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他人は本当に自分のことなんて見ちゃいない

『他人の目』

なにをするにも、他人の目は気になる。

「誰も、お前のことなんて見ちゃいねぇよ!!」

なんて言葉は腐るほど聞いてきた。

僕はHSP気質があるため、そんなことを言われても、すぐに他人の目を気にしなくなるなんてできない。

「他人の目を気にするのはバカだ!」
「自分がしたいことをするのに、なんで他人の目を気にする必要があるんだ!」

分かる。
言いたいことは死ぬほど分かるし、僕だってそうしたい。

だができない。

どんなに言葉で、他人の目を気にするな、と言われても、以前の僕にはどうしてもそれを実行することができなかった。

「事実は自分が経験しないとわからない」

なんて言葉があったような気もする。
何事も、自分が経験してみないとわからないものはある。

『対岸の火事側』に立たないと、ことの重大さがわからないように、何事も自分自身が経験しないとわからないのだ。

「他人の目を気にするな!!」

と言っている人は、もうすでに他人の目を気にしていない人。

言うなれば、その人は、対岸の火事に向かって、

「火事には水をかけろ!!」

と言っているようなものだ。
対岸の火事側の本人にとっては、

「そんなことはわかっちゃいる…。しかし、体が動かないんだ…」

火事側の人間は、呆然として動けない。
問題の解決法なんて、わかっちゃいるけど、体が動かない時もあるだろう。

僕は、

「他人の目を気にするな!!」

と言われてもどうしても、体が言うことを聞かず、その場で火が燃え広がっているのを見るしかできないでいた。

しかし、分かった。
本当に他人なんて、自分なんて気にしちゃいないということを。

他人は本当に自分なんて見ちゃいない

他人は本当に、自分なんて見ちゃいないのだ。

なぜ僕がそんなことを改めて思ったか。
僕は、普段から自分の外見を非常に気にしている。

「服装は変じゃなかろうか…」
「剃り残したひげが、目立っていないだろうか…」
「ニキビができたから、人と顔を合わせるのが嫌だ…」

なんて、自分の外見を気にしすぎていた。

酷い時は、

「髪型が決まらないから、今日は出かけるのはやめよう…」

なんて、外見がうまく決まらないからと、出かける準備をしておいて、それを辞めることすらあった。

外見を気にしているというのは、他人の目を気にしているからだ。

異常なほど、他人の目を気にしているからこそ、少し髪型が決まらないだけで、行動に制限がかかる。

良くない。
なにが良くないって、単純にやれるものが少なくなるからだ。

他人の目を気にしすぎていると、自分の行動に大きな制限がかかる。

もったいないのだ。
他人の目を気にして、自分が本来やりたいことができないなんてもったいない。

そんな当たり前に気づいたきっかけは、僕の髪型だ。
変に長くなってしまったが、言いたいことはシンプルだ。

髪型を変えたことを、めちゃくちゃ気にしていたが、
誰も僕のことなんて、たいして気にしていなかった。

これが今日伝えたい事だ。

他人の髪型なんてどうだっていい

みんな、他人の髪型なんてどうだって良いのだ。

僕の以前の髪型は、長めのボブ。

ちょっと可愛すぎるがこんなの

上記のボブだった僕が、

なかやまきんに君になった。
※良い無料の素材がありませんでした。

あなたは、BTSが、きんにくんになったら、どう思うだろうか。

僕は、みんなに突っ込まれると思った。

「変な髪型!!」
「前の方がいいよ!!」
「少し似合わないね…」

なんて反応が当たり前のように来るのではないかと思っていたのだ。

なので、今日は職場に行くのがこわかった。
行く前は、

「みんな気にしないはずさ!!」

なんて強がっていたが、本音は、憂鬱でしょうがなかった。

しかし、そんなのは杞憂でしかなかった。
今日僕の髪に言及した人は、10人中、2人だけ。

誰も僕の髪型なんて気にしてないというのが、真実だ。

他人は本当に自分のことなんて見ちゃいない。

それか、僕が職場で嫌われているかだ!

後者でないことを願いながら、今日はここまでです。

あなたの、行動が制限されている理由はなにか。
それが、他人の目であるのなら、もったいない。

理解するのは難しいが、まずは、他人の目を気にしていたら、もったいない、と思うところから始めてみてはどうだろうか。

…職場で嫌われていませんように!

おしまい。

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