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『コミュニケーションスキル』は,管理監督者にとって【超】重要です。というお話をします。

地方自治体の債権管理について,『明日からできる債権回収』をテーマに,過去の研修原稿をもとにして記事を書いています。
※ヘッダー画像は記事内容とは関係ありません。みんなのフォトギャラリーからお気に入りのものを使わせていただいてます。

どうもこんにちは,まっつんです。


今回のシリーズは「マネジメント」をテーマにお話をしております。滞納整理を進めるにおいても,マネジメントは重要なポイントになってきます。
このお話は,行政だけにとらわれない,一般的な話になりますので,みなさんもどこかの研修で聞いたことのある内容かもしれません。


今回は,成果につなげる効果的なチームワークを実現するために必要なスキルについてお話していきたいと思います。

効果的なチームワークを実現するためには,3つのスキルが必要となります。 

『コミュニケーションスキル』
『計画しまとめるスキル』
『問題解決スキル』

の3つです。

いずれも必要不可欠なスキルでありますが,今回の話では,組織内のチームワークを重点に置いておりますので,コミュニケーションスキルを中心に話したいと思います。

ここまでの話の中で,業務を行うのはチームであるとか,そのためには「ホウ・レン・ソウ」によるコミュニケーションが大切だということをお伝えしました。
それらを実践するためには,コミュニケーションを円滑にする能力を磨いておかなければならなりません。

おそらく多くの自治体でも滞納案件はもちろん人事評価などでも,担当者とのヒアリングを行っていることだと思います。
その際に,どのようにヒアリングを進めているか思い返してください。

担当者からの状況報告や説明を受けて,それに対して指示を出すだけで終わっていないでしょうか?
人事評価であれば,評価者から評価内容の説明のみで終わっていないでしょうか?

これって,上席から担当への一方的な伝達に過ぎないですよね。

コミュニケーションをとっていると言うにはちょっと無理があります。

ここで,ヒアリングにおける一手間をかけることで,今後の進捗が大きく変わることがあります。

ヒアリングの際には,上席からの指示・指導はもちろん大切ですが,担当の見解や意見にも十分に耳を傾け,時には提案を受け入れることや,やりたいことをやらせてみることも必要です。

ヒアリングも勤務時間を割いて実施していると思いますので,せっかく時間を割くのであれば有意義な意見交換,コミュニケーションの場にしてください。

そうすることで,新たな展開を見出すこともできますし,お互いをより理解することができ,次のステップが明瞭になるはずです。

ヒアリング以外のときでも,「〇〇くん,これについてどう思う?」とか「どのような見解かな?」とかテーマを投げかけて,少しの時間でもいいので意見交換ができればよりbetterです。

説明書き中段のカッコになっている箇所ですが,だいたいどういう言葉が入るかは想像できてきたのではないでしょうか。

説明書きの「しかし」以下を読みます。

コミュニケーションを考えるうえで最も大切なことは何何のものである。

ココに入るのは,コレです。

『双方向』です。

お互いとか相互とかそういう言葉に置き換えてもいいかもしれません。

業務において結果を出すことはもちろんなのですが,その前段として,お互いの意思疎通が円滑に図れる環境を作り出すことが,組織における管理監督者の『超』重要なミッションの一つであるといえます。


それでは,今日はここまでにします。
次回の記事も楽しみにしていてください。


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[引用研修]
令和4年6月29日 兵庫県徴収事務マネジメント研修
『地方自治体における債権管理の実務(マネジメント編)』

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