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無責任な自己責任論を展開する結婚相談所の仲人たちをこき下ろす

はじめに

どうも元婚活戦士のダイキっちです

結婚相談所は救世主のふりをした悪魔的なクソサービスの代表格みたいなところがあるので、被害者が増えないようその実態を定期的に啓蒙しています

今回はかつて結婚相談所で活動して結婚まで至った当事者の立場から見た結婚相談所のクソみたいな部分に対して、思うところをめちゃくちゃに言っていこうと思います

ちなみに結婚相談所は基本的にはめちゃくちゃなクソサービスですが、全部飲み込んでうまいこと使うとめちゃくちゃ良いサービスに変貌するので、まあ毒と薬みたいなもんですね

今回はポイズンの面だけをつらつらと語っていくとしましょう


(全文6000文字)


成婚率が10%!

さて、初っ端からクソみたいな質問を投げますが、結婚相談所のサービスとはなんでしょうか?

何を当たり前のことを聞くんだと思うかもしれません

その通りです

結婚相談所のサービスとは、会員を結婚させることです

単純ですね

訂正やら補足などは一切受け付ける気はありませんが、念のため確認するとしても、逆に結婚すること以外に結婚相談所に価値提供できる何かがあるでしょうか?

メンタルケア?
自己成長?

アホか
ぶん殴るぞ
ふざけるのも大概にせよ

結婚相談所の価値はどう考えても"結婚"です
結婚という結果以外に結婚相談所が会員に提供できるバリューなどありません
過程など関係ありません
結果こそ全てだろ!
甘えんじゃねぇ!


サービスの価値提供は結婚であるのだから、良質な結婚相手を提供することこそが結婚相談所の価値だと言えましょう
その価値は顧客満足度の数値でしか測れないでしょうが、もう一つ結婚相談所の価値提供力を測ることのできる指標があります

それは、成婚率です
結婚相談所を使った人がどれだけ結婚までにたどり着けるかの割合ですね

さて、じゃあ、実際の結婚相談所の成婚率はどれくらいの割合でしょうか?

それは、見出しにも示したような驚異的な数字です

なんと、成婚率はおおよそ10%!というものになります

この数字の威力がわかるでしょうか?
これは裏を返せば、10人に9人は結婚相談所で結婚できないということを示します

結婚をさせることがメインサービスのビジネスで、サービスの恩恵を全く受けていない人が全体の過半数、いや、ほぼ全員を占めています

これは、極端なことを言えば、結婚相談所はサービスを全く提供していないにも関わらず、金だけはもらっている、というようなサービスであると言えるのです

非常に悪どいサービスですね
悪意があるかは置いておいても、かなり低質なサービスであることは間違いありません

結婚相談所でサービスの恩恵を受けられるのは、10人に1人の人間なのですから、とんでもなく低い確率の福袋を買わされているようなものです
しかも、ハズレたら中身は空
福袋やらガチャやらパチンコだってもう少しマシな商売をしてると言えるレベルには低質であります

しかし一応希望はあります
それは本人の努力次第でサービスを受益する側に回れるということです
ただし、そのためには、とても辛く苦しい試練を乗り越える必要があります
しかも、この試練はお釈迦さまもびっくりなレベルの難易度です
すでに会員の10人に9人は脱落しているという現状がその試練の難易度を物語っているでしょう
この試練は、超絶ハイパーエクストリームモードなのです
普通なままだとクリアできません
普通の人を切り捨てるのが結婚相談所というバトルステージなのです
世の中の大半は普通の人なのに(※正確に言えば大半の人のことを普通と呼ぶ)普通の人にはサービスを提供しないというのが相談所のスタイルなのであります

つまり、結婚相談所は事実上、客にサービスを提供する気がない業者なのです
でも一丁前に金は持って行きます
驚くべきことに、結婚相談所は結婚しなかった人からも遠慮なく金をむさぼり取ります

しかも一千円、二千円の話ではありません
少なくとも二十万、大抵の場合、五十万円〜百万円の単位で金をドブに捨てさせられるのです

アンビリーバブルな業界でしょう
空いた口が塞がらないとはこのことか

しかしこれだけではありません
輪をかけてとんでもないことがあります

それは、仲人がそのクソったれな構造自体を理解していない、というところです


ネットに蔓延る結婚相談所業者の自責論はポジショントークである

さて、結婚相談所の業者は自身の営業の一環になることからか、ネットでありがたいご高説を垂れている仲人がちらほら現れていますが、その中には会員をディスるタイプの仲人もいたりします

特に会員をディスるタイプの仲人はあまりにも人間として終わりすぎているので、よくもまあお天道様の下をのうのうと歩いていられるなぁという気分になりますが、そのような餓鬼の道を行く者が現実には存在しているのです
ああ、嘆かわしや
来世に期待

話が脱線しそうなので元に戻すと、では、そんな偉そうなことをいう仲人たちはキチンと結果を出せているのか?という疑問が湧くかと思います
答えは、否
全く結果を出せていないということは、先ほどの成婚率10%という数字からも明らかでしょう

仲人たちは結果も出せてないのにネット上で声高らかに吠えているのです

しかし、仲人には仲人なりのロジックがあるようです

それは、結婚は個人の問題であって、結婚ができていないのは本人の努力不足である!というものです

いわゆる、自己責任論ですね

たしかに、結婚するのはその会員自身なのだから、結婚できていないのは本人の努力不足である、という仲人の主張は、一見すると正しいかも知れません

しかし、本当でしょうか?

結婚相談所のサービスは結婚させることなのだったら、会員が結婚したかしなかったかは、全て結婚相談所側に責任があると考えるのは至って普通の発想ではないでしょうか?

なぜに、会員側に責任がある、という話になるのでしょうか?
確かにやけに説得力がある気がしてしまいますが、なんでしょうね…
よくよく考えれば、ロジックがおかしいです
勘の鋭い会員ならば、この一連の仲人の主張は結果が出ていないことを会員側に押し付ける責任転嫁をしているだけではないのかと勘ぐりたくもなるでしょう

さて、そういうロジックのおかしさに気づいた会員に対する対策なのか否か、詳細は不明ですが、もっともらしいより強固?なロジックで会員を追い詰めている仲人もいます

そのような仲人によると、結婚相談所というのは、あくまで結婚の機会を提供しているだけのようです

あくまで結婚相談所は結婚の機会を提供しているだけであって会員の結婚にまで責任は持ってないんだよ?なんで知らなかったの?という論調です

なるほど、確かに……ってなるかーい!

まあね、確かに、ロジックとしては正しいでしょう

しかし、こんなの戯言でしょう
よくもまあこんな自分に都合の良い言葉をペラペラ喋れたもんだと感心してしまいます
言ってる本人は戯言だって思わないんですかね?

確かに、ロジックとしては正しいです
結婚の責任は詰まるところ全て個人の責任です

そんなのアタリマエ、大前提すぎてあらためて述べられると、意表を突かれてびっくりしてしまいます

でも、それを言ったらおしまいよ

結婚は個人の責任である!というならば、なんで仲人なんてものが存在しているんでしょうか?

彼らの回答としては、アシストやらサポートやらをする人間が仲人であるということのようであり、それはごもっともな意見でありますが、そこを理解した上で改めてこちらから問わせてもらいたい

え? なんで、サポートする側の人間が会員を突き放してるん?

少なくとも結婚は個人の責任と発言をするのは、仲人として役割を放棄したに等しいと思わなかったのか?と自分は問いたいのです

いや、もうそれ匙投げてるやーん、って自分は聞いてて思うのです

別に真理は真理であるので、結婚は自己責任であるというのであれば、個人の立場で好きに述べたら良いでしょう
実際、結婚相手は死に物狂いで自ら勝ち取りにいくというのは生物としての宿命です
こんなの生物としての本能に問い掛ければ、改めて誰かに言われなくても誰しも自ら気づける話です
それを、みんな知らなかったかもしれなかったから教えてあげるね、みたいな顔でドヤるのは少々恥ずかしいというものです

少なくともそんな恥ずかしいことを仲人の立場から堂々と言えるその性根を僕は疑ってしまいます

そもそも仲人の立場で上記の主張をしたらこのようなカウンターが返ってくるはずです

「なるほど、結婚は自己責任なのはあいわかった。してそちは、世の中に結婚を増やすため、仲人をやっておるのじゃろう。見ての通りわしは結婚しておらぬ。そちは結婚を増やしたいと申すのなれば、そちがシャカリキになりてわしの最適な結婚相手をビシッとバシッとみつけ、結婚させてくれても良いのじゃが、なぜに出し惜しみするのじゃ。もしや、そちはペテン師ではあるまいな?」
というカウンターが返ってきてもおかしくないでしょう
これに対する仲人の考えとは一体どういうものか一度どこかでお聞かせ願いたいものですが、とりあえず話を先に進めましょう


ていうか、上記のロジックは結婚相談所のサービス自体も否定しているのでめちゃくちゃ酷い主張であります
そもそも、結婚相談所の利用者は結婚できることを期待して使っています
利用者としては、結婚できた時に初めてサービスの提供を受けたと理解できるでしょう
では、仲人の真っ当するべき役割はただ一つ、結婚相手を見つけて結婚させることです

結婚できるかわからないけど、結婚相手の候補に合わせてもらえて嬉しい!なんて思って相談所のサービスを使っている利用者なんているでしょうか?
いたら正真正銘のバカでしょう
利用者目線に立てば過程なんて関係ありません
結果が全てです

結婚相手の候補に合わせることが結婚相談所のサービスのバリューです、とか本気で言ってるのならば、あまりにもどうしようもない人でしょう

「結婚相談所はあくまで結婚相手の候補と出会わせるだけです!そこから先は本人の努力の問題だ!」なんて真顔で言ってるやつは、結果を出せない仲人の言い訳なんですよね
流石に苦しいって

少なくとも誠実さの欠片は微塵もないと言えましょう

だって、相手が本当に求める真の価値に気付いていながら目を背けているのですから
そしてあろうことか、会員に責任転嫁しているのです
誠実な人間のやれることではないでしょう

しかし、そんな非誠実な仲人たちは会員に婚活における誠実さを説いているのです
なんとも滑稽というものですね

どうせならば、誠実さなど婚活のクソほど役にたたないという事実をさっさと教えるべきでしょう
(仲人たちを見てごらん、彼らは君たちに非誠実でも結婚できているでしょう、つまりそういうこと)

なぜ、そこだけ綺麗事を抜かすのか…
二重で意味不明ですね

たしかに結婚とは他人ともっとも真摯に向き合わないといけないテーマなのでしょう
しかしそのような崇高なテーマを掲げている仲人の多くは非誠実な態度で会員と接しています
自己矛盾も甚だしい
どっちかにせぇよって感じです

願わくば、誠実に愚直に結果だけを仲人も追い求めて欲しいものですが、現実は難しそうです

これはひとえに現実が厳しすぎるということの裏返しでありますが、その現実に仲人も負けているのです
仲人たちよ!もうちょい頑張れよ!
負けちゃダメだ!

自己責任なんだろ!
なら、会員の結果に仲人も責任を持てよ!
結婚できてないのは、仲人のチカラ不足!
会員が結婚できずに挫折するのは仲人のチカラ不足!
それ以上でもそれ以下でもない!
全ては全部仲人の責任です!と言って、初めて仲人として誠実であると言えるのではないでしょうか

僕変なこと言ってますかね?

結局、自己責任というのは森羅万象、ありとあらゆる事象は自分の責任であると言えるのです
なので、自己責任論を持ち出す人間は全ての事象に対して全ての責任を持てばいいのです

例えば会員が結婚できないのは仲人のせいであるし、なんなら本日雨が降って会員のモチベが下がってお見合いがうまくいかなかったのも仲人のせいです
仲人にチカラがあれば、会員のお見合い会場まで雨除けのひさしをつけられたでしょうし、雨が降っても楽しめるようなお見合い会場をセッティングすることだってできたでしょう
自己責任論で考えれば、上記の事象は全て仲人のチカラ不足から起きたものなのです

かくいう自分も自己責任論者です
ということは、結果を出せないことを会員に責任転嫁してしまう仲人の発生も僕のせいだとも言えます
なんということでしょう

申し訳ありませんでした
だから、今、僕の責任を持って仲人たちを正しましょう
おかしなことをいって会員を苦しめる仲人を成敗しているのです
本来僕にはそんなことをする道理はありません
しかし、僕は自己責任論者です
婚活者が苦しんでいるのは僕の責任なのです
だから、苦しめる敵は全て討つのです
たとえこの身に変えても
それが責任を負ったものの務めというものでしょう

…どうでしょう、この自分の身を削って社会を良くしようと思うだいきっちの姿勢

見てますか?
自己責任論者のみなさん
これが本来の"自己責任"ってやつですよ

自己責任論を持ち出して他人に責任転嫁してるんじゃねぇよ、アホか

現実の厳しさに負けてんじゃねぇ!
あろうことか、自己責任という免罪符を持ち出して、自分の役目をほっぽり出すな!

お前が戦わなくてどうする!

仲人になったのならば、まして、自己責任論を持ち出すのであれば、たとえ火の中水の中、会員とともに死ぬ覚悟で婚活に挑め!

それができないならボランティアでやればええだけなんやで

責任という言葉は重いのだ
無責任に使うことなかれ

ダイキっちの目の黒いうちは生半可なことは言わせまへんからな

よー、頼みますでほんまに



オチ

まあ、最終的にこのこき下ろしって誰に対して言ってるんだっていうのを述べておくと、この記事のほとんどの内容は自分のかつての仲人に対する発信だったりするのだった

(かつての仲人は普通に感謝してる面もあるけど、モヤモヤも多かったからここで供養とする)

今だから言うが、僕から言わせれば、彼は払った金額の10分の1もバリューを出せていなかった
彼は僕と結婚相談所のシステムに寄生してただ金をチャリンチャリンもらっていただけなのである
そのあたりの部分は活動中にかなり頭に来ていたが、ここまで耐えていたのはダイキっち君はかなり大人だったといえよう

まあ、結婚できたらなんでも良いんだけどね
しかも、結婚できたらむしろ安いくらいである
普通に生きていたらリーチできないようなあり得ん素敵な異性と結婚できたのだ
婚活費用のたかだか数百万など安すぎる出費である

だから、活動中に仲人をこき下ろしてもいいことなんてひとつもないのだから、活動中の会員のみんなは頑張って耐えましょうね
少なくとも結婚するまでは我慢

でも、先の見えないしんどさは嫌というほど自分は理解できます
だから安心してほしい

ダメダメな仲人、足元をみてくる仲人に対する不満は僕に任せたまえ
君に代わって成敗しておいてさしあげましょう

なにせ正義はダイキっちがもとにあるのですから
なぜなら僕は結婚相談所で成果を出した会員だからです
結婚相談所において成果を出したOB以上に正しい意見を出せる立場はあるでしょうか?

こんな気持ちのえ〜立場はそうそうありまへん

知ってるだろうか?
驚愕の事実だが、結婚相談所の仲人の過半数は相談所外で結婚しているのだ!
そのためダイキっちに言わせれば、大概の仲人は「そんなこと言ったって、お前相談所で成果出したことないやん?」という魔法のワードで吹っ飛ばせるのだ
ダメダメ仲人の成敗にはどこにでも馳せ参じて差し上げよう
後ろは任せてくれたまえ

君も結婚相談所で活動してるのならば、勝て!
勝ってこっち側にこよう!

超絶気持ちえ〜ぞ〜

だから、負けちゃダメだ
がんばろな

是非によろしく


余談

ていうか、結婚相談所の価値提供力の測定に成婚率を使うこともそもそも論としておかしな話であることにみなさん気づいたでしょうか?

なぜなら結婚がサービスの価値なのだったら、結婚するのは当たり前水準であるはずです
なので、当たり前のように成婚率は100%でなくてはいけません

その前提で、どれだけ素晴らしい結婚相手と結ばせることができたかが結婚相談所の腕の見せ所になって来るはずです
野良で見つかるような人と結婚していたら結婚相談所なんて使う必要は一ミリもありませんもんね

だから、結婚相談所は本来戦うべきステージにまだ上がれていないという点でまだまだ未熟なサービスであると言えます

まあ、結婚相談所の運営元のお偉いさんもそのあたりの課題は認識していると思いますし、できるなら当にやってるのでしょう
100パーの確率でそれなりに望む相手と結婚できるサービスが仮に出来たのならば、一部の恋愛過程を楽しむ酔狂な物好き以外の人間はみんなその完璧なサービスを使うはずです

だって100%結婚できるんですよ
少なくとも、今ある結婚相談所で苦戦してる人は鞍替え待ったなしでしょう
10人に9人が脱落する環境から脱出できるのですから絶対鞍替えするはずです
間違いない

つまりそういうサービスが求められているのです
作りたいですよね
そして、自分がそのサービスを作るならそれだけで満足しません
本来の最高の異性と結ばせる
運命の相手と結婚できる
この世界に生きる人間の中で最も結ばれるべきだった人間通しを結ばせるサービスを必ずや作るでしょう

作りたい

チカラをくだせぇ
頼むぜみんな

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