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遠慮するなハラスメント

先日、先輩方に焼肉に連れて行ってもらった。

私はただで美味しいもの食べれるし、先輩方とも交流が図れるから焼肉屋に行くし直前までは楽しみにしていた。


いざ、焼肉屋に入ると「遠慮するな」という言葉が横行した。

注文をとるときには「遠慮せずに好きなもの頼みな」、肉が焼けたときには「遠慮せずたくさん食べな」と。

もちろん、先輩方は私のことを思って言ってくれているのだが、私にとっては辛かった。


先輩方と食事する際に「遠慮する」のは当たり前なのだ。しかも、新入社員という立場ならなおさら。

「遠慮する」ことが私にとっては居心地がいいのに、「遠慮しない」ことが善だというふうに言われると居心地が悪くなる。

さらに、「わしは遠慮せずにガツガツ来てくれる人が好きなんだよ」とも言われた。

体育会系のようなひとは、先輩に対してガツガツいくことに慣れていて当たり前のようにできる(または演じる)ことができるかもしれないが、私みたいな人間は「遠慮する」ほうがハードルが低いのだ。


とにかく「遠慮するな」という言葉を投げかけすぎないでほしい。

優しさにもなるが、圧力にもなるから。

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