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人生を変えるための読書術 を読んで 自分の読書感や読書法と比較する

読書術の本は見かけたらとりあえず購入 としている小理屈野郎です。
そして、読書術の著書の読了数がそれなりにあるので内容や方法についてはある程度理解ができているので、比較的すぐに読み出して、読書ノートを作成。そして自分の読書にフィードバック することを繰り返すようにしています。

今回は、電子書籍を積極的に出している金風舎 という会社がありまして、そこからの新刊を俯瞰していると発見した著書がありましたのですぐに購入し、読んでみました。

読書ノートの内容自身はかなり厳しめなことも書いていますが、実際のところ個人的に自分の読書法・読書術・読書感を俯瞰してみると、偶然ではありますが著者のやり方を踏襲している と思います。
一部では著者の方が緻密にやっている ところも見受けられます。

では、始めていきます。

では、書籍のメタデータを貼っておきますね。

今回も読書ノートからの書評ですので、小理屈野郎の読書ノート・ローカルルールの凡例を以下に示しておきます。

・;キーワード
→;全文から導き出されること
※;引用(引用の背景で示されていることもあります)
☆;小理屈野郎自身が考えたこと


書名 人生を変えるための読書術
読書開始日 2022/11/20 15:44
読了日 2022/11/20 23:02

読了後の考察

構成としては著者のブログの内容を編集して一冊の本にしている。
金風舎、最初はかなり力が入っていると思われたが、ここのところブログの内容をそのまま著書にしているというパターンが増えている ような気がする。ちょっと良さそうな本は非常に高く(マエサワ税理士法人の著書も5000円を超えていた。そして電子書籍対応なし )、ちょっとマーケティングが間違っているのかもと感じた。
この著書については基本的にはまだ読書にはまっていない人を対象としている ような印象である。
自分でも意識していることを結構普通に書いている。唯一有用な情報だと感じたのは新聞の書評の取得方法
図書館に行って、開架している新聞記事の中から書評を探して、そこから必要な本を購入すればよい 、ということだ。これについては盲点だった。
家のそばに図書館分館があるのでそこに散歩がてら休日に行ってみる というのは良いかもしれない。
その他はたいていしていること。
知識の総復習、という意味では役に立ったと思われる。

キーワードは?(Permanent notes用)

(なるべく少なく、一般の検索で引っかかりにくい言葉、将来もう一度見つけてみたいと考えられる言葉)
#書評
#図書館の使い方

概略・購入の経緯は?

金風舎のホームページを見ていたところ、読書論(読書術)の本としてこれが上梓されていたため購入。
電子書籍としての発行らしい。
内容としてはどこまで深いかは分からないがとりあえず読んで今後の自分の読書術の足しにしようと考えた。

本の対象読者は?

読書に興味のある人
読書で結果を求めたい人

質問3 著者の考えはどのようなものか?

読書の定義

→著者は読書をするということは課題を解決すること、と定義してしまっているが、その様な感じで読書をすると、ジャンルが固定されてしまって思考停止が起こる原因になるのではないか?と感じた。
読み進めていくにつれて徐々にその傾向はとれてきている が、少し気になった。

著者の読書術

アウトプットを続けることが大事 
これについては個人的にも感じている。note記事で書評を上げることによってより深く読書ができるようになった ことは実感している。
また、読書ノートを作るためのフォーマットも重要であると考えたが、それについては言及がなかった
どのように著者は読書ノートや書評ブログを作っているのかちょっと興味があったがそこまでは述べていなかった。

読んだら動く
読んだ内容を実際に実践してみる。それで上手くいかなかったらPDCAサイクルを回す、というのが著者のスタンス。

多読
Kindleを使う、一つの分野を新しく開拓する場合は20~30冊まとめて買ってきて片っ端から読む。いくつか読んでいるとどれが正しくてどれが間違っているか、大体見当がついてくるし、熟読すべき本稼働か、ということも分かるようになる。
正しい情報を得て自分の頭を整理するには、大量のインプットをこなすことがポイント 、と考えている。
多読をすることによって著書(点)と他の著書(点)がつながって線になり面になることが出てくる。こうなればしめたもの。

思考時間の大切さ
読了することが大切なのではなく、読了したあとにどのようにその内容を自分で消化するか、ということが大事 。著者が挙げた例で言えば、読了にかかる時間より思考と実践に時間を費やしている人が多いようだ。

読むことは考えること、知識は忘れた頃に知恵になる

思考やアウトプットが伴わなければ、いくら情報を入手しても記憶には残らず単なる暇つぶしになってしまう
ゆっくりと情報をインプットして、思考する時間を作る

散歩も大事
視覚や聴覚・嗅覚など五感を使うので多くの発見がある。

→よい本を買っても、その場で読み始めなければ、積ん読になりそこから二度と発見されない場合がある(読む本には旬がある)

Facebook、Twitterは時間の浪費
スマホのアプリの位置を変えて目立たなくする だけでも効果あり。

→メディアの情報は自分の気分を不快にするものも多い。書物はそうではない(自分で選ぶので)。大概のメディアから垂れ流されている情報は不要なもの

「ビジネスbookマラソン(メールマガジン)」「No Second life(書評ブログ)」「Share読書.com などを参考にしている。

気分によって読み分ける
これは個人的には何度かトライしているが難しい

教養とは

→(幅広い読書をし、)総合的な判断を下すことができる
→矛盾し合う複雑なものを心の中に共存させることができること

その考えにどのような印象を持ったか?

著者が挙げている内容はほぼどれも自分で網羅できている。
図書館の利用法については先見の明があったと思う。今度の週末に行ってみようと思った。

印象に残ったフレーズやセンテンスは何か?

書籍情報を入手する手段

  1. 定期的にアマゾンをチェックする(以外におすすめがいけてる)

  2. 新聞広告、電車の広告のチェック

  3. 新聞や雑誌の書評をチェック

  4. 読書好きの人のメルマガをチェックする

  5. 本好きの仲間からアドバイスを受ける

  6. 定点観測する本屋を何店か持つ

  7. 待ち合わせ場所を本屋にする

  8. 図書館に定期的に出かける

  9. 新しい街では本屋を覗く

本を自分ゴト化する5つの方法

  1. 気になった箇所は、読書中に何度も読み返す

  2. メモをする

  3. Evernoteに書籍内容を整理し、時々読み返す

  4. 学んだことを人に伝える

  5. ブログやソーシャルメディアでアウトプットする(読書会なども使える)

読書の限界を広げる

  1. 新しいジャンルの本を絶えず読む

  2. 大量購読で一気に知識を得る

  3. 関連する書籍を見つけたら、迷わず購入

  4. メルマガやブログなど他社のレコメンドを参考にする

  5. 本好きの仲間と定期的に情報交換する

  6. 大型書店を定点観測する

書籍情報を仕入れる手段と重なるところが多い。と感じた

本を読んで行動に移す人は100人に一人、習慣化できる人は1000人に一人

私の母校は書物、よき図書館だ。残りの生涯をすべて読書に費やしても良いと思える(マルコムX)

類書との違いはどこか

読書術について詳細に触れているところ

関連する情報は何かあるか

読了型の読書術をメインにしている場合の電子書籍の上手い使い方について述べている。落合陽一氏とは違う一般的な使い方だと思う。

質問8 キーワードは?(読書ノート用)

(1~2個と少なめで。もう一度見つけたい、検索して引っかかりにくい言葉を考える)
#電子書籍
#濫読

まとめ

ちょっとした知識の整理にはなった。
今度の週末図書館に行くのが楽しみ。


いろいろと読書術の著書を読んでいるのですが、個人的には取り入れられる方法は大体網羅してきているようです。
これからは少しずつそれをアップデートするようにしていこうと考えています。

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