婚約指輪選びで失敗しないために気をつけておきたいたった一つの事
こんにちは(*^^*)
プロポーズアドバイザーの佐藤宏太です。
本日は、婚約指輪を選ぶ際に気をつけて頂きたい事を、お伝えさせて頂きます。
婚約指輪を選ぶ際に気を付けて頂きたい事
少し前の出来事ですが、
「ピカチュウがデザインされた120万円の婚約指輪」について、実体験を伴う記事を見る機会がありました。
記事の転載は控えさせて頂きますが、「ピカチュウ 婚約指輪 120万」と調べると、記事は出てくるようなので、ご興味ある方はご覧になってみて下さい。
概要だけお伝えすると、プロポーズする男性が用意した指輪が、受け取る女性からすれば非常に不本意なデザインであり、しかもその値段も男性の給料の4カ月分という高額な指輪だった。というお話でした。
この記事に内容については賛否両論ある話かと存じますが、男性が望んでいたであろう「プロポーズの満足度」で言えば、女性側は「指輪を全く喜んでいない」事から、満足度は「非常に低い」という結果であったと推測されます。
男性は、女性に喜んでもらおうと思い指輪を買ったにも関わらず、なぜこのような問題が起きてしまったのか?今回の問題を、私なりに整理してみました。
これから婚約指輪や結婚指輪を購入しようと考えている方のご参考になれば幸いです。
まずは問題点から考えていきます。
問題点.1
・相手の話を聴いていない
「相手の話を聴いていない」言ってしまえばこの一言に尽きてしまうのですが・・・これが今回の件が起きてしまった一番の原因だと、私は思います。
普段相手がどんな話をしているのか、どんなものに興味を持っているのか。
自分が結婚、あるいは結婚指輪について考えていなくても、相手はそれについて考えていて、ふとした瞬間に伝えてきたりしている事もあります。
問題点.2
・相手の好みを把握していない
「きっとこれだったら彼女は喜んでくれる」という推測で、すぐに指輪を購入してしまったことも、残念ながらこのケースでは、裏目に出てしまっています。
相手の好みを把握していると言いきれますか?もしかしたら、普段は貴方に合わせているだけかもしれません。一生に一度きりの記念品だからこそ、情報収集はしっかり行うべきです。
問題点.3
・値段が高額
120万という価格は、出せる人には出せる価格かもしれませんが、今回の記事を拝見していると「給与の4カ月分」という事で、相当奮発されたことがわかります。
相手の為に、という心意気は素晴らしいのですが、これから結婚生活を送るお二人にとって、指輪は生活の一部。高額な指輪よりも、他に必要だと思っているものがあるかもしれません。
思いのすれ違いを防ぐためにも、本当に指輪に対してその予算が適切かどうかは、考える必要があります。
解決方法:女性に予め相談して購入するべきだった。
この問題を解決する、一番簡単かつ効果的な方法は、指輪を買う前に「相手に相談する」ことだったと思います。
今回の問題は、指輪を贈る相手に相談せず、指輪を購入したことで発生しています。
これからプロポーズを考えている方の中には、意外に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、「婚約指輪」あるいは「婚約プレゼント」をする際は、贈る相手に事前に相談される事を、私は強くお勧め致します。
これは婚約指輪や婚約プレゼントについて、「値段」や「デザイン」の他にも、様々な価値があるからです。
例えば、「どのブランドのものなのか」「相場より高い(あるいは低い)のか」「なぜこのデザインなのか」といった、自分が付けた満足度、指輪のブランドの立ち位置、他人から見られた時の印象など、様々なポイントから指輪を評価しています。特に、贈る相手が女性の場合は、このような様々な価値を吟味しています。
世の女性全てが、上記のような「価値」を気にしているという事ではありませんし、「愛する人が選んでくれた」という価値を最重要視する方も、たくさんいらっしゃいます。
とはいえ、「一生に一度の記念品はここで購入したい」という憧れや希望を持つ方が多いのも事実です。
プロポーズの記念品を贈る前に「確認」しましょう
これからプロポーズに臨まれる方は、まずは贈る相手が何を喜ぶかを、推測するのではなく、直接「本人」、あるいは「本人に近しい親族や友人」にお伺いを立てる、という事を強くお勧め致します。
まずは相手がどんなものを望んでいるかを確認し、十分理解した上で、婚約指輪や記念品を買えば、プロポーズの満足度が上がる事は間違いありません。
積極的に自分から「あのお店(ブランド)で買いたい」という勇気のある女性ばかりではありませんから、実際に聞いてみた時にはじめて「実はあそこの指輪にあこがれてて・・・」というお話が出る事も、あるかもしれません。
もし、どうしても「プロポーズすることを事前に知られたくない」「自分が指輪を購入することを相手に悟られたくない」(サプライズでプロポーズしたい)という方は、最初から婚約指輪を購入するのではなく、プロポーズ後にデザインやサイズを変更できるプロポーズ専用のリングを使ってプロポーズされることをお勧め致します。
これであれば、後からデザインを変える事も簡単ですから、指輪のデザイン等について不満が出る事を防ぐ事ができます。
最後に
現在は、婚約のプレゼントに、指輪ではなく違うものを欲しがる方も増えてきています。
プロポーズは一生の記念に残るもの。満足度を上げて、生涯「良いプロポーズで嬉しかった」と言ってもらえるためにも、自分の考えの押し付けではなく、相手が望むものを贈ってみてはいかがでしょうか。
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貴方のプロポーズを全力で応援します
プロポーズアドバイザー
佐藤宏太
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