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カレー大戦争


ツイッターで偶然見つけたこちらの方のイベントが楽しそうだったので、参加させて頂きます!

今、人生で初めて古着屋に買取査定を出した帰りである。
段ボール一箱分はめちゃくちゃ重たかった。途中で諦めて知らない質屋に放り込もうと思ったが、ギリギリ理性を保って某有名古着屋まで運んだ。

私は意気揚々だった。
ゴミになるものがお金になるなんて、有り難えという気持ちである。

合計21点ということで、ネイル代くらいは浮かないかしらと淡い期待を寄せた帰り道、査定のレシートを見て驚いた。

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に、にひゃくごじゅうにえん?!?!

二度見とはこのことである!!

確かに私は余りブランド品を好まないので、所謂名前の付いた店では買わないが、これでも自信を持って選んだ服を買ってきたつもりだったのだ!
これはお天道様もビックリだ!

店員さんが鼻で笑ってないか確認したが、表情は微動だに変わっていなかった。
私は「へへっ」と言って、査定終了のサインをした。


ということでヘトヘトになった身体を休めるべくカレー屋へ入った次第である。
因みに1番安いチキンカレーを頼んで900円。
既に買取査定を大きく上回っている。

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わーい!おいしそー!
こんなに本格的なカレーを食べるのは久しぶりだな!


ところでカレーといえば、我が家では歴史に残る大きな出来事がある。
それはもう随分と昔の話ではあるが、
父が出張の日に、晩御飯がカレーライスだった日があり、
父は帰宅後クンクンと部屋の匂いを嗅いで「お前たち、カレーを食べたな?!」と激昂した事件である。
父はカレーが大好きなのだ。
彼曰く、「俺が居ない日にカレーを食べるなど、なんたることだ!」とブチ切れた。


あまりにもしつこく怒るので、これまたブチ切れた母は逆襲として毎日父にカレーを作った。
来る日も来る日もカレーである。
丁度1週間経った晩、父はとうとう母に白旗を揚げた。

「カレー、もう良い」と。


日本昔ばなしかよ。
我が家はこの事件を「カレー大戦争」と呼んでいる。

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