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永遠なる序章

1420年。
これは、「和」を宣言してからの年数です。
こんなにも多くの時がおとずれて
いくつもの時代を経ていったけれど
宣言された「和」は
いまだ実現できずじまい。
膨大な時であるけれど
それは序章だったのかもしれません。
いつの日か本章が始まって
そこからは「和」の物語が
紡がれていくのかも知れないけれど
同時に寂しく予感するのは
この序章はとこしえになる可能性もあるということ。
それでも私は求めてゆこう。
「和」の願い「輪」の希望
それが永遠なる序章であったとしても
「和」をともしびとして進んでいこう。
なぜならそれこそが
生きる力につながるから。
どんな時でも
みずからを失わずいる礎となるから。
日本に、生まれてきたのだもの。

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