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快気祝い・快気内祝い 熨斗(のし)紙のマナーと書き方

お慶び事ギフト専門ECサイト コレカラモ です。

病気やケガで療養中にお見舞いをいただいたらお礼の品を贈りましょう。
今回は快気祝い・快気内祝いの熨斗(のし)紙の書き方・かけ方のポイントをまとめました。

■①水引:結び切り・紅白

水引とはのし紙中央の飾り紐のことで、快気祝い・快気内祝いは紅白の結び切りにします。
水引は結び方によって込められる意味が異なり、結び切りは一度結ぶとほどけないことから、一度限りであってほしい贈り物に用いられるもの。ケガや病気は何度もなりたくないですもんね。
逆に出産など何度あってもよいお祝い事のときは、繰り返し結び直せる蝶結びにします。

■②のし上:回復の度合いにより書き分ける

表書きの上段であるのし上には贈り物の目的を書きます。
この場合病気・ケガの回復状況によって異なるので、下記を参考にして書いてくださいね。

◎全快した場合→「快気祝」
退院後、お見舞いに来てくださった人に快復の報告を兼ねてお礼をするときに用います。「全快祝」と書くことも。

◎全快ではない場合→「快気内祝」または「内祝」「退院内祝」
退院したものの自宅療養や通院が続く場合に用います。

◎入院が長引く場合→「御見舞御礼」「御礼」
退院の目途がまだ立たず、ひとまずお見舞いのお礼を贈りたいときに用います。

◎お見舞いをいただいていない場合…のしは不要
職場の人に不在にしていたお詫びに渡すなどの場合はのしは必要ありません。

■③のし下:本人の氏名

病気・ケガをした本人の名字またはフルネームを書きましょう。

■④のし紙のかけ方

のし紙のかけ方には、包装紙の下側にのし紙をかける「内のし」と包装紙の上側にかける「外のし」があります。
快気祝い・快気内祝いは相手の慶事をお祝いするわけではなく、自分に関する贈答品のため控えめに感じる内のしにする場合が多いです。

しかし、内のし・外のしの使い分けは地域によっても異なるため、贈る相手側の慣習に合わせましょう。
また、郵送ならのし紙が破れないよう内のしに、直接手渡しなら贈答の目的が分かりやすい外のしにと、贈り方に応じて使い分けても。

■まとめ

回復の程度によって表書きが変わってくる点は注意が必要ですね。
正しいマナーで療養中お見舞いに来てくださった人に感謝の気持ちを伝えましょう。

お知り合いにお慶び事があったら、ぜひ、お祝いの贈り物を。


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