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fitbit charge5 を購入しました 自分の生活について思索する

今回、fitbit charge5を購入しました。

品物としては、フィットネストラッカー というやつです。
腕に時計のように装着しておいて、酸素飽和度、心拍、体温(皮膚温)、歩数、運動などを記録する ものです。
いわゆるスマートウォッチほど機能は満載ではありません(この機種でもスマホに電話がかかってきたことを知らせる機能をオンにすれば通知できますが、通話はできません)し、音楽再生のコントロールができるわけでもないです。身体情報をとるために特化したもの です。
以前には、活動量計 を使っていたことがありました。今回購入したトラッカーよりだいぶと検知できる項目が少ないのですが、活動量計を4年ほど真剣に使って16キロほど体重を落とすことができました

16キロほど減量したあとは、運動量の変化もそれほどなく、データをとっている意味を見いだせなくなったし、製造元のOMRONもこの手の機器を積極的に手がけなくなってきたので使用するのをやめてしまいました。
活動量計を使っている時も、データをパソコンに落として、それを経時的に見るということはできたのですが、今度購入したフィットネストラッカーはもっと精密に多項目を測れるようです。

購入の経緯

購入の契機になったのは、以前お話しした、親友のAさんと一緒にご飯を食べた時の話です。

お互いだいぶと年をとってきたので、健康管理は大事だね、という話をしているとAさんは、フィットネストラッカーを使って心拍数などを見ていたら面白いよ、とおっしゃってました。
まだまだ老齢というほどではない私たちなので、われわれの年代らしい健康管理 と思いました。

Aさんは

仕事で文章をパソコンに入力していると非常に心拍が上がっている。動かしているのは指先だけなのにびっくりするぐらい心拍が上がっているよ

とのこと。

おそらく交感神経優位(いわゆる闘争モードですよね)で頭脳を働かせて一心不乱に文章を入力しているからでしょう

ということを小理屈野郎はお話ししました。
ちょうどその頃、私も血糖コントロールが急に少し悪くなり、主治医の先生と相談の上持続血糖測定器を使って24時間の血糖をモニタリングしている ところでした。(現在も継続中です)
私も仕事で闘争モードになっている時はびっくりするぐらい血糖が上がっていて 不安になって先生に相談してみたのですが「そりゃそうでしょ。仕方がないですね」とあっさりと(良い意味で)あしらわれた、というお話もAさんにはしました。
どうやら小理屈野郎の場合血糖コントロールを悪くするのは睡眠時間の不足と、余分なものを食べている (朝ご飯に素うどんだけを食べていたのですが、ここのところ調子に乗って小さく切ったバウムクーヘンやワッフル、果物なんかもつまんでました)ことと予測しました。余分なものの摂取は、すぐにやめましたが、睡眠については朝起きた時の感触ぐらいしかなくて理論的に何をどうしたら良いか、というのがあまり分からない でいました。もちろん睡眠時間を長めにしたら良いのですが、現在の生活では今の睡眠時間以上に劇的に増やすのが難しい ので困ったなと思っていたところでした。

その後もしばらくフィットネストラッカーの話をしていて、睡眠パターンなども測定できる、というお話を聴き少しずつトラッカーに興味が引かれる ようになりました。

Aさんが帰られてしばらく考えていたのですが、メッセンジャーでトラッカーのおすすめをお聞きしたところ現在ご自分で使っているものを推薦されましたので、私もとりあえずそれを購入することにしました。

実際に使ってみて

アマゾンで注文しましたが、翌日夜には到着していました。
早速充電を行い(その間に夕食を済ませました;満充電で5~7日間使用可能 とのこと)、まずはアプリをスマホにダウンロード。その後は、アプリにいわれるとおりに設定を行ったところ20分ほどで設定完了となりました。

このトラッカーの製造をしているのはfitbitという会社で現在はGoogleのグループ会社になっているようです。
そういう意味もあり、もしgmailを利用している方であれば、そちらを使うのが非常に簡単で良い と思います。
また、アプリはAndroid、iOS用のものがあります。PCでのデータ管理はできないようになった とのことでした。

Suicaを持っている方はそれを登録して、改札などでも使える とのこと。小理屈野郎はSuicaを持っていませんので、この機能は使えません。また海外の一部の国ではクレジットカードを登録して支払いにも利用できる とのこと。これを利用する場合は、腕につけたまま利用することによってセキュリティを確保しているらしいです。色々できるみたいですね。日本での対応を行っているクレジットカードはほぼないようです(PayPayとソニー銀行だけのようです)。

いざ、使いだすとなると小理屈野郎的に問題になったのが、どちらの手首に装着するか 、ということです。
小理屈野郎は普段から左腕には時計をしています 。時計を収集するのがちょっとした趣味になっていて(結婚してからは購入などはできませんが)、父親も生前いくつか良い時計を購入していて亡くなった時に形見としてもらっていますので、月単位で時計をとっかえひっかえして楽しんでいます。
Aさんとお話をしていた時にもそのあたりの話題が出ましたが(普段からしっかりした時計をしているので、どこに装着するかを考えなければね、といわれました)、購入して、実際のものを見てから判断しようという風に考えてアマゾンに注文していたのでした。
トラッカーの実物を見るとほんと、時計と言うよりリストバンドみたい なものです。あと、設定でディスプレイを普段は表示しないし(手動での表示は可能)、手首を動かして自動で表示が出ないようにしておくと、単なるおしゃれなリストバンドにしか見えません。
ベルトはシリコン製らしく非常につけ心地が良いです。腕時計よりずっとし心地が良い です(苦笑)。色もあえてシルバーとブルーグリーンのストラップのものにしたので時計っぽくは見えません。
重さも本体が30グラムを切る程度です。
まずは左手に してみましたが、やはり時計に当たります 。トラッカーの本体も金属なので擦り傷がどちらにもつきそう です。そして、トラッカーの側面は時折使う必要があるので、これは却下 となりました。
最初はあまり乗り気ではなかったのですが左手での結果が上記のようなものなので右手にしてみました が、装着感は良好。字を書く時も邪魔にならない ようです。時計を右腕にするとあまりの邪魔な感じに閉口するのですが、このトラッカーについてはそのような感じは全く受けません。
ただし問題は、見栄え です。
左手に腕時計、右手にトラッカーとなります(ネットを見ていたら本田圭佑氏がこのような装着法をしているとのことですが)ので、長袖の時は特に問題ない (それでも手を伸ばすと両手に何かついているのは目立つような気がします)ですが、半袖になったらどうなるか 、というのは非常に心配なところでした。
利用しだして1週間程度経ちましたが、長袖の時はそれほど気にする必要は無さそうです。
半袖で仕事をする時(金曜日の新幹線通勤している職場)ではユニフォームの関係で半袖を着用しなければならないので、ちょっとヒヤヒヤしていましたが、誰も気にはしていない様子 でした。
ついでに左手の時計を外してトラッカーのみの装着 も試みてみましたが、今までの時計よりも軽すぎて、却って違和感 がありました。
ということで、当面は本田圭佑氏のスタイルで行こうと思います。(笑)

実は結果を見てどうするかが課題

測定結果はスマホでの確認を行うことになります。
結構色々な項目を測定できます。
基本的なところとしては、

  • 歩数

  • 歩いた距離

  • 消費カロリー
    等です。
    これらは最初の設定時に、身長、体重、性別等を入力する のでそれらも加味して計算をしたりしている項目もあるようです。
    それ以外にも毎日の体重や体脂肪率を記入 できたり、ストレス数値を睡眠や消費カロリー、活動から計算してくれたり、そのデータからどれぐらいの負荷をかける運動を今日はできるか、というようなことを予測してくれたりします。(基本的なデータ以外は3から14日間ぐらいデータをとってから精密な予測を出してくれる ようです)

個人的に面白いと思った項目が2点 あります。
1点目は、運動する時にかなり精密なデータをとることができる 、ということです。
具体的には、トラッカーで、今からする運動を選んで、スタートさせるだけでトラッカーに内蔵されているGPSのデータと連携してどれぐらい歩いたか、走ったか、とかその時の心拍数(一定以上の場合は、脂肪燃焼できている時間、有酸素運動になっている時間など)を記録してくれます。運動が終われば終了とすればOKです。スマホを一緒に持っていてもOKだし、持っていなくてもきちんと記録されるようです。GPSの精度もかなり良いようです。ウォーキングをする時にスマホを持ち歩く必要が無さそうなので、軽快で良いです。
一つ残念だったのは、運動の種類が少ない こと。スキーはもちろん入っていませんでした。スマホ(Galaxy)では、健康管理ソフトが入っているのですが、スマホを携帯しておけばスキーも認識してくれています 。アップデートで運動の種類が増えてくれればな、と思いました。

2点目は、睡眠中も腕にしておくことで睡眠の質が分かること です。
これが個人的には一番魅力的な機能 で、浅い睡眠、深い睡眠、レム睡眠、起きている状態 (就寝していても脳の活動としては起きているのと同じ状態の時もあるということをはじめて知りました)等を記録してくれます。
睡眠については特に操作をしなくてもちゃんと認識して記録をしてくれています
この結果を見てびっくりしたのが、お酒を飲んだ日の夜は心拍数が結構高いままが続いている ことです。もう少しデータが集まった段階で、どのような対策をとれるか、とるべきか、ということを考えていこうと思います。

気をつけるべきこと

このように便利なフィットネストラッカーですが、細心の注意を払って使おう と考えています。

結果に振り回されない

スマホに出てくる結果は、あくまでも結果 だということです。
そして、アプリが提案してくれることもあくまでもデータからの提案であり、かつてから考えるとその精度や程度は非常に高いと思いますが鵜呑みにしないようにしたい と考えています。
データにオーバーライドされない ような意識を持って使いたいと思っています。

結果を見る回数をある程度決めてしまう

トラッカーを装着しているというのは機能は限定されているとはいえスマホが腕に載っているのと同じような状況 ができるということですので、頻回に見るのがクセにならないようにしよう と思っています。あくまでもトラッカーはデータ収集装置 として、運動したあと(それも気になる時だけ)とか、寝る時とか、朝起きてしばらくしてから、とかタイミングを決めてデータを見てみよう と思っています(現在もそのようにしています)

まとめ

今回フィットネストラッカーを購入し利用しだしました。
たくさんの項目が計測でき、提案機能も充実しています。
ただし、その使い方には細心の注意が必要ではないかと考え、その理由について思索しました。
今後の健康管理の一翼を担っていく機器になって欲しいな、とも思いました。


今後は、測定できたデータと提案から、実際の生活との乖離や同一性を思索し、今後の方針を立てたい と思います。

その内容もnote記事にできればと思っています。

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