬間を撮ったものだと言われているんです。それって技術やテクニックではなく、相手を思っているかどうかなんですよね。この愛情に勝るものってない。 才能よりも肩書きよりも、好きだと思う気持ち、情熱だと思うんです。

才能よりも肩書きよりも、好きだと思う気持ち、情熱だと思うんです。

良い写真の定義は人それぞれで、写真の価値も人によって違うと思う。僕が思う良い写真は、もう何度も言っているけれど「彼氏が撮る彼女の写真」。

どんなプロでも、大好きな彼氏に見せる表情だけは撮れないと思っている。

そこには本当の"好き"が詰まっているから。

カメラのイロハを知らずとも、カメラを握った事がなくても、目を瞑っていても、ブレてても、ピントが合ってなくても、"好き"は写る。

僕はそう思う。

相手をどれだけ想っているか。

間違いなくこれは写る。

そしてその想いが届くから、相手の表情が引き出せる。そんな気がする。

僕はカメラの技術よりも、モデルさんとのコミュニケーションを何よりも大切にしたいって思ってる。

そこに人としての"好き"が生まれたらいいなと思う。し、生みたい。モデルとカメラじゃない。モデルと写真家でもない。

人と人。

お母さん と 子供。
彼氏 と 彼女。

カメラへの情熱だけじゃない。

主人公はカメラの向こう側の「人」だから。

人を好きにならなければ、良い写真にはならない。

どんな人でも良いところもあれば、光る事がある。その人が一番美しく見えるところが絶対にある。

僕は人のそんなところを見続けたい。

人へ愛をもって写真を撮りたい。

改めてそんなことを思いました。

こーた

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