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嫌なやつは嫌なやつのまま、はびこる

『人の悪口は良くない』

なんてことは子供でも知っている。

小さな頃から、僕たちは、人の悪口は良くないもの、と教えられて育ってきた。

しかし、小さな頃から、友達の悪口を言う奴はいた。
その悪口につられて、自分もなんとなしに一緒に悪口を言っていた覚えがある。

その時に一緒に悪口を言いあっていた頃、楽しかったか?

今思い返すと、まったく楽しくなかった。
それが原因かどうかは分からないが、悪口を言う奴とは、その後自然と遊ぶのを辞めている。

だから、悪口ばかり言う奴からは、自然と人が離れていくのだろう、と思っていた。

しかし、どうだろうか?

大人になってからでも、周りに悪口を言う奴はいるだろう。

そんな奴の周りには誰もいないか?

そんなことはない。
悪口を言う奴の周りには、ワリと人がいる。

というか、悪口をよく言う奴はその場の中心人物になっている場合も多い。

  • よく悪口を言う奴が、悪口を言う

  • その悪口につられて、周りも悪口を言う

  • その場が盛り上がる

こんな状態はよくある。

こんな状態になっている場を見るたびに、僕は思う。

この世界は、良い人間だけでは上手くいかない、と。

嫌な奴は嫌な奴のまま、はびこる

人の悪口を言う人間は、嫌な人間であるのは間違いない。

しかし、そんな嫌な人間は、はびこる。

悪口をよく言っていて、周りからあまり好かれていないような人間が、社会的地位が高いなんてのは、日常茶飯事だ。

あなたの上司は良い人か?
学生時代の教師は、誰もが良心的だったか?
お金持ちは全ての人は善人か?

そんなことはない。
全くそんなことはないのだ。

こんなことを言うと、

「社会的地位が高い人間は、民度が高いんだよ!」

なんて思う人もいると思う。

しかし、それは、社会的地位が激高の人間に限る。

たとえば、『超がつく程のお金持ち』などは、民度が高いだろう。

というか、そんな人たちは、良い人である方が合理的に得だと理解しているのだ。

僕がいう、社会的地位が高い人とは、そんなはるか上の存在ではない。

  • 小金持ち

  • 中小企業の役員

  • 地方の議員

そんな、ある程度、社会的地位が高い人間は、嫌な奴が多い。

良い噂を全く聞かない人間が、地方の議員になっているなんてのは、良くあることなのだ。

世間一般的に嫌な奴と思われる人間は、ある程度、高い社会的地位を得ている場合が多い。

僕のような、最底辺にいると、それがよく分かる。

そして、世間一般的に嫌な奴は、嫌な奴のまま、その場にいる。

それ以上高い地位にはいけないかもしれないが、少しだけ高い社会的地位を得たまま、その場にはびこる場合が多い。

この世界は、嫌な奴は嫌な奴のまま、はびこるのだ。

幼い頃の自分に素直に

嫌な奴は嫌な奴のままはびこるのが現実だ。
しかし、だからといって、そんな人間にはなりたいとは思わない。

なぜなら、自分の心がそれを求めていないから。

いくら嫌な奴になれば社会的地位が上がるとしても、そんな人間にはなりたくはない。

小さな頃の自分が、

「そーゆうの辞めた方がいいよ…」

と言っているんだ。
幼い頃の自分の純粋な気持ちには、素直でいたい。


綺麗事を言ってみた。
まるで自分が、少年マンガの主人公のようだ。

カッコいい。
なにより綺麗事を言うと、気持ちがいい。

ということで、気持ちよくなったところで終了です。

お疲れ様でしたー。

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