見出し画像

私の16歳の頃と若干被るビルド・ア・ガール(あいたたた…)

まず僕は壊す〜♪って吉井和哉…いや、THE YELLOW MONKEYのFOUR SEASONSの歌詞であったなぁーってのを映画を観てから思いだしました。

ビルド・ア・ガールを鑑賞。

誰にでも訪れる刺激的な16歳の女のコのお話。

主演はブックスマートのビーニー・フェルドスタインほんとダサいけど1度調子乗ると止まらない調子こかせ系の役をやらせたらこの人の右に出る人はいないよ…。ってくらいの好演でした。

実はこの物語、音楽ライターのお話で
公開前から興味しかなかった。
なんせ実は私も若い頃は音楽ライターに憧れて
ミニコミみたいの作って配ったり、毎週欠かさず聴いていたラジオにハガキを書いてみたり、
最終的には好きなアーティストがNACK5でレギュラー番組持った時にどうしても聴きたくて有線引いてハガキを書いたりした事のある。激痛エピソードの持ち主だからである。

TwitterもInstagramもない当時。
ほんとうにこのハガキ職人として毎回読まれる。常連リスナーになることがおのれの承認欲求というか、ここが私の居場所ー!!!って感じで
地方だったけど、リスナー同士でライブ会場とかでワイワイキャイキャイするのが楽しかった頃を思い出した。(この作品の時代背景とちょうど同じくらいの90年代)

主人公のジョアンナは、文才があるので
ひょんな事で有名なロック雑誌の辛口ライターになるのだけど…。
正直…スカッとJAPANを見てるいるようだった。
ジョアンナの場合は家庭が貧しいし、家計の為とかいろいろな理由があるけど、家庭環境や学園生活。そして職場でまでもモヤモヤ…
モヤればモヤる程、ジョアンナのくじけない強さや処世術が輝くのだけど。。。

ジョンカイトと出会うまでは。

ジョンカイトが現れてからは、「16歳」が
爆発していた。

大人になりたい。でもまだ少し何かが足りない。
そんな年齢。

ジョンカイトと出会って
16歳らしい素直な気持ちと、何処にぶつけたら良いかわからない激しい感情が露になって良かった。

正直、彼みたいな仏なミュージシャンとかいるか?!なんて思うのだけど
彼の取った態度やフェアだったし、
初めから彼女を1人の女性として見ていた。
ほんと素敵な男性です。

でもわからないんだよジョアンナは。
まだ子供だから…。
(わ、私もかつては暴走しまくりだったなぁ…と
昔のあれこれを思い出してしまった)

そんないろいろな経験や失敗を重ねた彼女だったからそこ描かれたエンディングが素晴らしかったです。

ほんとスカッとJAPAN!!!
ならぬ、スカッとジョアンナ!!!

長い目で見て何かに夢中になったり
挑戦したり、失敗すること。
たまたまジョアンナは16歳の若さだっただけ。
もしかしてこれからも度々くじけるのかもしれない。けど、だいぶ年上だけどとめちゃくちゃ元気や勇気を貰えた作品でした。

そういえばキラーメイにSixteenって曲が
あったなぁ〜。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?