84. 反資本主義/ Anti capitalismo(3)
昨日の記事はSNSの話で終わってしました。
何でも使い方次第ですよね。
僕は、SNSを自分のブランディングのために、と思って使っています。
多くの人が自分の承認欲求を満たすために、
SNSを利用している(させられている)と思います。
僕の場合は、もちろん承認欲求を満たしたい気持ちもあるのですが、
仕事柄、やはり仕事を任せてもらえるような人間であることをアピールするように心がけています。
言い方は良くないですが、
「よく見せる」ようにしている部分があると思います。
でも、大半の皆がそうだと思うけどなあ。
このnoteに関しては、かなり赤裸々に書いている部分もあるし、
読みたいと思って読んでくれる人がほとんどだと思うので、
あまり自分を聞かざる必要はないですね。
実際、毎朝の限られた時間で、
その時思いついたことをババっと書き出しているので、
文章表現はいい加減だし、写真選択もかなり適当です。
ところが、文章を書くことは良い習慣だと痛感しています。
普段から思考するということが良いトレーニングになっています。
さて、ようやくまとめに入っていきます。
資本主義では経済活動を活性化させることが、
投資家や事業主の最大の目的だと書きました。
ですが、資本主義に毒されていなければ、どうなのか?
資本主義社会で生きている僕らにとって、そんなことは可能なのでしょうか?
全ては難しいかもしれません。
でも、一部の行動を生活の中に取り入れることができると思います。
お金を使わずして、
どうやって生きていくのか。
やり方は色々ありそうです。
面白かったのが、山崎さんが起業して間もない頃、
仕事も少なく、収入も安定していなかったので、
毎日、誰か知り合いのところへ遊びに行って、ご飯を奢ってもらっていたのだそうです。
1日毎に相手を変えて、転々としながらなんとか食を繋いだのだそうです。
もちろん、ただめしをもらってばかりとはいかないので、
山崎さんも何かをその相手に返していた分けですが、
一体、何を返していいたと思いますか?
コレが実に面白い。
面白い話と、コンタクトだそうです。
その時、山崎さんが面白いと思っている話を、面白く話す。
相手が必要なコンタクト、この人とこの人が繋がったら面白いかもという時に、
山崎さんのコンタクトを共有していたのだそうです。
まさに、のちにつながるコミュニティデザイナーそのもののお仕事ですね。
面白い話をしたら相手も、
「お、山崎はいつも面白い話をしてくれるなあ、また来月も飯いこうや」
となっていたのだそうです。
お金がなくても、人脈を駆使してどうにか生き延びていたんですね。
こんなふうに人々はお金を使わなくても生きていけるのかもしれません。
昔は、住宅だってお金を使わずに、
地域住民同士で助け合って作っていた分けですからね。
当時日本の文化には結(ゆい)というつながりがあって、
地域住民同士で助け合っていました。
きっと、お返しは家を建てたひとの畑でとれた野菜とか、
山でとってきた山菜とか、川の魚とか、そんなものだったかもしれませんね。
当然、他の人が家が必要となれば、自分も助けに行った分けです。
ところが、イギリスから始まった資本主義、
貨幣経済がどんどんと世界中に広まり、
なんでもお金で解決する文化が広まってしまいました。
今では、家も建築家や大工さん、ハウスメーカーに頼んで作ることとなってしまいました。
プロに任せた方がいいには決まっていますが、
当時の生活と今の生活、どっちが幸せかというのは人それぞれですかね。
お金を必要としない生活は、追求していったら面白いかもしれませんね。
僕ももっと研究してみたいと思います。