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#エッセイ
【企画参加】ミサンガの太さは愛の深さ
僕が中学生の頃。
Jリーグが始まったせいもあって爆発的なサッカーブームがやってきた。
小学校からずっとサッカーが好きだった僕はこのミーハーなブームが大嫌いだった。
サッカーのこともろくに知らないくせに、ワーキャー言って本当にうざいなと思っていた。
そんなミーハーなサッカーブームの中で唯一僕がカッコいいと思ったのが、ミサンガだった。
編み込んだカラフルな紐を手首や足首に巻き、切れると願い事が叶う
【三色団子のような人】
誰が持ってきたのか分からないけど、うちのデイサービスに大きな三色団子のおもちゃがあった。
面白がってそれを利用者たちに見せていると、ある利用者が三色団子に込められた意味を教えてくれた。
ピンク色は桜の咲く春、白色は雪の降る冬を、最後の緑色は新緑が生い茂る夏をそれぞれイメージしているそうだ。
「へぇ、秋は無いんですね」
その質問を待っていたとばかり利用者が得意気に話す。
秋がないのは【飽き
【曲がり角を想像する】
お知り合いのあるnoterさんが施設入所される長男さんへの想いを記事にされていた。
30余年、障害を持つ長男さんと一緒に過ごされた中で入所を決められた。この決断に至るまでいろんな事があって、様々な想いがあって、相当悩んで答えを出されたのだと思う。
当たり前だがこの決断に対して僕ら外野が言える事なんて何もあるはずがなく、強いて言うなら長男さんやご家族のこの先の幸せを願うことだけだと思う。
僕は