今週思ったこと vol.7

どこかに夜逃げしていた梅雨が戻ってきてくれたことに感謝したのは今年が初めてかも。
雨不足で野菜は高くなるし、想像より高い気温で熱中症ぽくはなるしでだいぶ体に来てたので雨が凄く嬉しいです。

そんな雨の土曜日に手作り傘を差した少女とすれ違った。
元はコンビニの700円ぐらいのリッチビニール傘のようだが、何かのアニメやオリジナルの絵を傘の面いっぱいに描かれていた。

「綺麗にできたね」
「うん。頑張って絵描いたもん」

なんて平和な会話なのだ。オリンピックもコロナも感じさせない平和な会話におじさんは泣きそうだ。

そんな親子の会話から、今週思ったこと。

質の良い成功体験が人間には必要。そして失敗も必要。

ということ。

お絵描きやちょっとした図工は保育園や幼稚園、小学校で体験できる。
うまくできればそれは成功体験だ。
しかし、もっと質の高い成功体験が必要。
それが、傘に自分で絵を描くことだ。

周りとは違う傘を自分で作った。これはものすごく大きな、そして質の高い成功体験だ。
なぜなら、親はもちろん、周りから多くの賛辞をもらえ、それが自信となるから。

これは大人にも必要なのだ。

会社全体の仕事に対し、頭数が足りなければ必然的に一人当たりの仕事が増える。
その中でキャパオーバーする人、余裕で仕事をまわす人がいる。

その差は何か。そうキャパシティの大きさ。
では、そのキャパはどこから生まれるのか。

これまでの経験がキャパシティを形成している。

経験には成功と失敗がある。
では、どれぐらいの割合であればキャパシティが増えるのか。

これはあくまで僕の持論だが、
成功:失敗=3:7
が一番効果的だ。

じゃあその3を手にするのにはどうしたらよいのか。
周りが環境を作るしかないのだ。

10個の仕事を今僕が担当しているとしよう。
全てに全力で取り組むのは大前提なので、成功と失敗に区分する要因は「周囲の反応、評価」なのだ。

クライアントに怒られた、上司を説得できなかった。
これは失敗と判断するしかないだろう。

大きな契約が採れた、成績が上がった、給料が上がった、周囲から褒められた。
これは成功と判断していいだろう。

この成功体験の質をあげていけば会社やチームのメンバーのやる気や能力は上がっていく。と思う。

誰かの上に立つ立場の人は成功できそうな仕事をふったり、頑張りが見えたら褒めることを意識する。

仕事を担当する人は上手くいった時は人目を気にせず喜び、自分にご褒美をあげればいい。

そうすれば、変化が早く、予想だにしないことがいっぱい起きる現在を楽しくパワーアップしながら乗り切れると思う。

ということで、人に感謝して、褒めることを意識して生きていきます。

P.S 学生時代に教えていた生徒とSNSで連絡を取ることがありました。4年間迷いながら過ごしたアルバイトだったので、僕の考えや思いが伝わっているのかずっと不安でした。
ですが、やり取りをしているとその子には伝わっていたことが確認できました。
そして、今もストイックに競技に打ち込んでいるようです。
そういうことを知れるとやはり嬉しいですね。
ずっと僕の中で失敗に近かった体験が成功へと形が変わりました。

これもSNSがある時代だからこそ知れたことなのかもしれません。
やはり認められることは嬉しく、その日はいつもより少しだけ多く酒を飲んでしまったことはお許しを。

では、また来週。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?