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ヤマハからギター借りました。
展示に使おうと思って実家から送って貰ったギターがヤバい状態だった(前回の投稿参照)ので、急遽ヤマハにお勤めの友人K君にお願いしてギターを借りる事に。
今回、ヤマハ株式会社からお借りしたクラシックギターはCG192S。スタンダードモデルの中では最上位の機種で、表板は明るい音が鳴るスプルースの方のモデルをチョイス。
※このギターは『マチネの終わりに』のある登場人物をイメージして選びました。※蒔野ではあ
キムタクとベッキーとボク
昨日の朝方、就寝前に『マチネの終わりに』をベッドの中で読んでいた………
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なんだか身体がぽかぽか温かい。目を開けてみるが、辺りは白くモヤがかっていて何も見えない。微かに硫黄の臭いがしていることから察するに、たぶんボクは温泉に入っているようだ。冷たい風が吹き抜けた。モヤが少しはれ、前方に人影のようなものが二つ見えた。キムタクと
#003 禁じられた遊び
『マチネの終わりに』の登場人物、蒔野聡史はクラシック・ギタリストである。物語冒頭のコンサートで演奏されたというアランフェス協奏曲やセイス・ポル・デレーチョなどを実際に聞いて以来、最近はクラシックギターの曲を流しながら仕事をしたりして、ややハマり中です。
最初にクラシックギターと聞いて思い浮かんだというか、それ以外は知らなかった「禁じられた遊び」という曲があります。ギター初心者が練習する曲とか、昔
#001 シュガー&ソルトウォーター
noteで連載中の平野啓一郎氏の著書『マチネの終わりに』とのコラボレーション企画に参加するにあたり「恋愛」をテーマに色々と試行錯誤してみようかと思っています。なんとなく小っ恥ずかしい気もしますが、私たちにとっても普遍的なテーマのひとつ、しばらくは「恋愛」について思いを巡らせてみることにします。
今回は、恋愛において相い違うものが1つになるという状況などを抽象化して考えてみた。
恋愛についての習
#002 “ENCORE” “NO”
2014年の流行語大賞にも選ばれた日本エレキテル連合のコントで、キモいオヤジに対して朱美ちゃんが言う決めゼリフ「ダメよ〜、ダメダメ」。これは昔からよく耳にする「嫌よ嫌よも好きのうち」的な、あえて気持とは逆の意味の言葉を発することでより高揚感を高めるという日本伝統の恋愛コミュニケーションの1つである。表裏一体、生死一如といった仏教の思想に由来するものだと考えられるが、スイカに塩を振って食べる感覚にも
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