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ひと匙日記

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#又吉直樹

ひと匙日記 列

 列に並んでいる。又吉さんのイベントのための列。わたしは先頭から二列目だ。よし、いい位置に並べているぞ、と思う。すると途中で突然、先頭者が走り出した。わたしも慌てて後ろをついて行く。後方の人たちも「なに?なに?やばい!」と騒ぎながら走り出す。わたしは必死に走る。必死で先頭者について行く。なんとしてでも二列目を死守したい。わたしは走る。次第に列がぐちゃぐちゃになりはじめる。次々に抜かされる。全員がキ

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ひと匙日記 ×ソーゾーシー

7月13日(木)

 ×ソーゾーシーのライブへ。ゲストは又吉直樹さん。
又吉さんが事前に作った自由律俳句を元にした創作落語と創作浪曲。
めちゃくちゃ面白かった。
全部面白かったけど、特に浪曲は人生ではじめて見て、又吉さんもはじめてだったそうで「あの演目がデビュー戦で良かったんですか?」と仰っていたが、そのくらいお腹抱えて笑ってしまった。

今回は又吉さんがゲストということで行ったけど、ソーゾーシー

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ひと匙日記 又好山〜入山編〜

7月14日(金)

 二日連続又吉さんに会えて、HP完全復活。
 
 もともと文学方面から又吉さんを好きになったもんだから、漫才とかコントの又吉さんを見られることがすごく嬉しい。活発な又吉さんはわたしにとってとても新鮮でうれしい。もっともっと見たい。そして山本吉貴さんは頭の回転がめちゃくちゃはやい。すごい。ツッコミキレキレやのにやさしさもちゃんとある。かっこよかった。

ひと匙日記 電車のなかで本を読む

5月6日(土)

 満月。夏葉社の島田潤一郎さんのトークイベント。何回も泣きそうになって、いっかい溢れたら止まらんくなるのわかってたから、必死でこらえた。
サインもいただけて、「又吉さんのファンで…」と声震えながら言ったら、すごく気さくにお話してくださった。もう一生夏葉社と島田さんを応援すると誓う。そして本を読む。

ひと匙日記 母へ

5月16日(火)

 部屋にピース又吉直樹さんの著書「月と散文」が四冊ある。特装版が一冊と通常版(松本大洋先生装丁)が三冊。そのうちの二冊はサインが入っている。特装版は別にして、なぜ通常盤が三冊になったのかと言えば、

①発売日前日に書店に行くと「著者サイン本」と書かれた本が置いてあり、思わず手にしたもの。
②発売日当日に「やはりサインはいつか直接書いていただきたいな」と思いサイン本ではない本を買

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