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2014年2月12日・韓国三日目★帰国その2 @ 韓国で自毛植毛してみた21

イさんの運転するクルマで金浦空港に向かう。また高速道路に乗る。
結構韓国に滞在している間にイさんがポケットマネーを出してることが多い。
一人あたり結構コストかかってると思う。
高速道路は4回くらい乗るし、初日の夕食代、ブログ書くとホテル2日分、手術後乗ったタクシー代、クリニック付近では有料駐車場も払ってます。
かなりの距離の往復もあるからガゾリン代もかかるでしょう。
トータル一人につき2万円近くかかってるんじゃないかなぁ?
クルマの中で色々話していました。
イさんが「どうでしたか?三日間。ストレス無いでしょ?」と聞いてきたので、「ええ、全く」と答えた。
来る前は、韓国は反日国なので、「日本人だとバレると殴られると思ってました」といったら、イさんは「そんなことあるわけない」と呆れた表情をしていました(笑) 
初日に肉を食べに行った時に、明らかに日本人が行かないような店でイさんと日本語で話をしていても誰も見向きもしていませんでした。
日本人も韓国人も批判しあっている人はただ単にお互いを知らないだけなんですよ。ニュースなどで反日記事見ると、韓国人みんなが日本を見ていて批判してるみたいに感じがちですが、僕は初めて韓国に行ってみて思ったのは日本人が思っているほど韓国の人は日本人に興味が無いということです。
実際僕は韓国に来てみていままで持ってた偏見はほとんどなくなりました。
韓国の新聞が書いてる反日記事も、日本のメディアが書いてる反韓記事も、「よく知りもしないで憶測だけで書いてるなぁ」ぐらいにしか反応しなくなりました。
こういうグローバルな視点を冷静に持てるようになったことが植毛以外の最大の収穫でした。そしてもっとたくさん外国に行ってみたくなりました。
日本人は島国からもっと出て、いろんな国で学んだり知ったりするべきです。お互い知らないから身を守るように外国人を攻撃するようになるのです。
イさんも4年間の日本の福岡県の大学に留学に来る前までは日本への偏見に凝り固まっていたらしいですが、全て間違いだったと考えを改めたそうです。
そのあと僕も福岡に行ったことあるので、そのことで話がはずみました。
しばらく車窓から景色を眺めていましたら、「あれがソウルタワーね」とイさんが言うので見てみると、両替に行った時に大きく見えたタワーがすごく遠く、小さくなってました。
いかにあの位置から離れたか分かる。クルマが走る道と並行して大きな川がある。僕が「これなんて川ですか?」と尋ねると「漢江(ハンガン)です」と答えた。
このあと飛行機に乗って上から見下ろした漢江はすごい緩やかな流れで、これは川下りとかカヌーに最適だなと思いました。
日本の川は流れが速すぎるから危険。漢江が長く延々と続くので、横にある土手には公園が。公園も長々とあるので、韓国の人はここで自転車に乗ってサイクリングを楽しむようです。
一般道で乗るのは危ない危ない。
車窓からの景色といえば、韓国では団地のような高層マンションが多いです。
で、多くの韓国人はこういう集合住宅に住んでるらしいです。
イさんもそうらしいです。
韓国ではこういう高層住宅のことを「アパート」といい、日本で言うアパートみたいな2~3階くらいの集合住宅を「マンション」というのだという。日本と逆ですね。
ソウルは世界一の少子化もあって年々人口が減っているそうで、イさん自身もソウル在住じゃないそうです。
近郊の、日本で言うと川崎とか横浜にあたるようなベットタウンに住んでるんだそう。
話は変わって韓国の企業の話になり、サムスンやヒュンダイが勢いがありますが、僕はロッテが一番馴染みがあると言いました。
子供の頃30年近く前ですが、僕らの世代はビックリマンチョコというのが流行り、オマケのシールを集めるのが社会問題になるほどでした。
今でもマニアの間では高値で取引されてて、たかがシールが何十万円もしたりします。
そんなロッテは韓国では新たに高層ホテルや新ロッテワールドみたいな遊園地を作ろうとして近隣住民から反対運動を起こされているそうです。
どこでもいろんな問題を抱えていますね。
そしてようやく金浦空港付近まで来ました。
イさんが道を間違えて出発ゲートに向かうはずが、到着ゲートの道に入ってしましましたが、そのまま下ろしてもらい、「3日間どうもありがとうございました。また日本の家についたらラインで報告します。」と言って握手をし、イさんとは別れました。

※この記事は2014年当時のことを書かれたものです



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