マガジンのカバー画像

#このひだより

21
インタビューギフトサービス「このひより」からのお便りです。新着情報や、運営チームの想いについて定期的に発信しています。
運営しているクリエイター

#このひより

「インタビューって、なんだろう?(前編) 」このひより座談会Vol.1 #このひだより

インタビューギフト『このひより』として、さまざまな記憶・思い出を文章にして残してきたこの3年間。人の内側にある思い、発せられる言葉に向き合ってきた私たちですが、プロジェクトを進めるなかで「インタビュー」そのものについて考えたことってなかったかもしれません。 『このひより』は、誰かの大切な記憶について伺っていく時間を、とても大切にしています。この形になったのは、私たちがインタビューという行為そのものに魅了され、実はなにか大きな可能性があるのではと信じているからだと思うのです。

インタビューギフト「このひより」正式版リリースのお知らせ

「大切な記憶を、言葉に。」 そんな想いで2020年にスタートした「このひより」は、大切な人の忘れたくない記憶を言葉にし、本として贈る“インタビューギフト”のサービスです。 3年に渡るβ版期間を経て、本日2023年1月10日より、正式版サービスをリリースしました。今回のnoteでは、改めて「このひより」のサービス内容をご紹介します。 「このひより」とは一緒に思い出を振り返りたい方や、この機会にゆっくりと想いを伝えたい方への贈り物として。あるいは未来の自分に、今ある気持ちや

インタビューギフト「このひより」β版を終了

2020年10月にスタートして以来、およそ3年に渡って運営してきた「このひより」。ありがたいことに何組も贈り手さま、語り手さまと出会う機会をいただきました。 これまで、完成後のフィードバックなどをお願いする前提で ¥50,000(税別)で提供していたβ版ですが、一定の実績が蓄積されたことから、終了を決定いたしました。少しサービス内容や価格を微調整させていただき、2024年の年始に「正式版」としてリリースする予定です。 何が変わるの?このひよりライターと一緒に、贈った相手(

3年越しの合宿と、次なる展開 #このひだより

2020年10月にインタビューギフトサービスの提供を始めて、まもなく3年が経ちます。 以前も書いたように、『このひより』の運営メンバー3人はみんな異なるバックグラウンドと仕事を持っていて、所在地もバラバラ。立ち上げから今に至るまで、ほとんどの打ち合わせをオンラインでやりながら、取材/執筆/編集/デザインなどの役割を補いあってきました。 そんな『このひより』ですが、実は2023年夏、はじめての合宿を開催したのです……!場所は僕(佐々木)のホームである滋賀県。コロナ禍を経て、

メンバー紹介③「佐々木将史」 #このひだより

『このひより』運営メンバーの染谷です。 2022年も明けて、少しずつ日常が動きはじめましたね。突然ですがみなさん、今年の目標はなにか考えましたか?私たちは、チーム『このひより』として叶えたい目標をいくつか立てました。そのうちの1つは「今年こそ、滋賀に集合!」です。 そう、滋賀県はメンバー唯一の関西在住者・佐々木がいるところ。これまでの他己紹介記事でも何度か触れているように、私たちはまだ全員で顔を合わせたことがありません。 ただ正直、大きな問題は感じていないんです(もちろ

メンバー紹介②「染谷楓」 #このひだより

『このひより』運営メンバーのウィルソンです。構想を練り始めてから実際の立ち上げ、運営までずっと3人で歩んできた私たちにとっては、あっという間の2年半が経ちました。 前回、佐々木が書いてくれた記事(恥ずかしながら私の紹介です)にあったとおり、これまで100%オンラインでのミーティング。サービスのコンセプトづくりも具体的な制作過程も、滋賀に住む佐々木とは実はまだ一度も会ったことがないままここまで来ました!(お互いの背の高さや、マイクを通さない生の声も知らない、という不思議な関係

メンバー紹介①「ウィルソン麻菜」 #このひだより

『このひより』運営メンバーの佐々木です。 インタビューギフトのβ版をスタートさせてから1年が経ちました! コロナ禍の影響もあってなかなか対面でお話を聞くのが難しい状況ですが、コンセプトの“一緒につくる”を大事に、ご依頼をいただいた「贈り手」さん、「語り手」さんの意見をお聞きしながら少しずつ制作を続けています。 できあがる本の中身ももちろんですが、みんなで思い出を振り返る日(=「この日」)の時間そのものも、僕たちはすごく大切だと捉えています。 どうすれば楽しくあたたかい

父の「人生」をインタビューして贈った話 #このひだより

師走です。このひよりメンバーも、あっという間に過ぎていく日々にどうにか食らいつきながら1年の終わりを迎えようとしています。 コロナ禍で対面インタビューを自粛してきた私たちですが、「先になってもいいから」とお待ちいただいている方もいらっしゃいます。(本当にありがとうございます……!!)私たちも「もう動き出してもいい頃か、いやまだか」とニュースとにらめっこしながら、2021年の後半を過ごしてきました。 もどかしいなかで、サービスの細かな改善を重ねてきた1年でした。「少しでも今

ロゴができるまで #このひだより

大切な記憶を文章に残す、インタビューギフト『このひより』。β版をリリースしてから、はや8ヶ月がたちました。 現在は、ご依頼いただいた方にコツコツとインタビューや本をお届けしながら、ギフトのあり方を日々見直しています。 あまり前例のないサービスだけに、ときに考えが揺れることもありますが、そんなときに立ち返るのは『このひより』のロゴ。私たちが大切にしたい核がここに、ギュギュッと詰まっているのです。 実はこのロゴ、β版リリースのタイミングで生まれ変わった2代目。今回は少し記憶

この時代になぜ「閉じたストーリー」を残すのか #このひだより

このひよりのサービスについて、メンバーが語る『#このひだより』。ちょっと久しぶりの更新になってしまいました。 β版をリリースして以降、いくつかのご依頼をいただき、長引くコロナ禍の影響を受けながらも少しずつインタビューや原稿づくりを進めています。 先日は事前サンプル以来の、初めての「本」をひとつ完成させ、無事に依頼者の方にお届けできました。その後、このひよりを利用してみての感想を、受け取ったときの感情とあわせて丁寧に(本当に丁寧に…!)フィードバックいただき、メンバー3人で

仲間の「独立」にインタビューを贈った話 #このひだより

サービスのβ版リリースから、はや2ヶ月半。 この間、本当にありがたいことに「このひよりをプレゼントしたい」という声をいくつも頂戴し、事前のヒアリングや招待状の発送、さらには実際のインタビューまでさせていただくなど、慌ただしい年末を過ごしています。 メンバーを信じて早々にご注文をくださった方には、まず何よりも感謝しています…! 一方で、まだ立ち上がったばかりのサービスで口コミ評価もなく、「どんなときに使える?」「ちゃんと本になるの?」と疑問を持つ方も当然いらっしゃるはずで

インタビューギフト「このひより」β版リリースのお知らせ

1年かけて準備してきた、インタビューギフト「このひより」。残しておきたい大切な記憶を、言葉にして、文字にして、本として贈るギフトです。 どんなものなら喜んでもらえるだろうか、と考え続けたこの1年。私たちの想いを詰め込んで、形にしてきました。あとは、実際にインタビューギフトを依頼してくださる方たちの声とともに、より良いサービスにしていきたい。 今回は、β版という形でリリースする「このひより」を通して、率直にご意見やフィードバックをくださる協力者を募集します。 「このひより

言葉を、紙の本にのせて。

故郷の記憶、祖父母が教えてくれた昔話、結婚した日の光景、子どもが生まれた日のこと...…。 今は鮮明に覚えていても、日々を過ごす中で淡く薄れていってしまう。そんな記憶を、言葉にして大切に残し続けたいという願いから、私たち『このひより』の活動は始まりました。 前回の記事では、“インタビューギフト”の実現に向けて一進一退の、私たちのリアルな姿をお届けしました。(サービスをつくるって大変...…) 今回は、私たちの本の形が決まるまでのお話をします。 (執筆/染谷楓) どん

「誰に、なにを届けたいの?」私たちの歩みと葛藤

大切な誰かに“インタビュー”を贈り、本にする『このひより』を開発中の私たち。前回は今考えているサービスについて、メンバーの佐々木が記事を書いてくれました。 「インタビューしたものが、本になる」 それだけを聞けば、なんだかずいぶん簡単なもののようで。私たちもプロとして取材や執筆をしてきた身なので、なんとなく、完成までの道筋は見えている気がしていました。 ところがリリースが近づくほどに、その道のりの長さが見えてきます。 ウェブサイトは?注文の受付と対応は?スムーズに取材で