仕事が終わらないから休憩をとらない、は悪手である件
納期など、何かタイムリミットなどがあるときには、休憩時間や睡眠時間を削って仕事をすることももしかしたらあるかもしれません。
しかし、この行為は基本的に悪手である……というはなしを今回はしていきたいと思います。
徹夜すべき仕事
例えば休憩時間や睡眠時間を削るときとは、もちろん時間が足りないと感じているときです。
もしそれが、単純作業で物理的にどうしても時間がたらない……というようなものだったら、休憩時間を削る選択もやむをえないかもしれません。
しかし、もしそれが集中力を必要とする作業の場合、結局しっかり休んだ時とそんなに変わらない結果になってしまうかもしれません。
何故なら、メリハリのない作業は集中力をそいでしまうからです。
ですので、今行う作業が本当に時間を増やすことでしか解決できないのか、ということはきちんと考える必要があるでしょう。
休憩は作業効率をあげる
ということで、すべての作業が徹夜したり休憩時間をはぶいたりすることが最善手ということではないわけですが、それを理解していてもやはりメリハリのない時間を過ごしてしまう人は多いと思います。その理由はもしかしたら
・効率のいい休憩の取り方をしらない
・作業していないと不安
などかもしれません。
休憩のとりかたは色々あるので、少しご紹介しようと思うのですが、やはり一番いいのは自分に合う方法を探すことです。
ですので、いくつかあげる方法の中から、ぜひとも自分に合う方法を見つけ出してください。
・27分3分のリズムで作業と休憩を行う。
・こまめに「水」を飲む
・休憩作業を作る
・メリハリタイマーを使う
まずは時間を計るタイマーを使うようにしましょう。
なったら休憩、なったら作業、というように、「If-thenプランニング」に落とし込めれば、習慣にすることもそんなに難しくありません。
(If-thenプランニングについては過去投稿でまとめています)
そのタイマーを使って、「27分3分」の周期で休憩をはさむ、という方法があります。
コツとしては、3分間の間にスマホは見ないことです。しっかり脳を休めましょう。
しっかりと休むのは……と思った方は、15分おきくらいで少量の水を飲むだけでも集中力等が落ちにくくなることがわかっています。
また、全然違う仕事を、例えば30分おきごとに行うことも、メリハリをつけることができて、より効率的に作業を行うことができます。
不安との戦い
以上のようにメリハリをつけるための休憩は、休んだ時間以上の効果を生み出してくれます。
そうだと思っていてもなかなか休憩できない人は、もしかしたら「不安」によって休憩ができない状態になっているかもしれません。
この「時間がない」という感覚からくる不安は、脳の考えるスペースを圧迫し、作業効率を落としてしまいます。
ですので、休憩も含めた計画をたてたり、不安対策をすることで対処する必要があります。
過去に不安対策や、計画をたてるコツ(大きな目標と小さなステップなど)についても投稿しているので、詳しくはそちらをご覧ください。
ということで、休憩は大事、という話でした。
ps
ちなみに睡眠時間は、個人差もありますが、7時間程度は必要であると言われています。
いわゆるショートスリーパーは、ごく少数しかおらず、「私は寝なくても大丈夫」と思っている人のほとんどが集中力ガタ落ちしているので、気をつけてください。
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