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ハワイの光に呼ばれた気がする

今の仕事が落ち着いたら、ハワイに行こうかな。

突然こんなひらめきが降ってきたのは、きっと前の日にハワイを特集した旅番組を見たから。
青い空に碧い海、太陽はキラキラ輝いていて、そこにいる人たちは皆幸せそうな笑顔をしている風景は、まさに典型的なハワイのイメージそのもの。
それだけでも素敵だというのに、さらにハワイにはゆるい時間の流れとまったりとした空気が包み込んでいます。
なにもかもが許されるような、街全体が穏やかさであふれているハワイに、どうしても今行きたくて仕方なくなってしまいました。

私が前回行ったのが2014年なので、もう10年前のこと。
あの時の旅で自分的ナイスプランだったのが、到着してすぐに行ったロミロミというハワイアンマッサージだと思っています。
ロミロミには、すべての旅程が終わってから最後に行くつもりでいたのですが予約が取れず、たまたま初日になってしまっただけでした。ところがこれが大正解。
飛行機の疲れを洗い流すかのようなリラックスした時間に心身ともに癒されて、リフレッシュされた私はその後の数日間を元気に過ごすことができました。
10年も経っているときっとお店も変わっているだろうから、あの時のようなロミロミを受けられる可能性は絶対ではないけれど、なんとかして初日に入れたいプラン第一位です。

ダイヤモンドヘッドの日の出を見たり、朝食に美味しいパンケーキを食べたり、太平洋のど真ん中でイルカと一緒に泳いだり、有名なショッピングモールで買い物をしたり、友人とおそろいのムームーを着て海辺を歩いたり、一通り観光客らしいことをした旅行ではあったのですが、
10年経った今一番印象に残っているのは、朝一人で散歩をした時の風景です。

この日、私は早起きをして運河沿いを歩いていました。
なんとなく歩いていたらたどり着いた偶然の場所でしたが、水面に映る朝焼けがきれいで、新鮮な空気が気持ち良くて、どの場所よりもパワーを感じられる場所のように私には感じました。
ジョギングをしている人たちも気さくで挨拶し合ったり笑い合ったり。
この上なく穏やかで幸せな時間を過ごしました。

今の仕事が落ち着いたら、ハワイに行こうかな。
そう思い付いた時にまず頭に浮かんだのが、この朝焼けの風景でした。またあの場所を歩きたい、と思ったのです。
この運河は宿泊先のホテルのすぐ側でした。だからきっとまたいつか来られる、とあの時そう思っていたので、何という名前の運河なのか調べることはしませんでした。
けれど10年経った今、それをすごく後悔しています。
なぜならその宿泊先のホテル名をすっかり忘れてしまったから。
でも、行けばきっとその場所にたどり着けるような気がしています。
根拠はないけど、なぜか確信がある不思議。

不思議ではありますが、ハワイならそんな不思議なことも起こるんじゃないかと思えます。
ハワイには神々とのつながりがたくさん残っている神聖な場所だから、きっと目に見えない力が助けてくれるはず。

それでは、皆さま、良い夢を。


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