「三人娘」を歌にした。
十六夜杯が近づいてきてますね。
その十六夜杯のプリ企画「芸術から一句」に駆け込み投稿、滑り込み投稿?しますね。
時空を超えて驚かせてくれたこの絵で短歌を詠んでみました。
1974年の暮らしの手帖の表紙の絵です。これを見た瞬間クロウサは「なぬ?!」となりました。だってこの三人は左から「一花、香、お琴」でしょ。どう見たってそう見えます。
48年前にこの絵を描いた花森安治さんは拙著「結婚したい女たち」を予言していたのでしょうか?
どういう三人を表している絵なのかは見た人によって違いますが、私には「結婚したい女たち」の三人娘に見えるのです。
まだクロウサが生まれてもいない、生命の種にもなっていない48年前のことですから当時のことは分かりませんが、三人組が流行っていたのでしょうか?キャンディーズ?花の三人組?←聞いたことのある言葉を書いてみました。
「花の三人組」って何だろうって自分で書きながら気になったので調べてみたら「花の中三トリオ」のことのようです。1970年代のアイドルなので、この三人の絵なのかもしれません。
この絵がなぜクロウサの手にあるかと言うと、暮らしの手帖の付録であるはがきに印刷されていたんです。絵葉書です。これをクロウサはポストカード入れへ大切にしまいました。できることなら今年出版予定の「結婚したい女たち」の表紙に使いたいですけど、まだ50年経ってないから著作権フリーではないですよね。
気になって著作権について調べてみたら、なんと50年から70年へ延長されていました。高齢化社会だからでしょうか?いろんな寿命が延びてますね。
絵についてあれこれ書いていてすっかり忘れていましたが、この記事は短歌を詠む記事でしたね。この絵から読んだ短歌はこちらです。
人は皆自分の道を歩いていると思い込んでいます。しかし果たしてそうでしょうか?
みんな同じ道を歩いていて、歩き方が違うのだけではないでしょうか?
「人類皆きょうだい」じゃないけど、「人類皆同行者」「人類皆併走者」。
「結婚したい女たち」の三人娘たち、最後はめでたくみんな結婚しましたよね。人類は皆最期に死にますよね。ゴールは同じだなって思います。
アラサー女三人が「結婚」のために奮闘する「結婚したい女たち」、もうすぐ出版です。お楽しみに~♪
クロウサ/木花薫
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