Konose

音楽と文章中心の創作を行っています。趣味なのでクオリティに関しては寛容な態度でお願いし…

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音楽と文章中心の創作を行っています。趣味なのでクオリティに関しては寛容な態度でお願いします。ここで公開する全ての作品はKonoseの知的創作物ですので、無断転載やアップロード等の著作権を侵害する行為は禁止させていただきます。何かにご利用される場合には、お声掛けください。

最近の記事

今朝、あれこれ思ったこと

今回の国際イベントに関する騒動について、思ったことについてまとめてみる。 私のスタンスは以下の通り ・O氏とK氏を混同してはならない ・K氏は国際イベントのDとしての器かは疑問だが、記事には不足・問題がある ・そもそもなぜこの時期なのかを考えると闇 まず、今日の速報の前から大炎上していたO氏について、おそらく周辺情報も含めて10本くらい記事を読んだ。この記事をわざわざ読みに来るほどの暇人、あるいは情熱家であれば説明は不要だろうが、障碍者いじめを自慢するような記事が見つかり

    • 【戯言】なぜノーマスクが威力業務妨害なのか

      ※私見です  先日、ある男性がノーマスクで店に入り、店主の注意に従わず「客に何を言っている」と逆上、退店の指示に従わず居座った挙げ句、最終的には周囲に暴力を振るったというニュースがあった。当然の話として暴行は犯罪行為であり、許されることではない。また、「客に何を言っている」といういわゆる「お客様は神様」理論を振りかざして好き勝手しようとするのは人間として低俗であると思っている。今回書きたいのはそこではなく、その男の行為が「威力業務妨害」に当たる理由である。  この件について

      • 「GOODBYE WORLD」

        無限に広がると信じていた世界が、もうすぐ終わる 無限のような時間を捧げた世界が、もうすぐ終わる 君と一緒に駆け抜けたあの日々が、懐かしい ここでしか会えなかった君がいた日々が、懐かしい 毎日のように一緒に過ごし、一緒に一喜一憂した 毎日のようにくだらない話をして、ゲラゲラと笑った 次第に君といる時間は短くなって、気がつけば僕しかいなくなっていた それでもいつか君が戻るかもしれない そう思って毎日を過ごした そうして、無駄に過ごした世界が、もうすぐ終わる 僕達が出会い、共に

        • ふたりのたび

          今日はどこにいこう どこがいい? きのうはどこにいったっけ うーん、わからない ぼくもわからない そうか うん 今日はどこにいこう どこがいい? うーん、そうだな あの大きなたてものにいこう おもしろそうだね うん、おもしろそうだ でも、なんでおもしろそうだとおもうんだろう わからない わからないね でも でも? そこにいけば、わかるかもしれない そうかもしれないね うん じゃあ、いこうか うん、いこう

        今朝、あれこれ思ったこと

          20170331

          子どもが転んだ 血を流している 痛そうだ 痛いのは嫌だ 子どもが泣いた 涙を零している 悲しそうだ 悲しいのは嫌だ 子どもが笑った 笑顔を見せている 楽しそうだ 楽しいのは好きだ 誰が転んだ 誰が泣いた 誰が笑った なぜ転んだ なぜ泣いた なぜ笑った お前の見ているそれは本物か 仮にそれが本物だとして その感覚は本物か その想像は本物か その感情は本物か お前は 本物か Konose

          「ベネッセ漫画のアレ」に関する適当な話

           一応教育学部を卒業した+教育系の仕事をしている身なので適当に語っておこうと思う。  タイトルにある「ベネッセ漫画のアレ」とは何かというと、掛け算の立式において「A×B」を「B×A」にして不正解になっていることについての異議申し立てというか、「ここまで厳密にする必要があるのか」というものだ。答えが一緒になる(交換法則が成立する)ことから、「掛ける数と掛けられる数を考える必要はない」という感覚なのだろう。しかしこれは「掛け算だけ」を見ているから言えることなのである。  算数

          「ベネッセ漫画のアレ」に関する適当な話

          タイトル未定

          どうやっても良いタイトルが浮かばないので公募します。 ピアノ曲です。暗いです。ゆっくりです。一応人間が弾けます。

          タイトル未定

          タイトル未定

          回顧録(2/3)

          ※この作品はフィクションです。  「回顧録」。表紙には美しい筆文字でそう書かれていた。箱と同じ色をしたその本を友人が箱から取り出し、一通り装丁や状態を確認した結果、箱と同様、かなり前に作られ保管されていたものであること、また箱に入っていたためか、紙の劣化はあるものの、虫食いや破損は見られなかったこと、そしてこの本が手作りであることだけが分かった。彼が手に取り、こちらに差し出す。 「開けてご覧」 「君は開けないのかい?」 「興を削がれたからね」 「どうしてだい?」 「これは我

          回顧録(2/3)

          回顧録(1/3)

          ※この作品はフィクションです  かれこれ10年近く前のことになる。私は友人の家に遊びに来ていた。友人宅は旧家のような趣きのある一軒家で、閑静な住宅街にひっそりと、しかし厳かに存在していた。私が引き戸の門の前にある、唯一現代的なインターホンを押すと、友人の声がした。私の来訪を告げると友人は「ちょっと待ってて」と言って通信を切った。  1,2分ほど待っただろうか。ようやく引き戸が小さな音を立てながら横に滑り、友人が現れた。門から玄関までは10メートルもなく、また私は何度もこの

          回顧録(1/3)

          「真贋」とは何か

           熟語には反対の二つのものを並べるものが多く存在する。例えば「静動」「生死」「上下」「盛衰」などだが、これらは対極の二つを並べているのか、二つしか存在しないのか、という点に着目すれば、さらに細かな分類ができるだろう。  「静動」「生死」のような熟語は完全分離の二物を並べている。「静」は「止まっている様子」を表すが、「止まっていない状態」というものを考えればそれはつまり「動いている」ということになる。「生死」についても同様であり、「生きていない」のであれば「死んでいる」という

          「真贋」とは何か

          心無い言葉

          ※この作品は以前「こえ部」にてお題として投稿していたものです。 ある日、彼と喧嘩をしたの。 なんで喧嘩になったのか、もう覚えていないけど、 ついカッとなって、思わず、 彼に心無い言葉をぶつけたのよ。 それは、彼が周りによく言われていた言葉で。 それは、彼が一番傷つく言葉で。 それは、私が絶対言ってはならなかった言葉。 本心ではなかったのだけれど、 咄嗟に口にしてしまったの。 自分の発した言葉が信じられなかった。 彼は、一瞬、ほんの一瞬、悲しそうな顔をして

          心無い言葉

          万能じゃない

          ※この作品は以前「こえ部」にてお題として投稿していたものです。 ねぇ、いい加減、むかつくんだけど。 いつも君って黙ってるよね。 自分の思いを口にしないで、俯いててさ。 やりたくないことまでやって、自分を追い込んで。 それとも、 『相手は自分の気持ちを分かってくれる』 とか自分勝手な妄想でもしてるの? ……ほら。 こんなこと言われても、何も言い返さない。 人間ってさ、万能じゃないんだよ。 自分の事で精一杯で、 相手の気持ちなんてわかるわけない。 それこ

          万能じゃない

          生きている実感

          ※この作品は以前「こえ部」にてお題として投稿していたものです。 何もない部屋で 退屈な時間を過ごす 毎日が同じ事の繰り返しで まるで機械仕掛けの人形になった気分がした そこで私は 自分が生きているのだと実感するために 大きく息を吸って、止めて 止めて 止めて 止          め                    て ふう と域を吐きだす そうしてやっと まだ大丈夫 私はここで生きている そう感じる Konose

          生きている実感

          馬鹿ばっか

          ※この作品は以前「こえ部」にてお題として投稿していたものです。 所詮、この世は馬鹿ばっかだ。 お前みたいにせこい悪事を働く馬鹿もいれば、 国中巻き込んで私欲を満たそうとする馬鹿もいる。 んで、そいつらを殺したいと思ってる馬鹿もいれば、 それに応えて殺しちまう、俺みたいな馬鹿もいる。 まぁ、そんなわけだ。 恨んでもらって構わないぜ。 恨まれるのも、蔑まれるのも慣れてるからな。 じゃ、あばよ Konose

          馬鹿ばっか

          分かっていても

          ※この作品は以前「こえ部」にてお題として投稿していたものです。 ごめんね。 やっぱり僕には、これしかできないみたいだ。 散々悩んで、苦しんで、 他人にバカにされても、それでも。 僕はこの道を進むよ。 明日死ぬって分かっていても、 僕にはこれしかないんだ。 ほんとに、ごめん…… Konose

          分かっていても

          ようやく好きになれた

          ※この作品は以前「こえ部」にてお題として投稿していたものです。 俺なんかのことを気にかけて、 毎日説教たれてくる。 最初はウザかったのに、 いつの間にか楽しくなってたんだよ。 お前と話すのも、遊ぶのも。 ずっと一緒にいたい、って、初めて思った。 誰も好きになれなかった俺が、 ようやく、ようやく好きになれたのに、 言い出せなかった結果が、これかよ…… 守ってやれなくて、ごめん―――― Konose

          ようやく好きになれた