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体に悪い食品とは


体に悪い食品

「体に悪い」といってもさまざまな意味合いを持っています。
体に悪い理由を知れば、体に悪い食品がどのように悪さをするのかわかるでしょう。
体に悪い食品の特徴を分解すると以下のようになります。

①体内で代謝できない食品
②毒となる食品
③栄養素を奪う食品

①体内で代謝できない食品


人間は口から食べ物を入れたら、
胃を通り、腸に行き、必要なものは吸収して栄養とし、
不要なものは排泄します。

この一連の流れを代謝といいますが、
なかにはこの流れに乗れない食品があります。

それは食品添加物です。

別の言い方をすれば加工品です。

食品添加物には自然界に存在する物質の化学式をベースとしている天然添加物と、自然界に存在しない物質の化学式である合成添加物があります。

このうち体内で代謝ができないのは合成添加物の方です。

加工品の原材料表示を確認してみると、
意外と使われています。

たとえば

・合成甘味料(アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムK、サッカリンNaなど)
・亜硝酸Na
・カラメル色素
・臭素酸カリウム
・合成着色料(赤102、黄4など)
・OPP
・TBZ
・亜硫酸Na
・ソルビン酸N

などです。

動物実験では発がん性や免疫の低下など
が確認されたり、人間では喘息などの
アレルギーの報告があります。

このような添加物は、
商品に使い始めてから歴史が浅いことから、
人間の体にどのような影響を
持っているのか想定ができません。

ただ 1 つ伝えられることは、
自然界に存在しないものは、
人間には代謝できないことです。

代謝できないと血液の中を添加物がグルグルと巡り、
免疫細胞から異物と判断され、
炎症を引き起こす場合があります。

また、消化をするために消化酵素を大量に使い、
消化器を疲弊させます。

このようなリスクを回避するために、
無添加やオーガニックといった考えがあるのです。

続いて2つ目です。

②毒となる食品


毒は生物の生命活動の調和を乱し、
不調を引き起こす物質で、
場合によっては死を誘引します。

人間にとって毒となる食品は

・食品添加物
・重金属
・農薬

などです。

重金属は鉛、カドミウム、水銀などで、
大型の魚に含まれていることで問題になっています。

・マグロ
・カツオ
・サケ
・タラ

などの大型の魚は食べ過ぎに注意が必要です。

農薬は防腐や殺虫の目的で使用されており、
市販で購入できる野菜の大半は
何かしらの農薬が使われれています。

現在世界的に使われている農薬は
「ネオニコチノイド系」と「有機リン系」の 2 つです。

これらの農薬は主に神経系に作用し
、認知機能の低下や注意欠陥能力の低下を
引き起こすことが示唆されています。

オーガニック認証に有機JASマークがありますが、
有機JASマークは農作物に
一切農薬を使わず育てたわけではなく、
一部の農薬の使用は認められているのです。

ですので、農薬を完全に避けるためには
自分で育てた野菜しか食べないと
腹をくくることでしょう。

しかし、そんな極論を実生活で行うのは、ほぼ不可能です。

農薬を避けるのであれば、
残留農薬が多い食品を知っておくことと、
農薬の落とし方を知っておくことです。

残留農薬の多い作物は次の通りです。

・いちご
・ほうれん草
・ケール
・りんご
・ミニトマト
・レタス
・きゅうり

これらの食材は
生でそのまま食べる食品ですので、
農薬を気にするならば、農薬を洗い流すのが好ましいです。

残留農薬は、水ではしっかり落とせません。

しっかり落とす簡単な方法は、重曹水につけることです。
ボウルに水とひとつまみ程度の重曹を入れて、
残留農薬を落としたい作物を入れます。

30秒〜1分ほどつけることで、
残留農薬を完全とはいえませんが落とすことが可能です。

以上のように重金属や農薬、
食品添加物は体にとって毒となります。

③栄養素を奪う食品


栄養素を奪う食品に精製された食品があります。
精製とは特定の物質を選択的に集めることです。
具体的な食品に

・精製糖
・精製塩
・白米
・小麦

などがあります。

このような食品が「栄養素を奪う」とは、
どのような意味かわからないですよね。

食品は体の中に入ると、
消化酵素と栄養素によってエネルギーに変換されたり、
不要なものは脂質に変えたり、排泄されたりします。

自然界に存在する食品は、
食品に栄養素を含んでおり、
自身の栄養素を使って代謝を行える仕組みになっています。

しかし、精製した食品は
特定の物質を選択的に集めているため、
一般的な代謝の流れが行えません。

そこで、体内にすでに存在している栄養素や
他の食品の栄養素を借りる形で代謝を行います。

これが「栄養素を奪う」という行為の正体です。

栄養素を奪ってしまうと、
本来活躍すべき場面で栄養素を使うことが
できなくなってしまいます。

日常的に精製された食品を食べていくことで、
体の中の栄養素を失ってしまい、
体のさまざまな機能の低下が起こり、
不調に悩まされてしまうので、
精製された食品は体に悪い食品になるのです。

とくに精製糖は要注意です。

精製糖は白い砂糖のことですが、
家で使う分にはどのくらい使ったかわかるので問題ありません。

問題なのは加工品の方で、
どのくらい使っているのか不明です。

なかでも清涼飲料水缶コーヒーは吸収が早いため、
体内の栄養素をどんどん奪ってしまうと考えられています。

以上のように精製された食品は
ほどほどに向き合うことが重要です。

まとめ

・体内で代謝できない合成添加物は
体にとって異物となり、炎症反応を引き起こす可能性がある
・添加物、農薬、重金属などは体にとって毒になる
・白砂糖や精製塩、白米、小麦などの精製された食品は
他の食品や体内の栄養素を奪ってしまう



プロフィール


これちか

柔道整復師。

接骨院、整形外科で4年、1万人以上の患者さんを治療。
治療をしているなかで、病気の原因は食事だと悟る。

食事の本を中心に健康に関する本を100冊以上読破。
本を読む側から、本を出す側になる。
これまでKindle本を10冊以上出版。
Amazonのカテゴリーランキングで
複数回 1 位やベストセラーを獲得している。

趣味はお店の味の再現とサウナ。

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