精神科24時



2週間に1回の通院。
『2週間ぶりだね~』と先生の発言こら始まり、そのあとに『どう?最近は?』と聞かれたので、「最近、若干躁状態な気がします。仕事も急にやる気が出て残業したり。」
『そっか、やる気出ちゃったか(笑)』
『イライラしたりとかは、どう?家でイライラしたりする?』
「いや、弟が働きだしたので弟とは関わらなくて済むようになりました。」
『弟さんは、お家から通っているの?ちゃんと自分の時間は取れているのかな?』
「はい。でも朝早く家を出るし、私も夜は早く寝るので彼とは関わっていないです。」
『そうなんだね。適切な距離感が保てているのは良いね。最近、ストレス解消はなにかしている?』
「最近…お金がなくて外で使うことはないです。」
『お金は、使いすぎたりしていない?』
「使いすぎて…いるかもしれない」
『何に使っているのかな?』
「先月は1週間ホテル暮らししていたのと、あとUber Eats」
『でも、先月は体調悪かったからホテルにいたんだもんね。それ以外は?』
「そうですね、メルカリや楽天でクレカ使っているのでそれかもしれないです。」
『クレカねー!(笑)』
『ちょっと上がっているみたいだから、オランザピン増やすね。』
「あの、クエチアピンとオランザピンの違いって何ですか?」
『躁のときと鬱のときで使い分けるんだ。オランザピンは、躁のときに使って、波の幅をゆるやかにする効果があるんだよね。その時の体調によって使い分けるから、前の先生(こんぴー)は、クエチアピンを今まで出していたのかもね。』と、手で波を描くジェスチャーをしながら、なあ先生は教えてくれた。
『他に何か質問とかある?』
「手帳と自立支援の診断書を書いてもらいたいです。」
『診断書ね。ちょっと時間かかるから次の診察で受け付けに聞いてね。』
と言われて今日の診察は終わった。

今日は全身ピンクのワンピースを着たおじさんが隣に座っていたし、帰りに精神科のベンチに座っていたら、急に救急車止まって、病院から白衣を着た人々がぞろぞろ出てきて1日でTHE精神科病院を体感した。

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