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このみ
2020年10月25日 01:40
昔、小学生だった私をシリア・ダマスクスの魔術的な街並みに連れ出してくれたのは、シリア生まれのドイツ人作家ラフィク・シャミによる『夜の語り部』という本でした。その後私は、実家にこの本を残したまま上京してしまい、長い間再び手に取ることがありませんでしたが、少し前に古本屋でラフィク・シャミという名前を見かけたとき、懐かしい気持ちでついそのまま買って帰ってしまいました。それが、今回ご紹介する本『夜と朝の