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認知症参考資料

訪問看護やクリニック等で、認知症患者さんの対応は基本となってきていたので、参考書を一冊決めて、目次を列挙しておいてどこに載っているのか?を書籍をもっていなくても、すぐに会話が出来るようにしていました。

そんな方法もあるよって形で、シェア

I 認知症と看護(水谷信子)

 1.認知症の概念と定義 
2.認知症ケアの理解 認知症を理解する看護の視点 認知症の人の世界 高齢者の理解 
3.認知症の人の理解と対応の歴史 古代~近代社会と認知症 現代社会と認知症政策 認知症ケアの移り変わり 
4.人口学的視点から見た認知症 高齢者人口の推移 認知症の有病率と原因疾患 若年認知症の有病率と原因疾患 認知症の罹病期間
5.認知症看護の将来

 II認知症の看護における倫理的ジレンマ(太田喜久子)

 1.病名告知と意思決定
2.認知症の人に生じる二重の困難さ 認知症の人自身の中にあるズレ 認知症の人と家族や周囲との関係におけるズレ
3.認知症の人の困難さへの対応
 4.倫理とは
 5.認知症の人自身からのアピール
 6.アドボカシー
 7.倫理的ジレンマの分析と対応
 8.認知症の人の生命の重み

 III 家族介護の理解と看護職とのパートナーシップ(中島紀惠子)

1.家族とは何か
 2.家族の変化をデータから読む 平均的な家族のライフコース 高齢者世帯の動向と一人暮し世帯の変化 認知症介護家族の劇的変化
3.介護家族の“内実”を知る 介護家族とは 介護困難の内実
4.家族アセスメントとパートナーシップに基づく援助のあり方 家族アセスメントツール パートナーシップに基づく援助 介護家族同志のパートナーシップに基づいた支援 

IV 認知症の人にかかわる保健・医療・福祉制度(奥野茂代・高見美保) 

1.高齢者・認知症の人々の尊厳を支える諸政策
2.認知症ケアにかかわる施策の流れ わが国の認知症ケア施策の理念 高齢者と認知症ケアに関連する保健・医療対策
3.介護保険法 介護保険制度導入のねらい 介護保険法の利用の仕組み 介護サービス 地域包括ケア
4.地域包括ケアの実践 ―認知症予防の視点からの取り組み 認知症予防の背景 認知症予防への取り組み
5.認知症の人の人権と生活を支える制度 成年後見制度 日常生活自立支援事業(旧地域福祉権利擁護事業) 高齢者虐待防止法 

V 認知症の病態と治療(得居みのり) 

1.加齢によるもの忘れと認知症
2.認知症疾患の病態 認知症の原因となる疾患 認知症疾患の病態と経過 認知症の中核症状と周辺症状(BPSD)
3.認知症の中核症状とBPSDの評価 中核症状(認知機能障害)の評価 BPSDの評価 検査の施行にあたっての留意点
4.認知症疾患の治療 

VI 認知症の人々のケアマネジメント(吹田夕起子・中島紀惠子) 

1.ケアとケアリングの今日的課題 ケアとは ケアリングの課題
2.認知症ケアマネジメント マネジメントの役割 認知症の人の病苦の理解から学ぶマネジメントの視点 当事者(利用者)本位のケアマネジメント
3.認知症の病態過程に対応したケアマネジメント 各病期(ステージ)にみられる病状の変化とケアマネジメントの視点 認知症の病態を悪化させる症状への対応 すべてのステージにおいて生活リズムを回復させるためのケアマネジメント
4.在宅・施設ケアに求められるケアマネジメント 在宅医療を支える協働・連携イメージの共有 訪問看護ステーションにおけるケアマネジメント 特別養護老人ホームにおけるケアマネジメント 介護老人保健施設におけるケアマネジメント 急性期病棟におけるケアマネジメント 

VII 認知症ケアにおけるコミュニケーション(北川公子) 

1.コミュニケーションと認知症 コミュニケーション不足の正体 コミュニケーションの基本 言語・非言語メッセージの理解
2.認知症の人とのコミュニケーションの特徴 認知症の進行に伴うコミュニケーションの特徴 アルツハイマー型認知症以外の認知症疾患における特徴
3.コミュニケーション能力のアセスメント 視聴覚機能のアセスメント 知的機能と言語機能のアセスメント 非言語メッセージのアセスメント 発語発声器官のアセスメント
4.コミュニケーションへの援助 なじみの環境づくり コミュニケーションの可能性に働きかける 援助者自身の態度や姿勢を振り返る 

VIII 認知症の人の生活・療養環境づくり(山田律子)

 1.認知症の人にとっての環境の意味と捉え方 認知症の人にとっての環境の意味 環境世界 環境モデル 環境とBPSDとの関係 住まい環境が変わること(リロケーション)による影響
2.認知症の人の住まい環境の特徴 住み慣れた地域にある自宅 在宅としてのホーム 病院(とくに急性期病院)という環境
3.認知症の人の特性を踏まえた生活・療養環境のアセスメント 環境アセスメントのための枠組み 環境づくり指針と活用法 環境づくりで配慮すべき認知症の人の特性とアセスメントの視点
4.認知症の人の生活・療養環境の調整方法 エビデンスに基づく環境づくり 環境づくりの計画プロセスと進め方
5.認知症の人の生活・療養環境づくりの実際 生活環境づくりの実際―食環境づくりを例に 療養環境づくりの実際―急性期病院を例に 

IX 認知症の人の急性・病態変化時の対応(高山成子・大津美香) 

1.看護介入の視点 認知症の進行過程における予測的対応 認知症の進行過程における環境変化への予測的対応―ICFの視点から 認知症の進行過程における加齢変化への予測的対応
2.急性期医療を受ける認知症高齢者の看護の視点
3.大腿骨頸部骨折に対する人工骨頭置換術を受ける認知症の人の看護 大腿骨頸部骨折 人工骨頭置換術を受ける認知症の人の看護 要点・まとめ
4.慢性心不全の急性増悪期にある認知症の人の看護 心不全 慢性心不全の急性増悪期にある認知症患者の看護 要点・まとめ 

X エンド・オブ・ライフにおける諸問題と支援(桑田美代子)

 1.認知症高齢者のエンド・オブ・ライフ・ケア 有終の美に目標を置いた認知症ケアを目指して エンド・オブ・ライフ・ケアとは 「高齢者の終末期の医療およびケア」に関する老年医学会の「立場表明」2012 高齢者ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン―人工的水分・栄養補給の導入を中心として
2.より良い旅立ちに向けてのマネジメント 認知症の人の意思の尊重 エンド・オブ・ライフにおける症状マネジメント エンド・オブ・ライフにおける家族のマネジメント エンド・オブ・ライフにおけるスタッフ側の諸問題 エンド・オブ・ライフに認知症の人が過ごす“場”の特徴
3.エンド・オブ・ライフ・ケアの実際 “人間”らしさの保持 エンド・オブ・ライフにおける緩和ケアの提供 チーム医療・チームケアの推進―他職種との調整的役割を担う看護職
4.家族のグリーフケア
5.エンド・オブ・ライフにかかわるスタッフへのケア 

XI 認知症ケアにおける連携システムづくり(中島紀惠子) 

1.生活モデルに基づく連携活動の原理 認知症の人とともに“居る”ことへの誠意―ケアが連携されるということ 生活の場における連携活動の原理
2.地域包括ケアにおける資源と連携の関係 地域包括ケアにおける連携をイメージする ケア資源を組織化するプロセスにみられる活動の特徴
3.連携システムは創られていくもの 連携システムとは チーム医療を推進させるために チーム医療を促進させるネットワーク力
4.認知症の人のケア/サービスに対応した連携の課題 病院や介護施設における連携の特異性 在宅介護組織の構造と連携の公共性と多様性 連携の形態と連携のためのプロトコールづくり
5.認知症ケア戦略の方向性とチーム連携に求められるもの 英国の認知症ケアにおける国家的ビジョンと戦略 わが国の認知症ケアのビジョンと戦略 「切れ目のない連携」を築いていくために必要なこと 連携の“事始め”は教育・研修プランづくりから コーディネーター役割を持つ職能の必要性


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