【育休14日目】新品に買い替えられない難しさから学んだこと
「古くなってきたなぁ」
「汚れ落ちないなぁ」
物を持っていたら人生で何度も通る道。
ちょっと破れたら塗って直したり、汚れがあったら入念に洗濯したりしてまだ使おうとすることだってある。
私もお金がない頃、今もお金ないがGUの990円のボトムですら縫い直して使っていたこともある。
ただめんどくさかったり労力に見合わないと新しい物を買い替える。庶民の私は物を買い替えた方がコスパが良い場面が多いのだ。
GUのボトムの時は股がちょっと穴空いていただけ。
見えない位置だし少し縫うだけ。流石に見える位置やあまりにも縫う手間が大変なくらいやぶけていたら買い替える。
ただ今日は買い替えた方がコスパがいいのに買い替えられない場面に遭遇した。
◯長女お気に入りクッションのヘタレ
長女が使っているホームセンターのクッションがもう限界を迎えていた。クッションなのに弾力も一切なく、見た目は明らかにヨレヨレだった。
ブランドものでもないし、安いクッションだから買い替えた方がいい。少し前からその話をしていたので一時期クッションを探していたが、長女が見た目が同じでないと「いやぁぁああ」と拒否反応を起こす。
ただ一目見てヘタレているとわかるほど使い込んでいる古いクッションだったので見た目が同じクッションがなかった。ずっとどうしようかと悩んでいた。
大人になるとお気に入りの物を手直しして使う嬉しさよりも、新しくお気に入りの物を見つけて手に入れる嬉しさの方が勝る時が多い。
だが子供にとってのお気に入りは魂そのものかのような執着心を見せつけてくる。
◯中身の綿を買い詰め直す
結果的に中身の綿を買い直すことにした。
妻の提案だ。私はけっこうケチなので最初は渋っていた。もう新しいのを買った方がいいと思っていた。
近所の手芸屋さんに着いて綿の値段を見た時に戦慄した。必要な量を購入すると2000円くらいの値段がする。ケチだけど長女と妻の可愛いおねだりの結果購入することにした。
綿は妻が詰め直してくれた。妻が小学生の頃から使っている裁縫道具で直しました。
のんびりYouTubeを見ていたのでbeforeの写真がないがクッションがまな板のように平らになっている姿を想像していただけたらと思います。
afterの写真がこちら。
分かりにくいかもしれないがクッションにハリがある。
綿を詰めるだけでまだ使えるのか。手芸屋さんの綿がいいのか、購入時よりもハリがあるように感じる。
◯綿を買い替えたことには気づいてなさそう
親が手間隙をかけて綿をかえても長女は気付いていなさそうな様子だった。でもそれでいいのかもしれない。
親は子供の知らないところで我が子の平穏な日常を支えている。娘達のためになるのもそうだが自分が親になることで学べた大事なことだと思う。
クッションの綿をかえるだけなのに、子供の知らないところで親が平穏な日常を支ていることと、物って意外とまだ使えることを学べた。
育休も折り返し地点くらいまで来ましたが学ぶことが日々あると感じます。
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