正しい知識を持って食べる
世の中には色々な栄養のtipsや考え方に溢れています。
正しい知識を持つことは重要ですが、この正しい知識を持つというのは非常にくせ者です。
学会や論文で発表されたから安心というわけでもありません。なぜなら、学会や論文が必ずしも信頼性の高いものであるという保証がないからです。
学会や論文にもランクがあります。歴史があったり、Aレベルの学会、査読つきの論文であれば信頼性は高いと言えるでしょう。
が、学会や論文によっては、キチンとデータをとっていて嘘は言っていないとはいえ、被験者の人数が少なく根拠に欠けるものや、データからうまく根拠を見出だしてそれらしく見える発表や書き方をしているものもあるのも事実です。それにより惑わされ、間違った情報が広く伝わってしまうことも過去にはありました。
栄養についてのデータをとるには膨大な時間やコスト、人が必要となることも多く、なかなかはっきりとしたデータを得ることが難しい面もあります。そのため、騙すために上記のようなことが起きているわけではありませんが、本当に信頼できる情報というものは案外少ないものだということも心に留めておくだけで情報に惑わされることは減ってくるように思います。
食べることは生きることであり、流行ではないのです。
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