見出し画像

トルコでおもいっきり騙された話

2015年5月の念願のヨーロッパ周遊旅行がスタートした時には、心からウキウキしていた。

が、だからこそ、やってしまったのである。
日本円にして10万飲食店でボッタクられました…

事の経緯は、

イスタンブールに着いて、早速新しい街を知るために歩いていたら、
中東系の男が道端で突然話しかけてきた…

中東系男子「俺、日本のK島建設に勤めてるんだ!」

2014年を世界トップクラスのフレンドリーな国フィジーで過ごしたワタシである。フィジーでは道端で見知らぬ人と出会ったら、即友達の世界。

そのノリでトルコに降り立ったのも良くない。今考えれば、明らかに異国からきた観光客の装いもしていた…

その中東系男子に近辺のお店に連れていかれるか と思ったら、
タクシーで30分ほどかけた場所にそのお店はあった…

今考えれば、声掛けられた瞬間にも、タクシーでお店に向かう途中にも、
断るべきタイミングは有ったと思う。

ただ、初対面から人を疑うようなことはしない
お人好し日本人+フィジーの超フレンドリーモード育ち
である。

詳しい内容は直接お会いした際の楽しみにして頂きたいが、
お店を出る時の請求で財布の現金はすべて吹っ飛び、出口には謎の巨体2名。

マジでプロレスラーか と思った…

非情なことにもっとお金を出せ! と、言うじゃないか。
こちらも持ち合わせの現金はもう無い。

ということで、ATMまで連れていかれて、
これが一日引き出せる最大限度額だと言い訳などしながら、合計10万が消えていった… 

生きて帰国することが最優先である。
生きてさえ帰れば取り戻せる金額である。

ただ、もう二度とあんな想いはしたくない。
お店の出口に巨体2名が立ち尽くしているのが視界に入った瞬間の絶望感たるや、ヤバい。

オーストラリアでワーホリ中に怪我をして、満足に歩ける状態ではなかったことも良くない。良い子の皆さんは真似をしてはいけない。しないと思うけど…

せっかく楽しみにしていたヨーロッパ周遊旅行の出だしは、散々であった。
その10万でその後どれだけの楽しみを謳歌できただろうか と想像はしたが最早過ぎてしまったことはどうしようもない。

こんな事でずっと楽しみにしていた旅行を台無しにしてはいけない。
中東系男子の顔が浮かんでは消え、浮かんでは消えていたが、
気持ちを切り替えて、前に進むばかり であった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?