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箱根本箱で本との関係性を考える

ブックホテル「箱根本箱」に滞在したのは、新緑まぶしい5月なかばのことでした。

「日販あしかり」を大幅リノベーションして約12000冊にも及ぶ本を取りそろえた、かつてない「ブックホテル」というコンセプトでオープンしたのは2018年8月。
 箱根本箱の存在は知っていたものの、そこまで行きたいとは思っていませんでした。
 ただ、本づくりのプロジェクトでもある【本気の文章講座】という、かなり特殊な講座をスタートしてから、あらためて本について考えることが多くなり、箱根本箱の取り組みを肌で感じてみたいと思ったのです。

ドアが開くと本に囲まれた光景が広がる
座り心地の良さそうなチェアが随所に
壁一面が本!という空間は文句なしにときめきます
オーガニックな雑貨や食材を扱うショップ

「本屋でも図書館でもなく、旅館でもない」と、箱根本箱のコンセプトにもあるように
優雅なおこもり滞在をする場ではありませんが、本の「今」と「これから」を考えていく上で、とても刺激になりました。

一冊の本との出逢いが生き方に対する意識を変え、
その人の人生を変えてしまうことが、時にはあるものです。

箱根本箱の存在は、その可能性を与えるものといえるのでしょう。

マウンテンビューのデラックスツイン。シンプルなお部屋です。
目の前に箱根の山を望む
テラスには露天風呂が。でも、大浴場の方がおすすめです
北欧家具だろうか
むき出しのコンクリート、私にはちょっと難だった

お食事は「箱根のローカルガストロノミー」

お食事は「オーガニック&クレンジング」がテーマの自然派イタリアン。フードディレクターは佐々木祐治さん。

ディナーのアペリティフです

気持ちの良い空間で朝ごはん

朝日の差し込むレストランでの朝食は、ディナー以上に印象的でした。

滞在記、よろしければ動画でご覧ください。


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