デジタル読書とポメラで学んだこと 3 色々な偉人がいる

デジタル読書から始まる、思索・対話から生まれる多様性からもう一つ、学んだ大きな事は文系の偉人のすごさに気づけたこと です。
今回はこれについて書いていきたいと思います。

理系の偉人のすごさ

今まで理系の偉人は理解するのは、小理屈野郎自身理系の大学を卒業しているし、いわゆる理系、と言われている職場に就職しているので、自分の関連しない理系分野の偉人の理解にもそれほど困ることはありませんでした。
理系の場合は、達成されたこと、とか証明したこと 、等が分かります。それを中心に考えていくこと、そしてそれによって起こることのインパクトである程度偉大さの類推や理解が出来る のです。

もちろん理系の偉人の著書も読んでみましたが、どの本もそれなりにしっくりとその偉人の偉業やその意義を理解することが出来たり、感動したりしました。
それによって、目の前がすっと明るくなる こともありました。

文系の偉人のすごさ

小理屈野郎と文系科目の関わり

小理屈野郎にとって文系の科目で、得意だったのは英語だけ でした。国語は点数に波がありましたし、古典はあまりスキではありませんでした。
歴史の物語や地理は好きですが暗記が多くちょっと不得手 でした。
ですので、デジタル読書においての文系の書物の始まりとして、歴史や地理の書物を読み出す ようになりました。
次に、宗教について素朴な疑問を持つ ようになってきました。
例えば、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教はすべてこと神を信じているのに宗教的な紛争があるのか?等です。
そうこうしているうちに、宗教の周辺分野(?)として、哲学なども食指が動くように なってきました。
そのような中でいわゆる文系の分野の中にも色々な分野があって、それらがあることによって世の中の多様性が担保されているのではないか 、思うようになりました。

読書や思索によって多様性を学んだ後見えたのは、文系の偉人の偉大さです。

文系の偉人と理系の偉人

文系の偉人のすごさで一番最初に気づいたのは知識の膨大さとそれらを統合する知の力 です。
小理屈野郎的にすごいな、と思う人はたくさんの本を読み経験を積んでいて、それらをうまく統合している 、と言うことでした。宗教を起点にしている人もいるし、歴史を起点にしている人もいる。そして哲学や思想的なものを起点にしている人もいると言うことに気づきました。
そして偉人の知識体系はさらに大きく相互関係 を結んでいる、と言うことに気づきました。さらに理系、文系の垣根を取っ払ってそのような相互関係をつくろうとしている人が理系の偉人よりたくさんいるのではないか 、と思うようになりました。

そのような目で見ると現存の人でも、そして過去の偉人でも注目に値する人はたくさんいることに気づくことが出来ました。

彼らの考え方を自分の中に取り込むことによって、自分の多様性みたいなものが醸成されてきている(まだまだですが) ことに気づくことになりました。

デジタル読書をして思索をすることによって色々な考えに触れることが出来ました。色々な考えがある、と言うことを知ることは多様性を認める、と言うこと ではないでしょうか?
そのことに気づけたという意味で、デジタル読書をして、その後読書ノートを付けたりすることによって思索した甲斐があったと考えられました。

まとめ

ここ3回にわたってデジタル読書から生まれる思索・対話とそれがもたらす多様性について思索してみました。
色々な人に会って対話することも大事ですが、対話するにはある程度自分で思索していなければならないし、その元になる考え方や思想を自分自身が持っていなければなりません。それらを構築するという意味でその一丁目一番地はデジタル読書では無かったかと思います。
知を多様性にまで昇華するためには、思索と対話が必要ですがどちらが先というわけではなく、その状況によってどちらかが自然に先に立つこと。そしてその後に残った方も必然的にしていかなければならないようになっている。2つがうまく走り出したところで多様性が出てくる、と言うことに気づきました。
思索をするにあたっては一人で考えることがある程度重要です。そこでペンでノートに書き出していろいろと考えるのも手ですが、小理屈野郎の場合はポメラが非常に大きな役割を果たしました。つくった文書はすべてデジタル化されているので再利用が非常に簡単で、文書作成時には最低限のネット機能しか無いのでノートとペンで思索するのと同じ便利さと没入感があると考えました。強いて言えば、図を書いたりすることが出来ない、と言うのが一つの問題かも知れません。これについてはEvernoteをうまく利用して、自筆のものを写真として取り込んだりしていくのが一つの方法を現在の所は考えています。
対話については、現在の所まだまだ対応が完全には出来ていない状態です。対話の元となるスペースはnoteであると考えています。
今後、記事を読んだ方と対話が出来るようになっていければなと思っています。

小理屈野郎の知の旅はまだまだ続きます。

今後もよろしくお願いします。

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