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プリンセス・クルセイド 用語解説 【プリンセス・クルセイド】

 ごきげんよう、皆さん。私の名前はインカローズ。私のことをご存じの方もいるんじゃないかしら。前回のストーリー&登場人物紹介ではお世話になったわね。

 今回からは、物語に登場する用語を解説するわよ。さあ、まずはこの言葉から!

プリンセス・クルセイド

 プリンセス・クルセイドとは、ウィガーリー王国に古くから伝わる聖戦である。当代の王の急逝などのやむを得ない事情により、未婚の王位継承権保持者が王位を継がなければならなくなった場合、王妃となる相手を決めるために行われる。聖戦への参加には聖剣の所持が必須だが、聖剣を持ってさえいれば、年齢、国籍、身分、性別等を問わずに誰でも参加できる
 聖戦の起源はウィガーリー国家成立以前に遡り、王都エアリッタの存在する土地に土着の習わしが由来とされる。

 この物語のタイトルにもなっている聖戦ね。ウィガーリーは力のある国ではあるものの、歴史はそう長くないの。国が成立してからこの聖戦が行われるのは……もしかして今回が初めてじゃないかしら?

※プリンセス・クルセイドのルール

 1.参加者は聖剣を所持し、所定の空間(チャーミング・フィールド)で闘う。

 2.人体の急所とされる部位への致命的な攻撃を受けた場合、その参加者は戦闘不能となる。

 3.戦闘において聖剣を破壊された場合、その参加者はプリンセス・クルセイドから排除される。剣の破壊は、直接の斬撃または斬撃波でなくては行えない。

 4.最後の1人となるまで聖剣の破壊を免れた参加者が、聖戦の勝者となり、王位継承者との婚姻の資格を得る。

 5.参加者は聖戦を続けている限り身柄を保障され、他者の生命を故意に奪わない限りは逮捕・投獄されず、法の裁きを受けることもない。

 要は相手を完全に闘えなくしたほうの勝ちということね。勝ち上がるには出来るだけ相手の聖剣を破壊したいところだけど、そうすると反対に自分がやられる可能性も出てくる。それを嫌って闘いから逃げ回ったり、中にはジェダイトみたいに闘いに参加している間の特権を悪用する人もいるわ。

 さて、今回の解説はこんなところね。それでは皆さん、またお会いしましょう!

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