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時にはハッタリをかますことが未来を優しくする

学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。

本日のテーマは「時にはハッタリをかますことが未来を優しくする」です。

ハッタリという言葉をあまり使わないかもしれませんが、ぼくがハッタリという言葉をはじめて見たのはドラゴンボールで、

ベジータが「カカロットはスーパーサイヤ人だ」というと、
フリーザがそれに対して怒っていました。
「いやいや!スーパーサイヤ人じゃないから!」
「ハッタリ言いやがって!!」

ハッタリという言葉の意味を教えてくれたのは兄でした。
「お兄ちゃん、ハッタリってなに?」と聞いたら、「ウソのことだよ」といわれました。

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自分の未来が、ハッタリという名のウソで作られることがあります。
ワンピースでいうとウソップが「おれはこのウソをいつか本当にする!」といっていました。

毎日「海賊がきたぞ!海賊がきたぞー!」といって、みんな「ウソだウソだ」「なんだよ、おどかしやがって」といっていたら、ある日ほんとうに海賊が来てしまったのです。

「ほんとうに来た!」とみんなに告げても「またどうせウソだろう」と思われてしまいます。
ここで海賊に襲われてしまったら「ウソ」が「本当」になってしまうので、ウソつきとして筋を通すために、ウソップは海賊を追い返すと決めます。

そうすれば結果として今日も「ウソ」だったことになり、町の平和を保てる。というお話です。

堀江貴文さんも『ハッタリの流儀』という本も出しています!

りょーすけさんのnoteでも、紹介されてたので添付します!


もうひとつ別のお話を紹介します。
父親が家に帰ってくると、なんと自分の家が火事になっていました。
さらに家の中には、子どもたちが2人残されていました。
それに気づいて「おぉーい!火事だー!早く外に出なさい!」といいますが、子どもたちは火事に気づかずワーワーと遊んでしまっています。

子どもたちが2階の窓から顔を出して、
「パパおかえりー!いま遊んでいるからあとでね!大丈夫!これ終わったら行くから」
「お兄ちゃん、カジってなに?」

お父さんはショックを受け、どうしたらいいか頭が真っ白になってしまいました。
このままでは家中が火事になって子どもたちが死んでしまいますし、かといって火事の恐ろしさを説明したところで、救出が間に合うかわかりません。

どうしようと考えたお父さんは子どもたちに向かって「こっちにいいおもちゃがあるよ!パパが買ってきたから、一緒に遊ぼう!ほら!」といいました。

すると子どもたちが
「えーっ!?」「おもちゃどこ!?僕が先だ!」
「お兄ちゃんまってよ!」
と子どもたちが外に飛び出してきました。
そのあとに家が崩れ、間に合ったのです。

お父さんはいいます。
「ごめん、ごめんな。ウソなんだ。おもちゃ、ないんだ」

ここで、この父親はウソつきなのかというと、
これは方便なのです。
方便とは、目的を達成するための手段で、こういったウソも存在しているのです。

もうひとつ、いじめられていた少年の話をします。
彼は太っていて、頭もわるく、ひねくれていて、男子にも女子にもいじめられていて、ズボンをおろされたり、無視されたり、蹴られたりしていました。

ある日お母さんが子どもに聞きます。
「学校はどう?楽しい?友達できた?」
少年は「うん!楽しいよ!友達いっぱいできた!」
「〇〇くんち遊びに行ってくる!」といって家を出ますが、友達がいないので河原で体育座りをしながらぼーっとしていました。

夏休みの長い時間も、体育座りで過ごしていました。でもお母さんに心配をかけたくないので、
友達と遊んでいるふりをしていました。

そして、授業参観の日がきました。その日は体育の授業で、3〜4人の1組になって競争することになったのですが、彼はみんなから避けられているので、ペアが組めませんでした。

先生は「どこかに入りなさーい!チームになってくださいねー!」といい、少年も「入れてください」といいましたが無視されつづけ、どうしよう、どうしようと思っていると、

「じゃあ、私とやろう」と泣きながらお母さんがいいました。
「お母さんがペアになるから」
ほかの親御さんたちが「なになに?」という空気になっているなか、お母さんは泣きながらその競技に参加します。

少年はそんなお母さんを見て泣いてしまいます。
いじめられていた事はいままで隠していましたが、その日、正直に話しました。

「僕の味方は、だれひとりいないんだ」
するとお母さんが、
「なに言ってるの。私があなたの味方よ。何があってもどんなことがあっても、仮にあなたが私のことを嫌いになっても、私はあなたの味方。それだけは忘れないでね」といって、お母さんは手を差しのべてくれたのです。

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このように、さまざまなハッタリがあります。
優しいハッタリだったり、強がりのハッタリだったり、愛のあるハッタリだったり。

ハッタリは、どういった想いからそのハッタリが生まれているのかによって、結果が変わります。
自分の未来に対して「私はこうする」という宣言も、ハッタリに聞こえるかもしれません。

そのとき、ハッタリをバカする人もいますが、
その人の本質はどこにあるのでしょうか。

相手の気持ちも察せるような大人になると、どのような想いからその言葉がきているのかまでイメージできます。

相手の言葉を表面的に解釈しているうちはコミニケーションの力が足りず、根本から見ていけると視野も広がるので、意識していきましょう。

未来に向けてハッタリをいえるということが、
自分に対して正直なことでもあります。

そのときあなたがいうのは、
優しいハッタリかもしれませんし、
強がりのハッタリかもしれませんし、
愛を表現するためのハッタリかもしれません。

その正直さを表現するために、ハッタリをかますときはかまして、うまく活用してください!


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