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DXへの1歩目

DXのアイデアをどこで見つけるか。そんな方法を見つけました。

DXのアイデアの場所

在宅勤務をしていると、どうしても集中力が途切れることがあります。その時に、休憩時間として、YouTube動画を見始めました。DXのアイデアはYouTubeから見つけられるのです。

YouTubeで検索したキーワード

「スタートアップ ピッチ」

なぜ

エンジェル投資家(創業間もない企業に対し資金を供給する富裕な個人のことである。 投資の見返りとして株式や転換社債を受け取ることが一般的である。)がスタートアップ企業に投資する際に、そのビジネスモデルが世の中に受け入れらるかを判断する、短い時間でのプレゼン。3分や5分のプレゼンで、投資家が投資するか判断するイベントで、あらゆるところで行われています。このイベントに、DXのアイデアがたくさんつまっています。

気になる点

すべてのスタートアップが本当に良いアイデアで勝負しているか、と聞かれると、どこかで聞いたことがあるとか、もう実現されていることだとか、海外のサービスですでに見たことがあるとか、残念なものもあります。投資家は世の中の状況をすべて理解してはいないし、(世の中すべてのスタートアップが何をしているかなんて把握できないですよね)、投資家より業界に詳しい人はたくさんいるので、この人何言ってるんだと思うこともあります。しかしながら、全体的には、良いアイデアが豊富に揃っていると思います。

ある動画を見ていて、すでにこんな製品、海外であって、日本でもとっくに導入したことがあるな、という製品のプレゼンを見ました。スタートアップの会社としては、競合分析が足りないとか、海外の調査が足りないとか、人数が少ないために判断を誤っているなと感じましたが、良い点もあります。そのプレゼンで、顧客課題を理解することができるのです。顧客課題の説明を聞くと、顧客が求めていることは同じで、顧客に必要とされている機能であり、それが販売できれば、その企業も顧客もハッピーになれます。短いプレゼンに込められた思い、機能が完結にまとめられていて、その資料のまとめ方、プレゼンの仕方、トータルにみて、新しいDXにつながると感じています。

プレゼンの仕方

プレゼンの心得、プレゼンの仕方を学ぶ研修はたくさんあります。でも、実際、自分たちの製品をどう販売していくのか、より実践に近い形のプレゼンを聞いたほうが、より効率的にプレゼンができるようになるのではと感じています。もちろん、論理だててプレゼンの方法を学ぶことはとても大事だと思います。しかしながら、実際の顧客に向かってプレゼンをしている、命を懸けているプレゼンを見ることで、自分もそのようなプレゼンがしてみたいと感じるようなりました。

DXのアイデアとプレゼン

日本人は、品質改善が得意です。一からものを作るより、今あるものを改善することが得意です。つまり、YouTubeで見たアイデアを改善して新たなDXプロジェクトとして始める、これが日本人の得意なDXの進め方なのではと思います。

投資家の質問も重要

そして、そのYouTube動画で、重要な点は、ピッチ後の投資家がプレゼン者に聞く質問です。(たまに、どうでもいいような、時間合わせ的な質問している人がいますがそれは無視して)ビジネスの課題、事業拡大に対する脅威、資金計画、ユーザの集め方、といった質問です。DXプロジェクトを成功させるためには、これら投資家がしている質問に、答えられなければならないと思います。十分にそのDXプロジェクトに意味があるか、検討するべきだということです。そうやって十分な準備をして、初めてDXプロジェクトが成功するのです。私がYouTubeで研究してわかった投資家が行う質問をまとめておきます。

投資家がする5つの質問

1)そのモノやサービスを利用するユーザをどうやって知ってもらうか、集めるか、広げるか [集客力]

2)そのモノやサービスの利益の源泉はどこか(どうやって儲けるのか)[収益力]

3)そのモノやサービスを展開することで世の中のどこに役に立てるのか [支援力]

4)そのモノやサービスを作ろう、提供しようと判断した根拠は何か [意義]

5)そのモノやサービスの品質をどうやって担保・保障するか [品質力]

まとめ

決して難しくない質問だと思います。よく考えて、自分たちのDXプロジェクトを成功させましょう。


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