一時間、幸せになりたかったら、酒を飲みなさい
一時間、幸せになりたかったら、酒を飲みなさい。
三日間、幸せになりたかったら、結婚しなさい。
八日間、幸せになりたかったら、豚を殺して食べなさい。
永遠に、幸せになりたかったら、釣りを覚えなさい。
どこかで聞いた、中国のことわざだ。
誰の言葉か調べてみたら、実は出典元が不明らしい。
日本人の小説家が自身の著書で、中国のことわざとして紹介しているらしいが、出典元が不明という、少し胡散臭さがある言葉です。
とはいえ、この言葉には、考えされられるものがある。
特に、最初と最後ですよね。
一時間、幸せになりたかったら、酒を飲みなさい
お酒好きですか。
最近はお酒離れが激しいとか言われていますが、飲む人は飲みますよね。
僕もお酒は大好きです。
いや、大好きでした。
僕のような、精神的に弱い人は、お酒に逃げがちです。
お酒を飲むと脳が麻痺して、余計なことを考えなくて済むようになるので、若い頃から、毎日飲んでいました。
まぁ、よくないお酒との付き合い方をしていたわけですが、数年前に一切飲むのを辞めた。
理由は、いくつかあるが、一番の理由は、
こんな意識高い系の若者のような理由で、アラフォーが断酒をしたわけですが、思いのほか断酒は上手くいった。
そして、自分自身の精神も、安定するようになってきた。
ということで、断酒は成功したわけですが、先日、なんとなしにお酒を飲んだんです。
そして、どう思ったか。
と思いました。
理由は、
翌日の目覚めが悪い
この一択です。
お酒は、翌日の自分にまで響く。
これを毎日続けていたら、どんどん自分の体にダメージが貯まると実感しました。
手軽に幸せになる方法は、長期的な幸せを得るのには向いていません。
もちろん、お酒が好きな人を否定しているわけではない。
楽しく飲んで、翌日も元気な人は、それが一番いい。
ただ僕のような精神的に弱い人は、お酒に注意しなくてはいけない。
永遠に、幸せになりたかったら、釣りを覚えなさい
というストレートな意味としても、捉えれます。
実際、ネットで検索したら、釣り師が自分への言い訳として使っている場合もある。
しかし、考えようによっては、釣りに限ったことでもない。
要は、
という意味としても捉えられる。
趣味をもって、それを極めよう極めようとすれば、それだけ幸福になりやすいのではないかと。
たとえば、
趣味がゼロの、定年退職した男性
多趣味の、定年退職した男性
これのどちらが幸福そうか。
圧倒的後者ですよね。
趣味を持つということは、自分だけの時間を楽しめるということ。
逆に趣味がないと、どうするか。
なんていう、ボケまっしぐらのような老後が待っているかもしれない。
怖い。
これでは、幸福とは程遠い老後が待っている。
幸福になるためには、趣味をもとう。
たとえば、それが文章を書くでも良い。
趣味を持つというのは、将来の自分を救う方法になりえる。
お酒と趣味と
お酒はいらない。
趣味を持とう。
僕の結論はこうです。
しかし、何度も言うようですが、お酒が好きな人は辞める必要はない。
お酒が趣味として成立している人は、それでいいと思うんです。
ただ僕のように、お酒を飲む理由が、
という人は、気を付けなくてはいけない。
逃避しても、現実は続く。
逃避は、中国のことわざでいえば、一時間しか持たない。
とすれば、少しワリがわるい。
コスパ最悪です。
お酒はほどほどに。
ということで、以上です。
おはようございます!
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